うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

白黒の映画

2018年11月04日 | 日記

ずっと待ち望んでいた映画が、

ようやく公開される。

どんな映画なのかと胸を膨らませている時は

さぞや、楽しかろう。

 

おはようございます。

その映画の原作が漫画や小説だとすると、

公開前からシナリオを知っている人もいる訳だが、

だからって、その内容を、楽しみにしている人に全部教えちゃうって、

それって、最悪ですよね。

絶対、やっちゃダメですよね。

 

で、私はやっちゃったんですがね。

映画「旅猫リポート」

私は、ブロ友さんに勧められて、すでに原作の小説を読んだ。

とても感動する小説だった。

このブログにも紹介させていただいたが、

その時は、「旅猫レポート」と紹介してしまった。すみませんでした。

リポートです。

だから、もう映画は観なくてもいいかなっと思っている。

しかし、掛かりつけの動物病院の院長は違った。

「ねえ、おかっぱさん?映画の予告見た?

よねちゃんにそっくりなんだよ。

僕は、この映画、絶対観たいんだぁ。」と

子供のように目を輝かせた。

 

「あっ、私、これの原作を読みました。悟がねぇ・・・」と私は匂わせる。

「なに?悟?悟がどうしたの?どうなるの?」と喰いつく院長。

「これね、悟が、(ピーピー)で、(ピッピピーーー)なんですよ」と、

核心部分を、さっそくバラしてしまった。

(ピーの部分は、全てネタバレなので自粛)

「でね、猫のその後は、私の予想だと、そこは映画ではカットかな?っと」と

更に、予測も的確に伝えた。

「猫って、ナナの事?えっ、ナナはどうなるの?」と院長は懲りずに喰いついた。

 

こうして、私は、このお話の最初っから最後までを

語り部となり、隅から隅まで伝えてしまったのであった。

 

「あっ、院長すみません。全部言っちゃった・・・」

我に返って謝罪すると、院長は

「ん?ううん・・・全然・・・・大丈夫・・」と。

その表情は、得も言われぬ切なさを醸していたが、

公開後の院長は、息を吹き返していた。

 

「おかっぱさん?映画観た?ぼくはね、もう2回観た。

また観に行くよ。すごくいい映画だよ。」

10月26日公開の映画を、もう2回も観に行ったとは。

驚いたが、その後の院長の感想に、私は、とても安堵した。

 

あの猫ちゃんは凄いよ。

あの子はね、分かってやってるもん。絶対分かってて演技してる、うん。

あの子は、絶対、役になり切って演技してるんだもん。

とにかく、あの子は凄いんだ。

 

とまあ、

院長にとっては、内容がどうとかではなく猫の演技力に感動したらしく、

私は、心底安堵したのだった。

あの人、猫が好きなんだな~。

 

それにしても、やっぱり、

よねちゃんに似てたな~って院長が言ってたよ。よーねさん?

あれ?こんなだっけ?

 

こんな、オスのカンガルーみたいな顔だったっけ?

 

あや「なによーもう~もう~、おばちゃんめ!」

 

よね「あやは、オスのウシにも似てるよね~」

特に、鳴き声がね、ウッシッシッシ。