とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2024はが路ふれあいマラソンツアー:1日目宇都宮観光

2024-12-19 17:43:31 | 観光
栃木県のマラソン大会に参加すると言うことで、まず宇都宮に向かった。あまりこの辺りは、行ったことがないのでいろいろな場所を観光することにした。

最初に向かったのは、「若竹の杜 若山農場」だ。約100年間、自然循環型農法を心掛け、竹や栗などを栽培している農場だ。ここにある日本一の面積を誇る竹林は、国内でも希少な空間で、映画やCMのロケにも使用されているという。入り口で入園料を払い、竹林の中に入っていく。


農園内には、真竹、孟宗竹、亀甲竹などいろんな種類の竹が植わっている。


竹林の中には、竹細工の灯籠などが吊られていて、夜はLEDのライトで照らされ幻想的な雰囲気になるようだ。


珍しい亀甲竹。模様が亀の甲羅のように見える。ドラマ「水戸黄門」で黄門様が持っている杖は亀甲竹だという。


園内の奥にあるケヤキの巨木。


広場には、竹で作られた遊具があり、ブランコで遊んでいく。


黄色い竹は、金明孟宗竹。映画「るろうに剣心」のロケが。この中で行われたそうだ。


竹で組み上げられた入場ゲート。ここも夜になるとライトアップされる。


ロープが張り巡らされたアスレチック施設。


白いテントの茶屋に向かう。


茶屋で竹器に入れた抹茶と菓子を受け取る。


ストーブに当たりながら、温かい抹茶をいただく。


竹林見学が終わると、ちょうどお昼となり、園内のレストランでランチを済ませて、次の目的地に向かう。

次の目的地は、「石の里」と呼ばれる宇都宮市大谷にある大谷資料館だ。この地域で採掘される石は資材として優れ、古くから採掘場として発展してきた。大谷資料館では、大正時代から残る採掘跡を当時の面影をそのまま残し、一般に開放している。資料館の入り口にある自販機がやけに汚く汚れているなと思ったら、大谷石をイメージした自販機であった。


資料館の入り口で記念撮影。奥の岩壁は、大谷石を切り出した跡だ。


愛の泉と名がついた滝。大谷石の岩壁から水が染み出している。


資料館で入場料を払い、神秘の地下空間に入っていく。


地下30mには、採掘現場となった巨大空間が広がっている。


まるで異世界に迷い込んだような地下空間だ。


手作業で採掘作業をしている様子が再現されている。


地下に広がる巨大なホールの中には、華道家・假屋崎省吾の作品が展示されている。なんとも幻想的で、胸が高鳴る。


赤い光が当たり、人のシルエットが絵になる。


ステージのような場所もあり、コンサートも開かれるのだろうか。


地下空間は、年間を通して7℃ということで、この日は寒かったが、夏などに来れば涼しくて気持ちが良さそうだ。映画やCMのロケ地としてもいろいろ使われているらしく、今回初めてだったが、入ることができて良かった。

大谷資料館から2キロほど移動すると大谷平和観音がある。大谷石の採掘場跡の岩壁に彫られた大観音像で、高さは約27メートル。この大観音像は、戦没者の慰霊と世界平和を祈念するために彫り始められ、すべてが手彫りで制作されている。


階段で展望台まで登ると町並みを一望することができる。展望台の周りには、おびただしい数の賽銭が落ちている。


大谷平和観音から少し歩いて行くと、大谷寺がある。大谷寺の本尊千手観音(高さ4m)は、平安時代(810年)弘法大師の作と伝えられている。古くから大谷観音と称され、鎌倉時代に坂東19番の霊場となり、多くの人々から尊崇されてきたという。残念ながらご本尊様は撮影禁止なので掲載できないが、素晴らしい観音様だった。


大谷寺の宝物館の奥に行くと、御止山(おとめやま)の登山口があり、片道15分となっていたので山頂まで登ってみる。江戸時代には日光輪王寺宮様の御用山で、秋になると松茸狩りをされるため、一般の人々は立ち入り禁止だったことから「おとめやま」と呼ばれたという。


山頂からは、姿川沿いに連続して露出する大谷石の高い崖や、松や蔦などの植物の緑と岩肌の灰白色の織りなすコントラストを見ることができる。


ひととおり、宇都宮市内を観光し。宿に向かう。翌日は、マラソン本番だ。

「2024はが路ふれあいマラソンツアー:2日目マラソン」に続く。


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