やはり、前夜のテレビの紅葉情報は当たっていた。三ツ石山の紅葉は「終わりかけ」だった。せめて4、5日、来るのが早かったら、真っ赤な絨毯を満喫できたかもしれない。地元に住んでいるわけでもないので、これは仕方がない。だが、以前から歩いてみたいコース、そして三ツ石山は登ってみたいと思っていた。それを果たせただけでも満足感はある。稜線の歩きは想像以上に気分の良いものだった。 . . . 本文を読む
八幡平の探索。今夜の宿までの時間が余ったので歩いてみた。紅葉を期待したが、数年前の時節外れに歩いた時の植生からして、考えてみれば紅葉があるわけはないところだった。皮肉なことに、八幡平に至るアスピーテライン沿いに見える紅葉が見事だった。ただ、この見事さもタイミングがずれた。後回しにしたおかげでガスの中の紅葉見物になり、先日の月山と同じじゃないかとがっかり。ただ、紅葉の中を歩いたわけでもなく、あくまでもドライブ紅葉だからと納得させた次第。 . . . 本文を読む
31年ぶりの月山。その時は雪渓見物が目的だったが、今回は紅葉見物。当初から月山を意識していたわけではなく、月山の紅葉はどんなものだろうかとネットで調べる限り、見事な紅葉写真に魅せられてしまい、その気になってしまった。だが、そんなにうまく事が運ぶわけではなく、天気という落とし穴があった。ガスガスの中を苦痛に歩き通したわけではない。薄曇りの中で見える紅葉は確かにきれいだった。天気レベル相応に楽しんだということにはなろうか。 . . . 本文を読む
楽しい同窓会だった。はるか昔の中学三年生の時の純粋にも似た気持ちに浸れた。これがもしかして最後の同窓会なら寂しい限りだ。そうならないのを願いたい。さて、今回の北東北の山巡りだが、この森吉山が最後になる。軽いハイキングにもならないゴンドラ往復だが、四年前にゴンドラから眺め、ため息をついた黄金色の紅葉が忘れられない。結果は四年前とは随分と違った紅葉だった。それでも昔の仲間と軽い旅行ができたかのような気分には浸れた。間もなく北関東の低山も紅葉を迎える頃だが、今年の紅葉はどんなものだろう。雨が多く、冷え込みもない日が続いている。あまり期待は持たないで出かけた方が、意外な紅葉に出会えるかもしれない。昨日も大雨が降った。これで紅葉もまた色あせるだろう。 . . . 本文を読む
天気予報を信じたのが甘かった。曇り空の中を引きずりながらの駆け足でさっと登って下るつもりでいた田代岳は台風の接近で行けずに終わった。この山を選んだのは、紅葉追いからではなく、山頂正面の岩木山と広い湿原の池塘群を見たかったからだ。それに紅葉が少しでも参加してくれればいい。結局、滝見三本で終わったが、いずれは改めて行くことになるだろう。こんな関係で時間を持て余し、宿に着いたのは早々の三時。雨で故郷の町歩きというわけにはいかなかったが、暗くなってから始まった同窓会の、三人だけの前夜祭は何とも楽しいものだった。翌日は大人数での慌ただしい飲み会だっただけに、なおさらのこと。いまだに余韻が残っている。 . . . 本文を読む
北東北の二日目は八甲田山。この山には25年前に登ってはいるが、どういうコースを歩いたかからきし記憶がない。今回歩きながらも、ここ覚えているといったところもなく、おそらく、今回とは別のルートで歩いたのだろう。大岳山頂からの眺めは素晴らしく、毛無岱の景観には圧倒された。結果として至福の一日といったところだった。 . . . 本文を読む
中学の同窓会で秋田に行く。それだけでは面白くないし、せっかく、開催を紅葉の時季にお膳立てしてくれたわけだから、北東北の紅葉めぐりをぶつけることにした。先ずの初日は奥入瀬渓流の探索。だが、奥入瀬の紅葉はまだ二週間は早かった。観光滝見物だけで終わってしまったが、いくつかの見ごたえのある滝もあったので、一応は満足ということにしておこう。むしろ、翌日の山歩きに期待したい。 . . . 本文を読む
