fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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新刊のお知らせー『なみきビブリオバトル・ストーリー 本と4人の深呼吸』(さ・え・ら書房)

2017年06月15日 | 自作紹介
 赤羽じゅんこ、松本聡美、おおぎやなぎちか、森川成美 作。黒須高嶺 絵 。です。

小学校高学年~
 
 版元のさ・え・ら書房さんのHP、amazon、などで、予約が始まりました。

 昨年この企画が持ち上がり、その後、ビブリオバトル普及委員会の粕谷亮美さんにレクチャーを受け、4人でビブリオバトルをやったり、それぞれが図書館などで行われているビブリオバトルに参加をしたり、どういうキャラ分けで書くか、設定は……など、話し合い、作り上げた本です。
 
 書く子が決まってからは、その子が何の本を発表するか。発表する本だけではなく、その子がビブリオバトルをやるきっかけとなった本や影響を受けた本など、背景にある本も、すべて実際にある本。さ・え・ら書房さんからの出版ですが、他社さんの本もかなり出てきます。というか、ほとんどが、そう。さ・え・ら書房の担当の方が、すべての出版社さんに連絡を取り、掲載許可をいただき……という経過もあり。
 
 画家さんが、イメージにぴったりの絵を描いてくださり、こんなすばらしい一冊が完成。
 ビブリオバトルは、こんど中学校の教科書にも載るらしく、これからどんどん広がることと思います。
 中学生の選抜ビブリオバトルも観戦しましたが、これは今俳句甲子園をおっかけることになったきっかけでもあります。子供達、みんな真剣です。きっとすばらしい大人になるだろうと思わせてくれました。
 本を通して人知る。人を通して本を知る。 これがビブリオバトルの本質です。ビブリオバトル普及委員会は、まさにその文字のごとく、ビブリオバトルの普及のため講師を派遣したり、各地で行われているビブリオバトルの運営に協力されています。

 共著というのは、これまで何冊か出させていただいていますが、このたびのように、ひとつのビブリオバトルに出る子供達、設定を共有したものは、初めてでした。私のほかの3人は、児童文学者協会の理事であったり、新刊も続々と書かれていたりと皆さんお忙しいベテラン作家。さすがとなんども思いました。

 私が書いたのは、玲奈。表紙の絵では階段の一番下にいる子です。

 書店に並ぶのは、今月末ですが(26日発売)、どうぞよろしくお願いいたします。
 

 

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