私の休日は、土日の2日間。
買い出し以外は、ほとんど家に居るのが、
常なのです。
時間がたっぷりあるからといって、
猫達と特別な事をする訳でもなく、
さりげなく、同じ空間で息を確かめ合う。
そんな静かで穏やかな休日なのです。
月曜を迎えると、猫達は
出掛けようとする私を玄関で見送る。
これもまた、常の事。
私は、月曜の朝だけは、
いつもより丁寧に別れを告げるようにしています。
あや、お転婆しちゃダメよ。
おたま、いい子にしてるのよ。
よねもきくも、ゆっくりね。
うんこ、留守をお願いね。
そう告げると同時に、気持ちを切り替え、
私は、外へ飛び出してゆく。
そして、その5秒後・・・
鳥にフンを落とされたから、
即座に家へと舞い戻る。
どけ、群がるな!
歩けん、どけ!
フンが垂れるからぁ!
おばちゃんは、頭を拭くんだぁ!
とにかく、頭を拭くから、どかんかぁ!
頭を拭かせろぉぉぉ!
おはようございます。
家の中だからといって、安心してはいけません。
あや、降りろ。
お前はダメだ。
6キロだろ、タメだ。
カーテンレールが落ちてくるぞ。
つぎに、やられたら、カーテンレールが落ちてくるぞ、これは・・・
おい、おたま!
お前は真似すんなよ。
おたま:「ぼく このほうが すき」
そりゃ、よかったな!