栗駒山の翌日は、そのまま帰るのではもったいないと浄土平に寄り道をする。標高は栗駒山とさして変わらないが、やはりこちらは南だ。紅葉の見頃はこれからだろう。だが、これはあくまでも曇天の中の紅葉狩りであって、晴れ渡った空の下でのことだったら、色づきもきれいに見えたかもしれない。その点は残念だ。 . . . 本文を読む
栗駒山の紅葉見物。あまりの見事さに圧倒された。本来、ひっそり静かな紅葉は好きだが、ここまで派手な紅葉を見せられたのでは好きも嫌いもなくただすさまじいと思うだけ。これから紅葉シーズンになる。昨年は山の紅葉を見ずに終わったためか、しばらくは、栗駒山の紅葉とつい比較してがっかりするような気がしてならない。 . . . 本文を読む
船形山に行ったのはついでのようなものだったが、山頂付近の光景と展望の素晴らしさは予想外のものだった。それを見て、これは紅葉の時期に来るべきだったと後悔した。そして、周囲の山名もしっかりと覚えていたら、なお気分も充実だっただろう。しかし、長い樹林帯の中の歩きは、たまに風も通ってはいたものの、時期的には何とも不快なものだった。往復ともに絶えず大汗をかき続けての歩きだった。今回の歩きで、南東北でも微妙に北東北との中間部に位置する山々に興味を覚えてしまった。後日、紅葉の時期に歩いた記事を見かけた。これは同じコースを歩いたものだが、やはり周辺の山々にも精通していて、船形山に行ったことのない方には、このブログよりももっと参考になるだろう。いずれにしても、これから数か月の間は、暑さを考慮しての歩きをしないと、あっという間に熱中症になりかねないな。 . . . 本文を読む
何やかやと、行くかやめるかと道中でも悩んでいた茶釜の滝だったが、結局は行くことになる。本来なら短時間で済むはずのコースではあったが、往路はともかく、復路の登返しで苦労した。この暑い時期では仕方ないとも思っている。茶釜の滝、雲上の滝ともに、結果としては見ておいてよかった。紅葉の時期なら、さぞ見栄えある滝だったろう。翌日はとりあえずは八幡平に登って、田代岳あたりにでも登るつもりでいたが、あいにくの集中豪雨になってしまい、雨に追い立てられるようにして戻って来た。大湯のチョイ滝巡りも含め、いずれ、改めて行ってみたい。 . . . 本文を読む
岩手県と秋田県の県境ルート歩き。クマの生息地ではあるが、いずれ歩いてみたいと思っていた。今回の八幡平も、もともとはその一部を歩いてみるのが目的だった。いっぺんには無理だが、部分的に畚岳から先を歩いてみよう。本当は紅葉の時期がベストなのだろうが、それがかなわない暑い時だ。どんな県境尾根なのか、少しは体験してみることにする。 . . . 本文を読む
八幡平に出かけた。改めて記すまでもなく、東北は遠い。往路、復路ともに一日は費やしてしまう。だが、湯治目的で行くならともかく、そのまま宿屋に直行して温泉につかるのではもったいない。行きがけの駄賃で滝見を加えてみることにしようか。 . . . 本文を読む
紅葉の秋田・乳頭山を歩いて来た。素晴らしい紅葉を味わいながらのハイキング。急な上り下りや危険なところもなく、のんびりと歩いて紅葉と壮大な景色を満喫した。こんなところを歩いているのはハイキング冥利にも尽きるが、秋田はやはり何とも遠い。次に訪れるとしたらせいぜい一年後だろう。 . . . 本文を読む
真昼山地の滝めぐり。予定を前倒しして出かけた。白糸の滝をはじめ、なかなか趣のある滝を見ることができて満足したが、やはり自分なりの圧巻は真昼大滝だった。滝を見ながら、これが紅葉の時期だったら、さらにきれいで、印象深いものになったろうと想像した。しかし、やはり北東北は遠い。運転疲れで、翌日は終日ごろごろしていた。 . . . 本文を読む