10/30は神宮で早慶戦を観戦した。
西垣投手がかなり踏ん張り、2失点で8回までを投げ切るという好投ぶりだった。
10/31もとは思ったのだが、Eテレで放送されることはわかっていたので、天気も危ういのと、慶應側しか席が余っていないこともあってテレビ観戦にした。
球場での観戦では必ず打撃状況のメモを録っている。
スコアブックではなく、ヒットを打ったらその方向と打球の状態を記録する。ライナーならL、ゴロならG、ヒットなら○で大きく囲む。アウトでもいい打球ならば小さな丸印を付けておく。普通はF(フライ)かG(ゴロ)を飛んだポジションとともに書いておく。アウトなら丸では囲まない。ショートゴロでアウトならSSG(ショートストップゴロでアウト)と書くわけである。セカンドフライはSFである。
三振は三、フォアボールは4を□で囲み、デッドボールはDを□で囲む。
投手の方はMAXの球速を回とともに更新したら書き足すだけだが、これが結構役に立つのである。
もしノーヒットノーランやパーフェクトだと一切の丸印がないことで投手の好投ぶりも感じれるメモである。
持論としては、打撃好調のバッターは怖いのである。
3割あたりが基本の打率のバッターが並ぶ訳だが、連打というのは確率的にとても厳しいのである。
得点が入るのには、作戦か確率を超えた戦略がないと実現しないのである。
投手はその制球力がスピードとともに痛打される可能性が高まっていくのと、コントロールが際どくなっていくのが球速で感じ取れる。
で前打席の記録はやはり気になる訳です。
確率を考えると4打数4安打など無いように思えるが、実は乗ってる選手は手が付けられないのである。
で、テレビ観戦でも同じ様に記録を付けていたのだが、ゲスト解説に斎藤佑樹が来ていたのだが、彼が徳山投手の配球を分析しており、下山選手以外には初球必ずストライクで入っているという情報を披露していた。
そうだったか。
前日は9回に登板しただけの徳山投手だが、明治戦では先発5失点だったので、私はドキドキして見ていたのだが、斎藤佑樹はちょっと違う感じでその投球の出来を感じていたのである。
試合は熱戦と云うのが相応しい同点引分という結果で優勝旗は慶應義塾に渡ったが、早慶戦は1勝1分という結果である。立教に連敗で入ったのであるから仕方がない。
それよりも斎藤佑樹のお陰でスコアブックに興味津々である。球種まで書き分けるとなるのだろうか。実に観戦が楽しそうだ。以前ネット裏の屋根付き席でスコアブックを付けてる人と実況解説の練習してる人を見かけたことがあるが、野球観戦をもっと楽しくする術にスコアブックの技術を考えてみたいと思っている。