うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

飽くなき、欲求

2016年11月12日 | うんこの事

全然、食べてないのに、

太っちゃうってどゆこと?

このセリフ、私も今までの人生の中で何度も発してきた。

きっと、食べてるんでしょうね。

そういう事なんでしょうね。

 

おはようございます。

我が家のうんこは、ああ見えて、大食家ではなく、美食家だ。

あれは、そろそろ離乳期に入らんとしていた頃だったか、

感染症の影響で、何も食べられなくなった事がある。

ミルクも離乳食も、水さえも受け付けなくなり、

当時の獣医さんは、

「おかっぱさん、期待しないで。覚悟も要るかも。」と暗い顔で言った。

ぐったりとした、小さなうんこを見て、

私は半ばヤケクソで、甘酒をティースプーンにすくって、

うんこの口に近づけてみた。

そしたら、うんこったら、それを舐めたんだ。

マジかと驚いたっけ。

ティースプーン2杯程度だったが、

これがある意味、起爆剤となって、うんこの食欲が戻ったんだ。

 

米麹で作った甘酒。

もちろん、アルコールは含んでいない物だ。

ネコは肉食動物。

決しておススメは出来ないが、

少なくとも、当時のうんこの命を繋げた、パワーフードだった。

なんて、お前らしいんだと、つくづく思う。

 

あれから1度も甘酒なんて、舐めさせた事はないが、

うんこの食への飽くなき追及は、続いていた。

キャットフードへの拘りもハンパではないが、

驚いた事に、どんなネコでも喜ぶような、そんなオヤツでも、

うんこは、ノーを突き付けてくる。

他の子達が凄く喜んで、美味しい美味しいってキャッキャ喜んで食べる、

歯磨きオヤツにも、

うんこは冷ややかな目でスルーする。

なんで、お前は太ったんだ?と、つくづく思う。

 

うんこが、一気に太った時期が、あったんだ。

ここに越してきて、私が酷く忙しくなり、

そのせいか、病に倒れて入院してしまった、あの時期だ。

大食家ではなく、美食家なくせに、

不安を紛らすために、ひたすら食べていたのだろう。

なんだ、お前のせいじゃないじゃんと、つくづく思う。

 

あのね、うんこ、ごめんなさ・・・

うんこ?

うんこ「おじさん、何食べてるの?」

うんこ?

何も、もらえんぞ。

 

うんこ「欲しいとかじゃないの!見せてって言ってんの!」

何?そのきっぱり感?

 

うんこ「どれどれ~?クンクン」

もらえる訳ないぞ~。

 

うんこ「ちょっと、邪魔しないで、母さん!」

なんで、キレてんの?

 

うんこ「もうちょっと、近くへ。ほれ、もそっと近くへ」

お前の食べられる物じゃないって。

 

うんこ「じゃ、甘酒を出せ!」

出さないし。

うんこ、今は淋しくなんて、ないだろ?

だから、ダイエット続けような。

 

もう、淋しくないだろ?

うっとうしいだろ?

このうんこラブ過ぎる、白いのとか居てさ。