とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2019秋・塩の道トレイル:1日目神城~中綱湖

2019-11-04 22:11:11 | マラソン
2017年から始めた「塩の道トレイル」の4回目だ。今回は、白馬村の神城から安曇野市の穂高までの約45キロを二日間で走る。今回の参加者は11名だ。白馬のペンション「ホームズイン」さんに前泊して、早朝7:20に出発する。


2台の車に分乗して、道の駅「白馬」まで向かい、車を止める。白馬五竜スキー場入口前から、この日のトレイルをスタートさせる。


走り出してすぐの場所にある犬川端庚申塚石仏群。多くの石仏が佇んでいるが、その中でも馬頭観音が多くある。旅人の安全と馬に対する感謝の気持ちが塩の道の隅々に見られる。


車の通らない静かな田舎道を走る。日本の里山の風景が、一杯残っている場所だ。




大糸線がすぐ横を通っており、2両の列車がちょうど通り過ぎた。


一旦国道に出る。陽が大きな石碑に当たり、巨大なシルエットを描いている。


沿道の山々が、いい色に色付いている。


再び山道に入ると、紅葉に色付いた木々の下を気持ちよく走る。




「塩の道千国街道」の標柱が所々に建っている。


途中の道端に説明看板が有り、民話の「雪女」伝説はこの白馬が発祥地のようだ。


久々のいい天気となり、青空と紅葉に色付いた山々の里山風景が素晴らしい。


茅葺屋根の民家が、この風景にマッチしている。


佐野村中道祖神。この道祖神は、寛政3年(1791)の建立で、双体神祝言像と呼ばれているものだ。


東徳寺。この寺は、高野山金剛峰寺の末寺で、長い歴史があったが、戦後住職がいなくなり荒れ果ててしまったようだ。


佐野坂スキー場のゲレンデ下を通り抜ける。


佐野坂峠の途中には鬼石の看板がある。鬼が投げようとして果たせず、その爪あとが残ったといわれる石だ。他の伝承では鬼が飛び立ったときの足の爪あとともいわれているそうだ、


佐野坂峠を下り、開けた場所から振り返ると、北アルプス前衛の山々が圧倒的に迫ってくる。


そして、東側に大きな湖が出てきた。仁科三湖のうち最も北に位置し、最大の面積をもつ青木湖だ。


湖面は、まるで鏡のように平らで美しいブルーだ。


みんなカメラを取り出し、思い思いに湖面を撮っている。


青木湖の南端まで来ると堂崎観音堂がある。小さな祠には木像の観音様が祀ってある。


ススキの原の手前には、小さな石仏が立ち並んでいる。


ひだまりの中を抜けていくと、次の湖が見えてきた。


仁科三湖では最も小さい中綱湖だ。三体のお地蔵様が湖を見守っている。


中綱湖の桟橋で記念撮影。


塩の道コースから少し外れるが、雰囲気がいい中綱湖畔を走る。この湖は、釣り目当ての観光客が多くヘラブナ釣りが有名だという。


参考.塩の道トレイル:神城~中綱湖のコースマップ


「2019秋・塩の道トレイル:1日目木崎湖~仁科神明宮」に続く。