うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

鬼が逃げる名前

2022年04月03日 | うんこの事

私は、牛若丸が

実は源義経だったとは、知らなかった。

驚いた。

それにしても、源義経って何した人でしたっけ?

 

おはようございます。

私は日本史において、その程度の学識しかない訳ですが、

牛若丸の丸の意味は知っていた。

ちなみに、日本史にこんなに疎い理由は、

子供の頃の勉強を怠っていたからだ!

そのくせ、「そんなことも知らないの?」と驚かれた時、

私は、堂々と言い放つ。

「あたしって女は、過去を振り返らない女なのさ。」と。

 

あたしって女は、そういうポジティブ馬鹿な訳ですが、

丸の由来は日本史の勉強を犠牲にしてでも調べていた。

本当に、馬鹿だ!

 

その『丸』の由来は麻呂だったとされており、

子どもや動物を呼ぶ際の愛称のようなものらしいが、

そもそも、丸とは当時の便器(おまる)を意味しているらしく、

愛する我が子を、わざわざ○○便器と呼んでいたことになる。

理由は、厄除けのためではないかと考えられている。

可愛い子供が鬼にさらわれないように、

『臭い子』と呼んでいたのだ。

 

この風習は、モンゴルにもある。

例えば『バースト』さんという名前の人が居られるらしいが、

バーストの意味は、『うんこまみれ』だ。

魔除けの意味で、変な名前をつける。

 

そう、魔除けであり、厄除けであり、親の愛なのだ。

だから私は、小さな猫に『うんこ』と名付けた。

実は、うんこの名前の由来は

「カラスの糞みたいに落ちてきた」だけではなかった。

当時の私は、離婚直後であり、まったくツイてなかった。

何をやっても上手くいかず、神社でお祓いしてもらったほどだった。

そんな、疫病神に憑かれている気分の私に拾われた猫だ。

せめて、この子には災いが及ばないようにと願った。

 

とはいえ、考えに考えて、『うんこ』にしたわけじゃない。

それは本当に、カラスの糞みたいに落ちてきたから、

素直にそう浮かんだだけだ。

浮かんだ『うんこ』を憚る事無く、命名した。

憚らなかったのは、魔除けにもなると確信したからだった。

「これでいい!うん、うんこでいいんだ!!」

 

あれから、うんこは2度、命の危機を経験した。

感染症で死の淵を彷徨い、

避妊手術で腹膜を破り緊急手術をした。

その度、私は

「うんこを連れて行かないで。」と懇願した。

鬼か悪魔か知らないが、

私は鬼の形相で、うんこうんこと連呼したから、

逃げて行ったのかもしれない。

 

3度目の危機である、あの時だって、

私は何度も何度も、うんこうんこと呼んだ。

でも、私は分かっていた。

うんこが鬼や悪魔になんて、さらわれる訳がないんだ。

もう、大丈夫なんだって。

まっすぐ、極楽へ行くんだよねって。

あっちでも、「ヘロー、あたし、うんこよ」って、言うんだろうなってね。