うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

歳では計れぬ、人となり

2018年06月03日 | 日記

私は、あと3か月ほどで46歳となる。

先日、すれ違った老婦人には、

「いいわね~、若くて」と言われたが、

その数時間後には、中学生と思しき子供に迷いなく、

「おばさん、先にどうぞ」と言われた。

同世代と酒を酌み交わせば、話題は、

「老後をどう生きるか」と「恋愛妄想型下ネタ」だった。

 

おはようございます。

時には若輩者の振る舞いを見せ、時には先輩ずらを求められる。

若々しく颯爽と歩くたび、

実は、その膝関節は、特に左膝は、そこそこガタが来ている。

どうにか無事に電車に乗り込んだら、

車内で、なんと、ナンパをされた。

知らない、お爺ちゃんに。

 

そんな、どっちつかずな私は、

昨日、久しぶりに、実家に遊びに来た姪達と会った。

18歳と16歳の、自他ともに認める若い娘たちだ。

揺るがない若さは、輝かしい。

 

夢への第1歩を踏み出した、上のお姉ちゃんは、

絵が驚くほど、上達していた。

まだ彼女が幼かった頃、よく私に

「ねぇ、可愛い女の子の絵を描いて」とねだったものだ。

簡単に描いてやると、彼女は瞳を輝かせながら、

「すご~い。上手~。あたしも、こんな風に描きたい」と喜んでくれた。

そんな、お絵描きが大好きだった少女は、

イラストの世界へとチャレンジを始めたのだ。

1体のキャラクターを、あらゆる方向から描いた、

そういう練習画を見せてくれて、今度は私が、

「すごぉ~い。あんた、上手だね~。」と驚いた。

 

そこで、うんと年上の私は、

負けじと新たな芸術を提示してやった。

どうや?

大人のめくるめく芸術の世界は、すげーんだぜ。

って、先輩ずらしてさ。

またおとスマイルさんとぺら雄を見せつけてやったのさ。

すると、姪達は、

腹を抱えて涙をちょちょ切らせながら、

「すごーい。おばちゃーん、どうして~?」って、のけ反った。

そして、上のお姉ちゃんが、まんまと、

「私も、これ、やってみたーーーい」って、

さっそくスマホで検索していた。

 

イエーイ、勝った!

なんて思っていたら、横で聞いていた母さんが、

「それ、なんぼや?」と聞いてきた。

「2000円くらいだったかな?それが、6か月毎月届くんだぞ。」

と教えてやると、母さんは、

「こんなもん作るのに、総額1万円以上もかかるんか?もったいない」と。

 

総額1万円以上・・・・

 

さすが、人生の大先輩だ。

我々若輩者の心に、一生響く言葉となった。

 

さて、我が家の最若輩者は?

また、垂れるよ。

 

垂れちゃってるよ。

おい、おたま!

もっと若々しくせんか?!

 

爺さんみたいだな。お前は。