梅さんのかわら版.umelog

笛吹川フルーツ公園の紅葉

"龍太の家族愛”

2017-03-14 18:48:22 | 俳句&短歌

飯田蛇笏・龍太親子は、生涯を笛吹市境川町で過ごした。
そこには生前過ごした住まいが残されており、山蘆と呼ばれている。
ここの山や川、そしてここから見える甲斐の山並み・・・すべてが俳句に詠まれている。
住まいのある屋敷の裏には狐川が流れ、川を渡った裏山は後山と呼ばれ、ここもまた多くの俳句を生み出している。
ここは、俳句の聖地と呼ばれている。
ここで、毎年龍太を語る会と言うのが開催される。

会場の総合会館、立ち見が出来るほどの盛況だ。
何故なら、今回は龍太氏の家族が、普段着の龍太を語るという最初で最後ではないかと思われる企画なのだ。
長男、次男、そして三女の方が見えられた。
龍太氏の家族は、誰も俳句をやらない。
だから、父親としての龍太、夫としての龍太、そして地域での龍太について語られた。
兄弟が初めて語ることもあり、参加した龍太ファンもそうだが、兄弟にとっても貴重な時間となったことだろう。