猫と共に暮らすようになって、
27年経つだろうか。
おはようございます。
正確には、チビからうめさんまでの5年は、
猫がいない暮らしだったのだが、
その代わり、犬が居たもんね~。うふふふ。
狂犬チロや、子犬のパンチョに、咬まれてたもんね~。うふふふ。
うめさんが、我が家にやってきて数年後からは、
猫の多頭飼いが始まった。
全然、減らないのね。
減ったなって思ったら、ちゃんと増員されるのね。
そういうシステムになっている我が家だが、
お陰様で、そこそこ猫の知識は増えて行った。
かと思えば、猫の気持ちは、いまだ全く解らない。
2頭、3頭と数が増えていくたび、
猫同士の関係性は、複雑になっていく。
うめさんが居た頃は、
6頭での暮らしに、一時期保護猫3頭加わっても、
どうってことなかった。
揺るがないボス猫がいるという事は、関係性をシンプルにさせてくれる。
まさに、ブログタイトルの通り、うめと愉快な仲間たちという
シンプルな関係性だった。
しかし、今の我が家には、ボスがいない。
それだけで、関係は一気に複雑化してしまうのだ。
猫は、平和を愛する小さな猛獣だ。
私は、猫に、敬意をもって、そう思っている。
時々、これは昔からだが、
1頭が興奮し始めると、周りの猫も興奮し出し、
2~3頭で、一触即発の状態に陥る時がある。
そういう時は、静かに間に入り、猫を見渡しながら、
「落ち着け~」と穏やかな声を掛ける。
声は穏やかだが、眼光は鋭い。
そして、心の中は「喧嘩しやがったら、食い殺すからな」と、一歩も引かない。
引いては、いけない。
むしろ、こっちの猫より、そっちの人間の方がそら恐ろしいと思わせることで、
猫同士の緊張を、こちらに向けさせてしまえっという作戦だ。
そういう時、私は必ず、
サーカスで鞭を持って仁王立ちする猛獣使いが頭に浮かぶんだ。
(まあ私個人としては、動物を使って、わざわざ鞭を持ってまで、
見世物にするのは、賛成できないが)
しかし、この方法を教えてくれたのは、うめさんだった。
うめは、いつも、そうしていたからね。
人間の私からは、穏やかに仲裁しているように見えたが、
うめの気概は、凄かったんだ。
さて、我が家の最も複雑な関係の2匹はどうだろう?
おい、おたま!
そういう事をしてはいかんぞ。
また、あやにキレられるぞ。
すごい自慢気な顔をしているが、仕返しされるぞ~。
ほら、やっぱりね。
倍返しされてるやん?
なんだ、その顔は!
仕掛けたのは、おたま、お前だろ?
放って見ていてもいいのだが、その後が面倒くさいので
あやさん、引っ込めてくださいね~
まったくもう。
仲がいいんだか、悪いだか。さっぱり解らん。