とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2015白馬スキーツアー第1弾「2日目」

2015-01-19 18:57:43 | スキー
2日目は、朝から晴れ間がのぞき、前日とは打って変わり絶好のスキー日和となっていた。車に積もった雪も、それほど多くない。


半日滑って帰る予定なので、出発前にペンション前で集合写真を撮る。


オーナーのさおりさんも、自分のブログ用にと我々を撮ってくれた。


朝から快晴となり、スキー場の無料駐車場は、早くも満車となっていた。仕方なく有料駐車場に車を停め、ゲレンデに急いだ。リフトを乗り継いで、うさぎ平に到着する。ここから、さらにリフトを乗り継いでいくと標高1850mの八方池山荘まで行くことが出来るのだが、あいにくリフトは休止中だった。上に行くには板を担いで登るしかない。ゲレンデ上部を眺めていたら、真っ白い雪面を気持ちよくシュプールを描きながら下りてくるスキーヤーを見つけた。時間に余裕があれば、自分もあんなふうに、自分だけのシュプールを描いて滑ってみたいと思いながらずっと眺めていた。




まずは、雪山の景色を堪能し、うさぎ平から下のゲレンデを滑る事にした。


うさぎ平から名木山ゲレンデまでのリーゼンスラロームコースを滑ることにした。サラサラの新雪の斜面は圧雪され、スキーの腕前が上達したかのように気持ちよく滑ることが出来た。コブもほとんどできておらず、一番いい時間帯だ。仲間と動画を撮り合いながら、何回か同じコースを滑った。






そして、最後は林間コースを楽しく滑り、二日間のスキーツアーが終わった。


こちらは、帰り際に寄った八方の湯(1か月前にオープンしたばかりの新しい温泉)から見えた白馬三山の景色だ。白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳がこれだけくっきりと見えるのも珍しい。


1日目は、遭難しそうなくらいの悪天候だったが、2日目でこんなにも穏やかで美しい雪景色が見られただけで満足だ。来月も第2弾の白馬スキーツアーを計画しており、こんな天気であって欲しいものだと期待している。

2015白馬スキーツアー第1弾「1日目」

2015-01-18 23:13:10 | スキー
毎年1月になると白馬のお馴染みのペンションに大勢で泊りに行っている。今年も13名のメンバーと共に行ってきた。深夜にペンションに到着し、ひと眠りして朝を迎えると、深々と雪が降り積もり、車は真っ白になっていた。早速全員総出で雪かきをして、八方尾根スキー場に向かった。




この日は、低気圧の通過とかで一日中雪が降り続いていた。久しぶりのスキーだったが、大雪でゲレンデのリフトも一部しか動かず、ゴンドラも午前中で止まってしまった。兎平のレストランで昼食を済ませ、外に出ると最悪のコンデションとなり、視界が全く効かず方向感覚がなくなってしまった。これがホワイトアウトという状態なのだろうと妙に納得したが、遭難する時ってこんな状態なんだろうと恐ろしくなった。仲間たちとはぐれないようゆっくり滑って行き、建物があるところまで来てやっと一安心した。午後のスキーも、寒さと風で、早々に切り上げ、喫茶店でのんびりティータイムとした。


疲れた時は、温かいコーヒーとケーキがいい。各自、思い思いのケーキを頼んで長々と休憩し、そのまま1日目のスキーは、終了だ。




あとは、八方の温泉に入ってからペンションに帰り、夕食となった。オーナーのさおりさんの手料理に舌鼓を打ち、白馬の夜が更けていった。






長い間歓談したあと、2日目の天気はどうなるのか気にしながら、布団に入った。
2015白馬スキーツアー第1弾「2日目」に続く。

映像を極限まで高速鑑賞するシステム

2015-01-16 18:37:32 | サイエンス
2012年のイグノーベル賞の音響学賞は、お喋りな人を邪魔する「SpeechJammer」を開発した日本人の研究者である栗原一貴さんらが受賞した。この栗原という研究者は、他にもユニークな研究を行っていて、映像を極限まで高速鑑賞する「CinemaGazer」というシステムも考案している。

「CinemaGazer」は,2倍よりもさらに高速で動画を観賞できて(たとえば5倍とか)、しかもしっかりと内容を理解し楽しむことができるビデオエンコーダーである。セリフのある場所は字幕を読めたり、セリフを聞ける程度に高速化して,セリフのないところは超高速再生するという代物だ。本来、映画やアニメは、最初から最後まで早送りしないで見るのが作者への礼儀ではあるが、大量にある作品群の全てに目を通しておくというのは至難なことだ。

