東京のという括りは、正確ではありません。うちの近所の残り少ない田んぼの案山子です。質より量という案配で、小さな田んぼに6体ほどいましたが、どれもはっきりとした顔はなく、着ているものは、ボロです。ちょっと寂しい。(上の写真のが一番きれいだったもの)
ただ、歳時記を紐解くと、「かかし」の語源は、鳥獣の毛や肉を焼いてその悪臭を「嗅がし」て追い払ったこと。「かがし」と濁るのが正しい。とあるので、匂いの出そうな汚いものを置くというのは、本意に近いとも言える、かな。
案山子で俳句をと思ったけど、案山子自体が擬人化されたものなので、難しいです。
この案山子へのへのもももはみかみて あぶみ(ボツ) ← 先日の岩手の案山子で作ったけど、句会には出さなかった。