2月議会は来年度の予算を審議する。
平成24年度佐倉市一般会計予算案に2年制コミュニティカレッジ1300万円という新規事業がある。
12月に開かれた市民向け予算説明会でも話題になっていたようだ。
佐倉市では4年制の市民カレッジ、(財)国際交流基金の国際交流大学、志津公民館での各種講座と活発に行われている。
しかし、自分たちの住んでいる地域でコミュニティを形成したり、積極的に学習しあう取り組みをしたい、という声を受け企画されたようだ。
事業の目的は
人間学、地域学を学び、地域で活動できる人材育成
自分たちで企画、講師となる地域学びあい講座の開設
以前、静岡県掛川市を視察した。
掛川市は榛村前市長が生涯学習運動で人づくり、まちづくりを進めてきたモデルケースとして有名だ。
まちづくりのリーダーを育成し、卒業生がコーディネーターとして活動していく。
一朝一夕ではできない取り組みで、佐倉市でも市民カレッジ等での活動は大事にしていかなければならない。
このコミュニティカレッジ事業が、リーダー育成につながっていくよう願っている。
今議会の文教常任委員会に「コミュニティカレッジ活動事業【2年制カレッジ・地域学びあい講座】にかかるコミュニティカレッジ施設整備事業の見直しを求める陳情書」が出された。
活動事業に178万円、施設整備に1,125万円予算がついているが、施設整備費分を見直すようにという陳情である。
理由は
「4年制の市民カレッジがあるのになぜ2年制のカレッジが必要なのか。
原発事故の放射能漏れで子どもたちを放射能汚染から守ることが最優先事項と考える」
よって
「タイムリーなそして市民ニーズにあった事業へと、限られた予算編成がおこなわれるように、社会教育課へ見直しを求めるように、議会として申し入れ書提出して欲しい」
というもの。
合計1300万円の事業とは?と、現地視察をした。
千代田小学校の特別教室を利用して、児童のいない土、日、祝日にコミュニティカレッジは開催される。
千代田小学校は、
前身は創立明治3年の畔田小学校。
昭和32年佐倉市に合併され千代田小学校となる。
全学年2クラス、児童275人。
体育館と向かって右側の校舎は耐震率が足りないので、耐震計画に入っている。
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校庭も通路もぐちゃぐちゃ。
その他にプレハブ校舎が3棟ある。(耐震率はOK)
染井野小学校が出来るまで、児童が多かったのでプレハブ対応していた。
現在は学童保育、5年生クラス、図書室、特別教室として利用している。
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このプレハブの特別教室が会場。
あちらに見えるのは電子黒板の現物発見!!
(国の経済活性化対策補助事業(麻生内閣)で全学校に納入されたもの)
英語教育と、理科では電子顕微鏡とつなげて使っているそうです。
前日まで雨天だったので、県道からの進入路も駐車場用地も校庭通路も既存の駐車場もぐちゃぐちゃ。
校庭側は水はけが悪い。雨が降れば長靴が必要?
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ずっと昔、お隣のA牧場から埋立地を寄付されたとか。
駐車場用地兼運動場
現地を見るまでは、駐車場と進入路の簡易舗装が必要なのかと疑問だったが、納得した。
プレハブ校舎廊下も昇降口付近がかなり傷んでいる。
カレッジ学生が使用するトイレ(学童保育と共有)も古い和式なので、2台だけ洋式にと遠慮気味に説明された。
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天井の雨漏り
でも、これって本来なら校庭も校舎も補修費として計上すべきものではないかしら。
市内小中学校校舎の耐震工事を優先して平成27年度完了目標にしているので、プレハブ校舎内の修繕はともかく、校庭のぐちゃぐちゃ通路まではとても改修できないのだろう。
それにしても、佐倉市の公共施設はなんてメンテナンスが後手後手なんだろうと、千代田小の校舎を見てあらためて思った。
校長先生からは、子どもたちが委員会やクラブを立ち上げるということで、
「ボランティア部の部長、副部長が今日応募部員の面接をしていた話し」(大人顔負け、しっかりしている)
「野菜部を児童が立ちあげて空きスペースに作った様子」
「保護者の方々の手造りの支援」
「用務員さんがあちこちにフラワーアレンジメントを飾ってくださること」
など、ぬくもりが伝わってくる、のびのびとした様子をうかがえました。