もうずっと前からであるが、映画やドラマなど見たいものがハードディスクに溜まりにたまっている。時間をやりくりして、少しずつ鑑賞はしていても、常に新しい作品が供給されていくので終わりがない状態だ。結局、さわりだけ見て面白そうならじっくり見るが、たいして面白くなさそうなら早送りしてそのまま流してしまうケースも少なくない。ただ、早送りして見たものは、ストーリーはやはりほとんど頭に入っていない。それだったら、途中で削除してしまえばいいのじゃないかという事になるのだが、一応最後まで目を通しておきたいというのが、ビデオ収集者の業というものである。

そんな訳で、この「CinemaGazer」というシステムは、短時間で内容を理解し楽しむことができるというのだから、私にとっては、大いに興味がある代物だ。フリーソフトとしてネットからダウンロードできるようになってはいるが、まだまだ専門的すぎて実際使えるかどうかは敷居が高い。できれば、もっと一般的に使えるように開発を進めてくれればいいのになあと期待してしまう。ただ、このようなソフトは、あまり公には開発されることはないだろう。一見便利で面白そうと思わせたりする内容でありながら、よく考えてみるとある意味、顰蹙を買いそうな要素もあるので、痛しかゆしである。

「CinemaGazer」の詳細はこちらから
https://sites.google.com/site/qurihara/home/cinemagazer

楽園のカンヴァス/原田マハ著

2015-01-15 22:32:32 | 読書
楽園のカンヴァス
クリエーター情報なし
新潮社


《内容(BOOKデータベースより)》
ニューヨーク近代美術館の学芸員ティム・ブラウンは、スイスの大邸宅でありえない絵を目にしていた。
MoMAが所蔵する、素朴派の巨匠アンリ・ルソーの大作『夢』。
その名作とほぼ同じ構図、同じタッチの作が目の前にある。
持ち主の大富豪は、真贋を正しく判定した者に作品を譲ると宣言、ヒントとして謎の古書を手渡した。
好敵手は日本人研究者の早川織絵。リミットは七日間。
ピカソとルソー。二人の天才画家が生涯抱えた秘密が、いま、明かされる。

絵画を主題に書かれた作品である。
このジャンルの作品は、ほとんど読んだことがなく、絵画の世界には全く疎いものだから、読み進めることができるか心配だった。
しかも作者は、美術品の専門家でニューヨーク近代美術館に勤務したこともあるキュレーターだったという。
キュレーター(英語: curator)とは、博物館(美術館含む)、図書館、公文書館のような資料蓄積型文化施設において、
施設の収集する資料に関する鑑定や研究を行い、学術的専門知識をもって業務の管理監督を行う専門職、管理職を指すそうだ。
そんな情報だけでは、読むことはなかっただろうが、第147回直木賞候補、第10回本屋大賞第3位にもなった作品ということもあり、
絵画にまつわるミステリーが、どんな味付けになっているのだろうかという興味もあり、読んでみた。

今まで、ルソーという人がどんな作品を書き、どんな評価を受けていたのかまったく知らなかった。
ルソーの絵に登場する人物は大概、真正面向きか真横向きで目鼻立ちは類型化し、
風景には遠近感がほとんどなく、樹木や草花は葉の1枚1枚が几帳面に描かれているという。
一見稚拙に見える技法を用いながらも、彼の作品は完成度と芸術性が高く、独創的な絵画世界を創造したとして評価が高いそうだ。
ネットで、いろいろ作品を見てみたが、確かに稚拙な感じがしないでもない。しかし、なぜか引きつけられてしまう不思議な絵が多い。

本作では、ニューヨーク近代美術館の学芸員ティム・ブラウンと研究者の早川織絵のどちらが、アンリ・ルソーの大作『夢』の真贋を正しく判定できるかという流れで進んでいく。
判定する材料としては、誰が書いたかもわからない謎の書物を毎日少しずつ読み進め、1週間後にその感想と共に真贋を判定するのである。
美術品の専門知識がなくても、書物の内容を読み進んでいくうちに、ティム・ブラウンや早川織絵とともに真贋を考えてしまっていた。
また、ルソーとピカソの関係も興味深く、『夢』の下にはピカソの絵が描かれていたかもしれないというのも面白かった。

ただ、謎は謎のままで、明らかにされぬまま終わってしまう。
実際、これらの絵画は実存するわけで、謎が明らかになってしまうことはないのだろう。
あくまでもフィクションであり、絵画の世界にどっぷり嵌ってみてはいかがでしょうかという作者の願望と意図も感じられる。
一つの絵画作品にも、それらが描かれた背景を知ったうえでじっくり鑑賞すると、さらに興味が湧いてくるに違いない。

