文化の日の今日、六本木にある国立新美術館で開催されている庵野秀明展へ行って来ました。


ルーツの紹介からアニメーションや特撮を始めた頃の作品やエヴァンゲリオンを始めとした作品の紹介。この後シンウルトラマンにシン仮面ライダーの公開が控えている。
多くの展示品の撮影が可能でして、ヤマトもエースをねらえもゴジラ映画もガンダムも観ていた自分よりも、それを更に踏み込んで作品を作るノウハウを習得する、マニアックな親戚のお兄ちゃんのコレクションを見ているような感覚でした。
エヴァンゲリオンは社会現象になるかならないかの頃に友達から勧めてもらいました。見始めた回がいきなり問題となった最終2話です。
会社の昼休みに下北沢の茶沢通りにあるデスクユニオンまで急いでレーザーディスクを買い求めに走ったのが、いい思い出です。初回から全てレーザーディスクで鑑賞しました。
シンゴジラの作品から今後を思うとき、まだまだ庵野監督の可能性があり、今後の活動が楽しみです。

シン忍者赤影、シン宇宙戦艦ヤマト、シンバビル2世、シンミラーマン。著作権や原作者と折り合いが付けば、多くの作品を作り直してくれそうです。
庵野監督が描くと波動砲ってどんな風になるんだろうとか、想像は止まりません。
庵野監督というフィルターを手に入れた現代の私達はちょっと幸せなんだろうと思います。
またこの才能を超える才能も将来には現れるのでしょう。
それも楽しみたいです。頭と心が追いつければ。
私は、この前完結したシンヱヴァンゲリオンは一度作った最終話のバッドエンドの作り直しと解釈しています。
※テレビ版の最終話は極上のハッピーエンドでした。いくつもの謎は残りましたけど。
