うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

楽しければいいというもんじゃぁない、了解!

2020年06月07日 | 日記

私は、昔っから、

仕事は楽しくやるもんだと考えている。

 

おはようございます。

こんな私だが、自分でお店を立ち上げた事がある。

その店は、1年ほどで、病気で倒れてあっけなく無くなったけど、

でも楽しかったな~。

カイロプラクティック兼アロマテラピーの店だった。

店を立ち上げるからには、まず勤め先を辞めた訳だが、

そうなると、私は無職になった。

今はどうか知らないが、当時、独身の無職の女では、

テナントさえ貸してはもらえなかった。

あからさまに「男の人を連れて来てもらえる?」と

まるで子供に諭すように言われたものだ。

保証人としてではなく、借主が男性でなければ貸せないというのだ。

オーナーがそういう意向というケースが多かったのだ。

ここ!っと思った貸し店舗を管理していた不動産屋へ

私は何度も通い、担当者のおじさんといろんな話をした。

最初は迷惑そうだった。

貸す貸さないは、オーナーの意向だもんね。

おじさんが悪いわけではない。

それでも、粘りに粘って、おじさんがオーナーを説得してくれた。

よっしゃーっと思ったのもつかの間、さて、内装屋さんはどうしようか?

前勤め先の社長に紹介してもらった内装屋に会ってみれば、

「お姉ちゃん一人で店やるの?この店舗じゃ、かなり手がかかるよ。

女の人じゃ分からんかもしれないけどさ~、ここへつらないとダメだし」

と、まあ、粘って借りた店舗のダメ出しが続いた。

「じゃいいですぅ~」と笑顔で別れ、飛び込みで別の内装屋へ行った。

そこの社長さんは、真剣に話を聞いてくれた。

「これから頑張る人を応援したい」そう言ってくれた。

「では、これくらいのお値段でお願いします」とさらっと値切った。

値段交渉は、工事が始まっても続き、それは実に楽しかった。

 

私「しゃっちょさん?あのね、しゃっちょさんが儲けてなんぼだからね。

しゃっちょさんのお洒落着が買える儲けが出る程度で値引きしてもらえばいいの」

 

社長「おかっぱちゃん?その値段じゃ、おれのお洒落着が全部ユニクロになるわ!」

 

私「ほな、それで」

 

社長「こらー!」

 

ってね、楽しかった。

 

メニューなど作ってくれる会社の担当者さんとは、恋の話もした。

若い女性で、締め切りまで彼氏と逢えないって言うもんだから、

それじゃだめだ!今から逢いに行け!って、なぜか私が涙ながらに訴えた。

 

私「よし決めた!うちの店ね、開店日、替えるわ」

 

担当者「えぇぇぇ?」

 

私「うん、あのね、一週間延ばすわ。だから逢いに行っといで。」

 

担当者「だって、そんな。ダメですよぉ。」

 

私「楽しんでおいでよ。その勢いで、この世の物とは思えない、

すばらしく楽園感漂う、それでいて現代アートのような、はたまた

懐かしさを感じさせる表紙を作ってくれよぉ」

 

担当者「なんという無茶ぶりを~~」

 

ってね、ほんと、楽しかった。

 

開業してみれば、

 

お客さん「あの、痩身コースをお願いしたいんですが」

 

私「ありがとうございます。ただ・・・」

 

お客さん「ただ?」

 

私「今ちょうど、そのコースで通ってくださってるお客様がね、

着実に太っていらっしゃるんです~。あのね、施術後スッキリするから

食欲が湧くっておっしゃるもんで~」

 

お客さん「えぇぇぇ?でもそれ、別の意味でやってみたいです」

 

私「では、私もお客様が痩せられるように頑張ってみます」

 

お客様「私も、私なりに頑張ります」

 

という店だった。

ちなみに、そのお客さんも太った。

通いたいから回数券を買っておくと言われても、簡単には売らなかった。

1回目の施術後すぐに、迂闊に買うと、数日経った頃、後悔するって事、あるじゃん?

だから、数日後、お体がどうか、もう一度来たいと思っていただいたら、

その時に買ってくださればって思ったんだ。

それを伝えると、

「あんたね、普通、うるさいくらい勧めてくるもんよ!」と叱られたりね。

それも楽しかった。

 

今の職場でも、たまに叱られる。

以前、封筒に3枚の切手をTの字に貼って、

「熟女さん、見て!ティーーーー」と言って、叱られた。

そんなわけで、私はどこで働いても、ダメな類の社員なのだが、

金曜日の事。

私「熟女さん?想像だけで、ドラえもんを描いてみて」

 

熟女「なんで?なんでなの?」

 

戸惑いながらも、熟女さんが描いたドラえもんが秀逸で驚いたって話。

参考を見ずに、ここまで描けるってすごくないです?

斜めからの構図も、ちゃんと描いてくれてるし。

 

で、言い出しっぺの私のは

熟女さん「どうして、富士額なの~?ねえ、どうして~?」

とデスクに突っ伏した。

 

さて、我が家は困った事になったぞ

爪とぎを替えた。

段ボールの爪とぎって、袋入りのマタタビが付いてるでしょ?

でも、袋入りでも充分、マタタビ臭は着いている。

我が家には、マタタビで危険を感じた経験がある。

おたまが、悪酔いしてダレカレ構わず喧嘩を吹っ掛けてしまったんだ。

でも、そろそろ、おたまも大丈夫なのでは?と思い、

爪とぎを替えてみたんだ。

すりすりゴロゴロ、男たちが凄い!

おたまも、それ以上何もしないし、大丈夫かと思いきや、

その後、

こいつが、悪酔いして、暴れたって話だ。

急いで全ての爪とぎをベランダに放り出した。

さて、今後、どうしようかな~?

ベランダで天日干ししたら、マタタビ臭消えるかな~?

どの時代にも、やっぱりダメな類が現れる、我が家である。