fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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第20回俳句甲子園観戦記①

2017年06月13日 | 日記
 まずは序章。
 なぜ、観にいこうと思ったか。なぜ、これまで行かなかったか。

 

 俳句甲子園というのが始まったころ、私は一応俳句をやっていました。うちの主宰(辻桃子さん)は、最初のころ、松山の全国大会での選者をつとめていたはずです。松山では街中で行うので、暑くて体力的にきつくて降りたというようなことを聞いた記憶もあります。
 高校生が俳句をやるのは嬉しい。でも、そのやり方が対戦式でディベイトというのが、なんかなあと思っていました。普通の句会のようなものは無理とはいえ、俳句は他者と競うためにやるものじゃあないんだし、ましてディベイト? 私は人と論争をするのが嫌い。
 そして、句会で最後にお互いの句評をするときも、他人の句の「ここがダメ」たとえば、季語が離れすぎているとか、リズムが悪いとか、言いたいことがわからないとか、いろいろつめこみすぎているとか、を指摘するのは意外と簡単。いい点を認める、褒めることが案外難しいと感じています。でも、それがうまくできると、その句は、他者の評によって存在感が増すという事象がおきるのです。
 なので、相手の句の欠点を指摘するようなディベイト形式がいやだなあという意識があったわけです。

 そして、なぜ今回行こうと思ったか。
 それは、昨年からビブリオバトルの本を書くため、小学生、中学生が出るビブリオバトルにちょこちょこ顔を出し、彼らが人前で発表する姿に心打たれていたからです。
 気づいたら、俳句甲子園も観てみたい。と思い始めていました。

 俳句甲子園の記録を書くにあたって、出た俳句を書かないことには意味がありません。最初大会の要項を見たら、著作権が大会本部にあると明記されていたので、twitterにアップした句も、削除しました。でもその後、個人がSNSに出すのはOK。大会側にも確認をとっていると書いている方がいたので、俳句甲子園を広める一助となることを期待し、句も書かせていただきます。
 万が一、やはり困りますということがありましたら、このブログのメッセージにご連絡ください。すぐに削除いたします。

 ここまで読んでくださった方、すみません。本番は、②へ続きます。
 
 とにかく、行ってよかった! おもしろかった! 感動しました。勢いで、17日の岩手大会、18日の秋田大会もおっかけます。そして、松山の全国大会も行きます。(←外でやるの? 暑いのかなあ。そこが心配)

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