冒頭とラスト 2016年10月01日 | 日記 笹起きて冒頭をまた書きなほす あぶみ という句を作ったことがあります。笹起きる というのは、冬の間雪がかぶさって、べったりとなっていた笹(クマザサでしょうね)が、雪が解け、起き上がるという意味の季語。春です。 でも、一年中、冒頭の書き直しをやっています。このところも、「これで、どこにでも送れる」といったん終わりにしたものを、また読んで、冒頭直していました。笹起きるは、でもだるまみたいに、くじけない、何度でも的なイメージもついているので、合っているかなと思いますが、どうでしょう。 先日の今市での児童文学講座では、「物語が始まる予感」という冒頭についての資料と、「物語の閉じ方」というラストの資料の2枚をお配りして、話させていただきました。これ、まとめたことで、自分が一番勉強になりました。 近所に落ちている栗 朝早くに行かないと、もう中身はない