うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

風邪の風が吹いた週

2018年11月17日 | 日記

私は、毎朝、

出勤前、朝食を食べに実家へ寄るのだが、

だからか、どうだか、

母さんが風邪を引いていた。

 

おはようございます。

私の風邪が移ったのかは、定かではない。

私の風邪症状と酷似しているが、定かではないのだ。

そんな母さんは、ブーブーに風邪を引いていた私が、

風邪を引いていた事に一切、気が付いていなかった。

母さんの目は、昔から、だいたい常に、節穴だ。

 

私が初潮を迎えた記念すべき日、

母さんは、ボラギノールを手に、すべて分ってる風を吹かせて

「ほい、ケツを出せ!塗ってやる」とだけ言い放った。

 

今思えば、おそらく扁桃腺炎に罹り声が出なかった時は、

「お前~、食い過ぎだな」としたり顔で、知ったか風を吹かせたし、

小学生は、パーマをかけてはいけない校則があったのに、

10歳の私を美容院に連れて行き、パーマネントを掛けさせ、

「これで、ちいとは可愛く見えるやろ」と満足げな風を吹かせた。

実際は、当時売れに売れていた、B&Bの島田洋七にそっくりとなった。

だから私は、負けるもんかと涙を呑んで逆手にとって、

「もみじ饅頭~」というギャグを自分のテッパンにしたんだ。

すべりまくったが、私はへこたれなかった。くどいくらい推した。

 

そんな母さんは、自分への意識は、エベレスト級に高い。

毎朝、血圧・体重・体温を測って、それをきちんと記録するし、

いまだに、基礎化粧品の肌への追求も余念が無い。

素顔で外に出る事は、絶対しないし、自己管理に手は抜かない。

もちろん、軽い風邪にも、油断はしない。

 

「ほい、おかっぱ?この鼻水は、どうや?わし、大丈夫やろか?」と、

朝食を食べている最中に、キッチンペーパーにかんだ鼻水を見せてくる。

かむたび、いちいち見せてくる。

「あっ、この痰は、黄色くないから大丈夫やよな?」と、

キッチンペーパーに吐き出した痰も、見せてくる。

 

ちょっと待ってよ、母さん!

色々言いたい事はあるんだけど、まず、

なぜに、キッチンペーパーなんや?

近くに箱ティッシュがあるのに、なぜキッチンペーパーなんや?

 

「おまっ、そんな事も分らんのか?

ティッシュだと鼻水がはみ出しちゃって、汚いやないか」

 

ん~、ん~、どこをツッコめばいいのか、もう分らん。

 

さて、母さんが、新たなマットを編んでくれたことで、

なんとか折り合いを付けよう。

 

以前は、こうだった

これでは、おちおち寝ていられなかったが、

実際は、これでも普通に熟睡できる私だが、

こうして、2枚並べれば、猫も人も快適になったよね。

 

もちろん、新しいフカフカの方は、猫が陣取るけどね。

楽ちん楽ちん、極楽や~

 

おじさん「掃除機、かけますよ~」

はい、どうぞ~

 

おたま「楽ばっかりしてズルいぞ、おばちゃん達め」

 

いや、そうでもないんだぞ。

おばちゃん、マットが増えても、実際は楽になっていないんだぞ。

こうだもん・・・。毎夜、こうなんだもん・・・。