月初めに届いていました。
今月号の桃子草子(主宰エッセイ)は、「胡桃が落つる日」と題した花巻のことです。賢治の生誕祭記念俳句大会にまつわる話です。あの二日間のことは、主宰もとても印象深かったようで、嬉しいです。今月号ではおさまりきれず、来月号まで続くほど。
九月一日胡桃の落つる日なりけり 辻 桃子
精神歌荻の声とも聞こえたる あぶみ
も、中に取り上げてくださいました。
表紙は、主宰が子供のときに描いた絵です。お父様が日本画家だったので、いつもいっしょにスケッチをしていたとのこと。児童文学をやっているものとして、子どもの才能を伸ばすも殺すも大人次第だなあと思います。子供の可能性をどう伸ばすかというところで、これから頑張りたいと思います。今号には、
夕顔をだらりと這はせ上機嫌 あぶみ
を含む5句を同人欄に載せていただいています。