風邪で体調不良

2015-01-10 20:06:17 | 呟き
ここ数日、咳が酷く微熱も続いたりしてブログを更新する気力も体力もなかった。
仕事には行っていたものの、夜は何もやりたくなく早寝であった。
だいぶ良くなってきたものの、まだ万全ではない。
もうしばらく、ブログ更新はできないかもしれない。

本の福袋

2015-01-06 22:01:32 | 読書
最近、各地の図書館では、職員がおすすめの本を福袋に入れて貸し出すというユニークな取り組みが、広がっているそうだ。
この取り組みは、ふだんは読まない作家やジャンルの本に触れることで、より本に親しんでもらおうと、
図書館の職員が選んだ本を、タイトルを秘密にして福袋に入れ、新年に貸し出すというものである。

福袋とはいっても、まったく中身が分からないわけではなく、
赤ちゃん・幼児・低学年・中学年・高学年・保護者向けなどの年代別に分かれ、
福袋ごとにテーマが決められている。
本の選び方については、図書館の職員が、核になる1冊の本から広げて選んだり、
あらかじめ対象に合わせて興味を引くようなテーマを設け、それに合わせて本を選ぶといった方法で行われているそうだ。
本のタイトルは伏せられているが、包装に本のテーマや職員からの一口コメントが添えられているので、
それを頼りに福袋を選ぶ事ができる。

テレビで、この取り組みが紹介されていたのだが、とてもいい取り組みだと思った。
図書館にある膨大な本の中から、お気に入りの本を見つけ出すというのはなかなか難しい。
結局は、お馴染みの作者や有名な作者の本から探して読んでしまう事になってしまう。
そんな時、何気なく選んだ福袋から、新たな本との出会いができ、知らない世界が広がっていくようになれば面白い。

いつも行く図書館では、このような福袋を借りられるサービスは行われていないのだが、是非取り組んでほしいものである。

グレートトラバース新番組放送開始

2015-01-05 23:13:30 | テレビ
またまた、グレートトラバース関連の情報である。
既に日本百名山一筆書きはゴールし、関連番組も全て終わったと思っていたが、今日から新しい番組の放送が始まった。

「15min~日本百名山一筆書き踏破への道~」というタイトルで
2015年1月5日から毎週月~木曜の 7:45~8:00に NHKBSプレミアムで放送されることになった。
この挑戦に関しては、7か月にもわたる密着取材の映像が1000時間以上もあるそうだ。
既に放送された内容と被る映像だが、1座1座の田中陽希さんの挑戦をより丁寧に描くということで
蔵出し未公開シーンも盛り沢山だという。
15分で1座の放送だとしても、100まで行くには半年くらいかかる。
まだまだ、楽しめそうだ。

それにしても、最近BSでは、過酷なアドベンチャーレースの放送が多い。
「激走!南海の孤島 ~マダガスカル250km~」とか「灼熱の大地を疾走せよ ~オーストラリア700km~」等、
正月のつまらない特番よりずっと面白かった。
世界の秘境の地で、名もなき日本人が活躍している様子が特に頼もしかった。

2015百蔵山

2015-01-04 23:33:29 | 山登り
今年初めての登山である。冬場は、富士山の展望がいい山を選んで登っているのだが、今回は、山梨県大月市が指定する「秀麗富嶽十二景」のひとつで7番山頂となる百蔵山に行ってきた。個人的には、岩殿山、笹子雁ヶ腹摺山に続いて3番目となる。

今回の参加者は、全部で11名となり2台の車で、大月市営グランドまで向かった。市営グランドの駐車場に車を停め歩き出すことになった。後方には、笠をかぶった富士山の頭が見えている。


舗装道路を30分ほど歩く。百蔵浄水場を過ぎると、道標があり、いよいよ登山道に入る。まっすぐ行っても西ルートで百蔵山に行けるのだが、まずは東ルートの登山道から向かう事にした。




やはり、舗装道路よりこんな道のほうが山歩きには相応しい。


しばらく進むと、ススキ越しに富士山が見えてきた。ほとんど雲がとれ、秀麗な富士の姿になっていた。


松の間から見える富士山もいい。


このあたりから、かなりの急坂となり、ほぼまっすぐ上に登っていく。それまでは、比較的楽な道だったが、山頂までの約30分は、ずっとロープを掴まないと足が上がらないほど急な坂であった。


1003mの山頂は、「秀麗富嶽十二景」の一つになるだけあって、富士山の展望が素晴らしい。




山頂は小広く、テーブルとベンチがあり、早速鍋の支度をする。前回もやったキムチ鍋をベースに、今回もいろんなものを入れた鍋になった。富士山を目の前にして食事が出来るというのが、なんといっても贅沢である。




