とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2017白山:1日目別当出合~砂防新道~室堂平

2017-09-05 21:26:36 | 山登り
9月最初の週末は、白山登山だった。当初は、新潟県の八海山を予定していたのだが、台風15号の影響で山頂周辺では強風が予想されていたので、急遽変更して天気が良さそうな白山にしたのだ。メンバーは10名も集まっていたので、八海山から白山に変更という連絡から、山小屋の手配、登山計画の練り直しなど大急ぎでやり直す事が一杯あったが、出発前日の31日までに何とかやりくりすることが出来た。

1日の夜、家を出て白山の登山口である市ノ瀬まで向かう。市ノ瀬の大駐車場で仮眠後、翌日2日の朝、シャトルバスで別当出合まで向かう。登山シーズンは、市ノ瀬から別当出合まではマイカー規制となっているのだ。バスに乗って15分ほどで、別当出合に到着する。今年は、白山開山1300年という記念すべき年ということで、ちょうどいい時期に来ることができて良かった。メンバーのうち、半分の5人が白山は初めてという事で、急遽変更にもかかわらず大いに期待していたようだ。


7:13。霊峰白山登拝道の鳥居をくぐり、これから白山登山開始だ。


最初は、砂防新道経由で行くので、この大きな吊り橋を渡る。


10人もぞろぞろ行くと、吊り橋の揺れも結構大きい。


30分ほどで中飯場に到着する。広場となっており、トイレや水場もある。




どうやら雲海の上に出てきたようだ。


甚之助谷に何やらロープウェイみたいなものが見える。まさか本当にロープウェイではないだろうと思っていたが、あとで調べてみると、このあたりで大規模な砂防工事が行われており、それらの資材を運搬するためのロープウェイらしい。将来、これが観光用のロープウェイにならないことを切に願うものだ。


9:20。甚之助避難小屋に到着する。ここも立派なトイレがあり、ゆっくり休むにはいい場所だ。


甚之助谷の崩落は確かに凄い。


登山道の脇にある小さな池には、サンショウウオが一杯泳いでいた。最初に見つけたメンバーは、オタマジャクシだと言っていたが、良く見ると頭の格好が違うし、足の格好もオタマジャクシとは違う。


大きな木が少なくなり、見通しのいい登山道になってきた。


トリカブトが出てきた。


先頭グループが手を振っている。


石組みの整備された登山道を登っていく。


シモツケソウ。白山のシモツケソウは、鮮やかなピンク色だ。


9月とはいえ、まだまだいろんな花が咲いている。この辺りは、7月、8月なら更にいろんな花が咲いているお花畑だ。




下の方を見ると、まだまだ登山者が登ってくるのが見える。


空は、青空が広がり素晴らしい天気になってきた。


10:26。延命水と呼ばれる水場に到着する。冷たくて美味しい水を飲むと、本当に寿命が延びるような気がする。


タカネナデシコは、もう盛りが過ぎたようだ。


上のほうに大きな岩が見えてきた。


10:35。黒ボコ岩に到着する。ここで標高2320mだ。


大きな岩を見ると、どうしても登りたくなるのが人間の性だ。ここで、岩登り&撮影会となり、大いに遊んでしまった。




黒ボコ岩の先は、弥陀ヶ原だ。ここから、白山の御前峰が一望できる。


ハイマツ帯の中を進む。


11:18。この日の宿となる白山室堂に到着する。収容人数最大750人という大きな山小屋だ。


小屋前の広場で、昼食とする。早速、小屋で生ビールを買ってくるといい気分になる。


昼食休憩のあと、白山の最高峰である御前峰、大汝山、お池等を巡る予定だ。

「2017白山:1日目御前峰~お池めぐり~大汝山」に続く。