お忙しい中、ありがとうございました。
平成24年度佐倉市一般会計予算案に2年制コミュニティカレッジ1300万円という新規事業がある。
12月に開かれた市民向け予算説明会でも話題になっていたようだ。
佐倉市では4年制の市民カレッジ、(財)国際交流基金の国際交流大学、志津公民館での各種講座と活発に行われている。
しかし、自分たちの住んでいる地域でコミュニティを形成したり、積極的に学習しあう取り組みをしたい、という声を受け企画されたようだ。
事業の目的は
人間学、地域学を学び、地域で活動できる人材育成
自分たちで企画、講師となる地域学びあい講座の開設
以前、静岡県掛川市を視察した。
掛川市は榛村前市長が生涯学習運動で人づくり、まちづくりを進めてきたモデルケースとして有名だ。
まちづくりのリーダーを育成し、卒業生がコーディネーターとして活動していく。
一朝一夕ではできない取り組みで、佐倉市でも市民カレッジ等での活動は大事にしていかなければならない。
このコミュニティカレッジ事業が、リーダー育成につながっていくよう願っている。
今議会の文教常任委員会に「コミュニティカレッジ活動事業【2年制カレッジ・地域学びあい講座】にかかるコミュニティカレッジ施設整備事業の見直しを求める陳情書」が出された。
活動事業に178万円、施設整備に1,125万円予算がついているが、施設整備費分を見直すようにという陳情である。
理由は
「4年制の市民カレッジがあるのになぜ2年制のカレッジが必要なのか。
原発事故の放射能漏れで子どもたちを放射能汚染から守ることが最優先事項と考える」
よって
「タイムリーなそして市民ニーズにあった事業へと、限られた予算編成がおこなわれるように、社会教育課へ見直しを求めるように、議会として申し入れ書提出して欲しい」
というもの。
合計1300万円の事業とは?と、現地視察をした。
千代田小学校の特別教室を利用して、児童のいない土、日、祝日にコミュニティカレッジは開催される。
千代田小学校は、
前身は創立明治3年の畔田小学校。
昭和32年佐倉市に合併され千代田小学校となる。
全学年2クラス、児童275人。
体育館と向かって右側の校舎は耐震率が足りないので、耐震計画に入っている。
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校庭も通路もぐちゃぐちゃ。
その他にプレハブ校舎が3棟ある。(耐震率はOK)
染井野小学校が出来るまで、児童が多かったのでプレハブ対応していた。
現在は学童保育、5年生クラス、図書室、特別教室として利用している。
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このプレハブの特別教室が会場。
あちらに見えるのは電子黒板の現物発見!!
(国の経済活性化対策補助事業(麻生内閣)で全学校に納入されたもの)
英語教育と、理科では電子顕微鏡とつなげて使っているそうです。
前日まで雨天だったので、県道からの進入路も駐車場用地も校庭通路も既存の駐車場もぐちゃぐちゃ。
校庭側は水はけが悪い。雨が降れば長靴が必要?
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ずっと昔、お隣のA牧場から埋立地を寄付されたとか。
駐車場用地兼運動場
現地を見るまでは、駐車場と進入路の簡易舗装が必要なのかと疑問だったが、納得した。
プレハブ校舎廊下も昇降口付近がかなり傷んでいる。
カレッジ学生が使用するトイレ(学童保育と共有)も古い和式なので、2台だけ洋式にと遠慮気味に説明された。
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天井の雨漏り
でも、これって本来なら校庭も校舎も補修費として計上すべきものではないかしら。
市内小中学校校舎の耐震工事を優先して平成27年度完了目標にしているので、プレハブ校舎内の修繕はともかく、校庭のぐちゃぐちゃ通路まではとても改修できないのだろう。
それにしても、佐倉市の公共施設はなんてメンテナンスが後手後手なんだろうと、千代田小の校舎を見てあらためて思った。
校長先生からは、子どもたちが委員会やクラブを立ち上げるということで、
「ボランティア部の部長、副部長が今日応募部員の面接をしていた話し」(大人顔負け、しっかりしている)
「野菜部を児童が立ちあげて空きスペースに作った様子」
「保護者の方々の手造りの支援」
「用務員さんがあちこちにフラワーアレンジメントを飾ってくださること」
など、ぬくもりが伝わってくる、のびのびとした様子をうかがえました。
お忙しい中、ありがとうございました。