伊勢のお土産の赤福や、東京とらやの羊羹なども出てきた。


下山は西ルートから行く。西ルートからも、見晴らしのいい展望尾根があった。


さらに下っていくと、立派な建物が見えてきて、何だろうと思って玄関を見ると「和田美術館」と書いてあった。どんなものがあるのか見てみたくもなったが、一般公開はしていないという。こんな山の中に非公開の美術館があるなんて、怪しげな感じだ。資産家が個人的に作った美術館なのだろう。




登りは1時間40分ほどかかったが、下りは1時間で駐車場に着いてしまった。今回は、楽ちん登山なので、いろいろ観光もしていく。帰りは、途中にある猿橋を見学する。猿橋は、「岩国の錦帯橋」「木曽の棧(かけはし)」と並ぶ、日本三奇橋のひとつである。長さ31m、幅3.3mでそれほど大きくない木橋だが、谷が31mと深く、橋脚がたてられないため、橋脚を使わずに両岸から張り出した四層のはね木によって橋を支える構造となっており、極めて珍しい橋である。私は、2回目だが、他の人たちは初めてではないかと思い寄ってみた。


これは、猿橋から眺めた「八ツ沢発電所一号水路橋」。延長63.63m、幅5.45mで構造は鉄筋コンクリートで、水路橋やお両水門に赤レンガが使用されている。明治43年に着工,大正3年の大野調整池の完成をもって全体が完成したという国の重要文化財だ。


次に向かったのは、御胎内清宏園にある溶岩隧道御胎内だ。富士山の噴火によって生じた溶岩洞窟で、奇岩奇石から成る国指定の天然記念物になっている。近くには、御胎内温泉健康センターがある。温泉に入る前に、洞窟探検をしようという事で立ち寄ってみた。

公園内には、溶岩でできた奇石がいろいろある。これは夫婦岩だ。


池は、カチカチに凍っていた。


いよいよここが、溶岩隧道御胎内の入り口だ。


長さ155mのU字形の隧道で、内部が人間の胎内に似ていることから御胎内とよばれている。入口から小腸部、五臓部、母の室、臍帯部、子返りと続き、産口を通って外に出るとなっている。


中には、照明があるものの暗いので懐中電灯やヘッドランプが必要である。まずは、小腸部から入っていく。


つららがこんなにも垂れ下がっていた。


乳房石。


本殿。


奥殿。さらに奥があるらしいが、その先は誰も知らない。


だんだん狭い穴に入っていく。緑色に光っているのはヒカリゴケか?


産口は、這いつくばっていかないと進めない。


やっと産口から生まれたところ。赤ちゃんが生まれる時を体感できる洞窟だ。


出口に出てホッとする。


ちょっとした洞窟探検をしたあと、御胎内温泉健康センターで汗を流し、さっぱりして帰宅。正月早々、いろいろ楽しめた登山となった。

冬休みも残り1日に

2015-01-03 21:46:00 | 呟き
今回は、12月27日から1月4日までの9日間の冬休みだ。
長いようで、もう残り1日で終わりになってしまった。
特に遠くに出かけるわけでもなく、近場に走りに行ったり、久しぶりの家族全員での食事などで過ぎてしまった。
それでも、明日は大勢で山登りの予定が入った。
最後の冬休みを楽しむことにしよう。

浜北森林公園を走る

2015-01-02 19:27:27 | マラソン
お昼過ぎ、息子夫婦と孫たちが帰り、落ち着いたので、午後3時過ぎから浜北森林公園に走りに行った。
浜北森林公園は、豊かな森に囲まれ、いつもウォーキングやランニングの人たちで賑わっている。



第5駐車場に車を停め、森林公園を反時計回りにぐるっと回る。
スポーツ広場を抜け、公園会館前から木工体験館前を通り、田村将軍神社まで向かう。
田村将軍神社からは、浜北の街並みが一望できる。
田村将軍神社を折り返し、吊り橋方面へ分岐する。
そして、空の散歩道と呼ばれる吊り橋を渡る。
吊り橋を渡っていると、ぽつぽつと白いものが落ちてきた。
しばらくすると、ちょっとした吹雪になってきた。
陽が射していたので、大したことにはならないと思いそのまま雪の中を走ると、森の家に着くころに雪は止んだ。
森の家から、舗装道路を下り、茶屋前から浜北カントリークラブ方面へと走る。
10キロくらい走る予定だったので、距離合わせで富士見平分岐まで行って折り返し、駐車場まで戻った。
GPSでは、10.2キロとなりちょうどいい練習となった。



このコースは、結構アップダウンがあり、上り坂、下り坂の練習になる。
しかも、すぐ近くには「あらたまの湯」があり、温泉でしっかり汗を流し、温まって帰ることが出来た。