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『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。
今週末には、季節風大会があり、ファンタジー分科会という最大人数参加の分科会に申し込みをして、作品も集まっていて、読み込まなくてはいけません。長編も何編も届いています。そんな時期にどうしてはまってしまったのか……。
おもしろくて、やめられません。もともと本にのめりこんだのが、小学校のときに出会ったホームズだったこともあり。現代版のホームズ? と聞いたでけでは触手は伸びませんでした。だってあれは19世紀半ばのイギリスだからこその話でしょ? 科学捜査がこれだけ発展した現代でホームズの力が発揮できるの? と。でもふとちまたの評判をネットで読んでしまい、そしてそれがおしなべて好評で。うーん、どれ。と借りてみたら、ホントに参りました。
ホームズのことを、レストレード警部の助手? の女性は「変質者。彼とは関わらないほうがいい、いずれ自ら殺人を犯す」とワトソンに忠告します。でもホームズは自らを「変質者ではない、高機能社会不適合者だ」と言うのです。高機能社会不適合者……いかにもです。
そうだった、ホームズにはマイクロフトという兄がいたんだった。下宿はベーカリー221Bなどと、細部も蘇ってきます。それでいて、パソコンや携帯を駆使するが現代ならではの捜査展開が自然なのです。きのうシーズン2を3本借りてきてしまいました。だって、新作だけど7泊8日、しかも半額だったんです。