とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2024三方分山

2024-11-25 17:56:34 | 山登り
2週連続で富士五胡周辺の山に登ってきた。今回は、精進湖畔にある三方分山である。今回のコースのハイライトは、三方分山からパノラマ台に下りていくときの富士山の美しさだ。

まずは、精進湖畔の駐車場に車を止める。ここからも、周辺の雲がほとんどなくなり富士がくっきり見える。この日は一日、好天が続きそうなので期待が高まる。


車道をしばらく歩き、精進の集落の中に進んでいく。集落内の木々は、ちょうど紅葉真っ盛りで青空によく映える。


集落にある神社のカエデやイチョウも見事に色づいている。


イチョウの下は、黄色の絨毯で敷き詰められている。


神社の境内に入っていくと、「精進の大杉」と呼ばれる杉の巨木が立っている。


国の天然記念物に指定され、樹齢は約1200年。目どおりの周囲約12m、高さ約40mで県下一の大きさを誇り、別名「千年杉」ともいわれ、ご神木として親しまれているそうだ。


「精進の大杉」を見てから、境内を出て登山道方面に向かう。


その後、しばらく歩くと本格的な登山道となり、落ち葉を踏みしめ登っていく。


木々の間から零れ落ちる日差しが眩しい。


見通しがいい場所からは、これから登る三方分山のピークが見える。


歩き出して1時間ほどで、阿難峠に到着する。


阿難峠は、女坂峠とも呼ばれ、昔、身重の女性がこの峠に差し掛かった時に産気付いたが、母子共に亡くなったことから供養のために子を抱いた地蔵を置き、それを“女石”と呼んだことから名が付いたという。


阿難峠からは、キツイ急坂を上りきると三方分山山頂1422mだ。


山頂からは、富士山方向のみ展望があり、子抱き富士と言って大室山を前に抱く富士山を見ることが出来る。まだ11時前だったが、朝が早かったので、富士を眺めながらランチ休憩する。


三方分山の下りもなかなか急で、慎重に下っていく。ところどころ緩やかな道もあるが、意外とアップダウンが多いが少しずつ下っていく。


偉主山(いぬやま)1315mを通過。


根子峠を過ぎると、パノラマ台まで10分ほど。パノラマ台に到着すると、思った以上に登山者がたくさんいてビックリ。やはりこのコースの一番のハイライトだけあって、みんなパノラマ台からの景色を楽しみに上ってきたようだ。大室山を前に抱く子抱き富士を、建物が一切ない樹海の中に見ることができるのが素晴らしい。


パノラマ台で早速記念写真。


南側を眺めると、本栖湖と前の週に登った雨ヶ岳と竜ヶ岳も見える。


パノラマ台で充分展望を楽しんだ後、駐車場に向かってグングン下っていく。


標高が高い場所は、ほとんど葉が落ちてしまっていたが、下るほど紅葉が残っている様子が分かる。


下山道からも、子抱き富士と精進湖が良く見える。


15時前には駐車場に戻り、一日中富士の展望を楽しめた山旅だった。

参考1.三方分山の高低図&コースタイム


参考2.三方分山のコースマップ

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