fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

お知らせ・防備録。
記事および画像の無断転用はお断りいたします

Information

『そこに言葉も浮かんでいた』(新日本出版社)『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~5巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

『童子』2012年10月号

2012年10月16日 | 俳句

          

 月初めに届いていました。

 今月号の桃子草子(主宰エッセイ)は、「胡桃が落つる日」と題した花巻のことです。賢治の生誕祭記念俳句大会にまつわる話です。あの二日間のことは、主宰もとても印象深かったようで、嬉しいです。今月号ではおさまりきれず、来月号まで続くほど。

 九月一日胡桃の落つる日なりけり     辻 桃子

 精神歌荻の声とも聞こえたる   あぶみ

 も、中に取り上げてくださいました。

 表紙は、主宰が子供のときに描いた絵です。お父様が日本画家だったので、いつもいっしょにスケッチをしていたとのこと。児童文学をやっているものとして、子どもの才能を伸ばすも殺すも大人次第だなあと思います。子供の可能性をどう伸ばすかというところで、これから頑張りたいと思います。今号には、

 夕顔をだらりと這はせ上機嫌   あぶみ

 を含む5句を同人欄に載せていただいています。