4月のマラソンが中止になって代替えプランとしてこのプランを計画したのだが、緊急事態宣言が出て県外の移動も自粛という事になり、代替えプランも中止せざるを得なかった。その後、緊急事態宣言が解除され、静岡・山梨間の移動は良いという事になり、改めて先週末、山中湖に向かった。
9:30。山中湖の西岸の駐車場に車を止め、5人で山中湖を反時計回りで一周しようと走り出す。
山中湖の上空は、厚い雲が立ち込め、今にも雨が降り出しそうだった。
5分ほどで、鯉のモニュメント前に着く。富士講「鯉奉納碑」だ。富士山信仰が盛んだった頃、各地から富士講と呼ばれる信者達が、苦しい修行の果てに富士山頂を目指した。この碑は1801年、現在の埼玉県寄居町の富士講の一派・丸正鐘講の人々が、八海巡りと呼ばれる厳しい修行のためにこの地を訪れ、捕らえられた生き物を放してやる放生会というしきたりにより鯉を放した記念に建てられたものと言われている。
「鯉奉納碑」を背に記念撮影。
再び、出発。
車道を離れ、湖岸沿いの遊歩道に入る。
遊歩道は、車の往来がなく、安心して走ることが出来る。
森の奥にシカがいるのを発見。
山中湖を半分以上回ったところで、湖の中に岬が飛び出しているのが見えたので、とりあえず先端まで行ってみようと進んで行く。この少し前から雨が降り出し、雨具着用で走る。
岬の最先端だ。
岬の先端は二つに分かれ、もう一つの先端にも他のメンバーが到着していた。
岬をぐるっと回って、湖岸沿いのコースに戻る。
12:01。スタート地点に到着してゴール。山中湖一周13.9キロのランとなった。
お昼になったので、近くのカフェでランチ休憩する。マラニックの間に結構雨に濡れたので、休憩している間に体が冷えてしまった。その後も、マラニックしながら忍野村を回る予定だったが、急遽、車で観光ドライブに変更する。
最初に寄ったのが、山中湖花の都公園だ。入園料を払って、中の施設を見学していくが、コロナ禍の直後でもあり、天気も悪く人出はまばらだ。
温室内にあった珍しい花、トケイソウ。名前は、3つに分裂した雌しべが時計の長針、短針、秒針のように見える特徴のある花を咲かせることに由来する。
公園の周りには、ポピーとキカラシのお花畑が一面に広がっている。だが、コロナ感染予防対策なのか、柵で近くまで行くことが出来ず。望遠で撮影するしかなかった。
雨は止んできたが、車で忍野八海まで移動。
忍野八海は、山梨県南都留郡忍野村にある湧泉群の事だ。富士山の雪解け水が、不透水層という地下の溶岩の間で、約20年の歳月をかけてろ過され、湧水となって8か所の泉を作っている。
岩の間から、透き通ったような湧水が盛大に流れ落ちている様は、豊富な水量をイメージさせられる。
水深10m、非常に透明度が高く、コバルトブルーが美しい中池。一番にぎやかで忍野八海の中心的な場所だ。とても綺麗な中池だが、人工的に作られたもので忍野八海の「八つの池」には含まれていないそうだ。
中池の中には、きれいな鯉が沢山泳いでいるが、よく見ると背骨が曲がって斜めに泳いでいるような鯉が見られる。池の底には、無数のコインが落ちている。中国人をはじめとする観光客が池にコインを投げ入れることによる水質悪化などが原因ではないかと思われる。
忍野八海の湧き水は、神の水と称えられ、日本名水百選にも選ばれている。
雨が降ったり止んだりの天気で富士山は全く見えないので、観光も早めに切り上げて、山中湖の宿に向かった。翌日は、西湖周辺の山に登る予定だが、天気予報は雨模様だ。
参考1.山中湖一周のコースマップ
参考2.山中湖一周の高低図とコースタイム
「2020山中湖ツアー:2日目 河口湖周辺観光」に続く。
9:30。山中湖の西岸の駐車場に車を止め、5人で山中湖を反時計回りで一周しようと走り出す。
山中湖の上空は、厚い雲が立ち込め、今にも雨が降り出しそうだった。
5分ほどで、鯉のモニュメント前に着く。富士講「鯉奉納碑」だ。富士山信仰が盛んだった頃、各地から富士講と呼ばれる信者達が、苦しい修行の果てに富士山頂を目指した。この碑は1801年、現在の埼玉県寄居町の富士講の一派・丸正鐘講の人々が、八海巡りと呼ばれる厳しい修行のためにこの地を訪れ、捕らえられた生き物を放してやる放生会というしきたりにより鯉を放した記念に建てられたものと言われている。
「鯉奉納碑」を背に記念撮影。
再び、出発。
車道を離れ、湖岸沿いの遊歩道に入る。
遊歩道は、車の往来がなく、安心して走ることが出来る。
森の奥にシカがいるのを発見。
山中湖を半分以上回ったところで、湖の中に岬が飛び出しているのが見えたので、とりあえず先端まで行ってみようと進んで行く。この少し前から雨が降り出し、雨具着用で走る。
岬の最先端だ。
岬の先端は二つに分かれ、もう一つの先端にも他のメンバーが到着していた。
岬をぐるっと回って、湖岸沿いのコースに戻る。
12:01。スタート地点に到着してゴール。山中湖一周13.9キロのランとなった。
お昼になったので、近くのカフェでランチ休憩する。マラニックの間に結構雨に濡れたので、休憩している間に体が冷えてしまった。その後も、マラニックしながら忍野村を回る予定だったが、急遽、車で観光ドライブに変更する。
最初に寄ったのが、山中湖花の都公園だ。入園料を払って、中の施設を見学していくが、コロナ禍の直後でもあり、天気も悪く人出はまばらだ。
温室内にあった珍しい花、トケイソウ。名前は、3つに分裂した雌しべが時計の長針、短針、秒針のように見える特徴のある花を咲かせることに由来する。
公園の周りには、ポピーとキカラシのお花畑が一面に広がっている。だが、コロナ感染予防対策なのか、柵で近くまで行くことが出来ず。望遠で撮影するしかなかった。
雨は止んできたが、車で忍野八海まで移動。
忍野八海は、山梨県南都留郡忍野村にある湧泉群の事だ。富士山の雪解け水が、不透水層という地下の溶岩の間で、約20年の歳月をかけてろ過され、湧水となって8か所の泉を作っている。
岩の間から、透き通ったような湧水が盛大に流れ落ちている様は、豊富な水量をイメージさせられる。
水深10m、非常に透明度が高く、コバルトブルーが美しい中池。一番にぎやかで忍野八海の中心的な場所だ。とても綺麗な中池だが、人工的に作られたもので忍野八海の「八つの池」には含まれていないそうだ。
中池の中には、きれいな鯉が沢山泳いでいるが、よく見ると背骨が曲がって斜めに泳いでいるような鯉が見られる。池の底には、無数のコインが落ちている。中国人をはじめとする観光客が池にコインを投げ入れることによる水質悪化などが原因ではないかと思われる。
忍野八海の湧き水は、神の水と称えられ、日本名水百選にも選ばれている。
雨が降ったり止んだりの天気で富士山は全く見えないので、観光も早めに切り上げて、山中湖の宿に向かった。翌日は、西湖周辺の山に登る予定だが、天気予報は雨模様だ。
参考1.山中湖一周のコースマップ
参考2.山中湖一周の高低図とコースタイム
「2020山中湖ツアー:2日目 河口湖周辺観光」に続く。