人には、
得手不得手があるものだ。
とはいえ、
得意だと思っていた事も、
ところ変われば、不得手に転ずる事もある。
おはようございます。
クラスで一番の優等生でも、さらに優等生の集まりに入れば、
劣等生に転ずる事だってある訳だ。
それが、この世だ。
そうだ、それがこの世の仕組みなんだ。
私は、自慢じゃないが、切り取り線が得意だった。
切手も10枚単位で買うと、切り取り線で繋がった状態で手に出来るでしょ?
あれも得意というより好きだ。
綺麗に完璧に切り取ってみせる自信がある。
この際の「みせる」は、もはや「魅せる」と記しても良いほど、
華麗に切り取って魅せる私だ。
それが昨日、職場で、
いつもなら、切り取り線で切り離されてた状態で手元に届く数枚の書類が、
繋がった状態で私の元へやってきた。
きたよね、これ!
わしに任せろ!
ビリッ!
あれ?
ビリビリーッ!
なんで?
すべて切り離し、まとめてみれば・・・
端っこ、ガタガタ。
不得手に転じた瞬間であった。
この時の私の顔は、きっと、あの時のおたまのようだったのだろう。
では、我が家の、あの時をご覧ください。
横取りが得意なおたまは、あやのベッドを狙っていたんだ。
おたま「あや姉ちゃん退け!嫌がらせすっぞ~ヒヒヒヒ~」
あや「なに?!」
あや「なんですか?!」
やばいぞ、女が敬語になったら、やばいんだぞ
あや「なんなんですか?!」
ほら、敬語は、マジで怒ってる証拠だぞ
あや「何の用でしょうかね?!」
おたま、不得手に転じた瞬間。
今後、横取りはやめましょう!