fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『ひのっ子日野宿発見』日野市教育委員会(日野図書館刊)

2012年10月08日 | 自作紹介

  『ひのっ子日野宿発見』 甲州街道のページ

 日野市立日野図書館は、全国で初めて市民への本の貸し出しを始めた図書館です。他市から引っ越してきたときも、なんて使いやすいんだろうと思いました。今では以前の市も他もやっているでしょうが、7年前、ネットで市内の図書館所蔵の本を予約しておくことができたのです。20冊制限だったのが、今は無制限。児童書はものによってはすぐに読み終えることができるので、一度行くと、ごっそり借りますが、いちいち棚を探さなくても、カウンターで受け取ることができるのです。(これも、いまでは普及しているでしょうが)

 その図書館の方たちが、「日野宿発見隊」というものを作り、市の歴史的に貴重なものめずらしいものを探してたりといろいろな活動をしています。その方たちが中心になって作られたのが、この『ひのっ子日野宿発見』です。市内3つの小学校の3,4年生に配布し、地域を調べる学習の入り口になったらというコンセプトで作られました。そして私は文章を担当させていただきました。楽しい仕事でした。絵は広田美穂さんという画家さんです。広田さんの絵もとてもやわらかくて、いい絵です。作っている途中でこの絵を見せていただいたので、なるべく絵の雰囲気を壊さないようにと、文章はなるべく削りました。といっても物語ではないので、きちんと情報は入れなくてはいけず、でもただの知識の羅列では味気ないので、読んで五感が刺激されるようにと気をつけながら、と試行錯誤でしたが楽しく書くことができました。

 目を閉じて読んでいても、情景が浮かぶ。という感想も嬉しく、老人ホームで読み聞かせるとおっしゃっていた方もいらしたそうです。

  http://ehon.hinoshuku.com/#5  で、スライドショーを見ることができます。でもこのスライドショー、もう少しゆっくりだといいのになと思います。

 先日図書館におじゃましたところ、日野宿発見隊では、こんどは『日野百物語』を作りたいと言っているとか。「私も混ぜてください」と申し出ておきました!

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 3連休の真ん中ならそんなに混まないかと思ったのですが、東京行きの新幹線ほぼ満席でした。新しい東京駅も見ず、乗り換えてきました。