うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

ブイブイ、ウジウジ

2022年09月22日 | カズコさんの事

さ・・・・さーっぶい!

 

おはようございます。

台風が過ぎ去って、急に気温が下がったせいで、

昨日は、あちこちから「さっぶい」「さっぶい」と聞こえてきていた。

愛知県民は、寒いと言わない。

「さぶい」、「さっぶい」、「さーっぶい」と、

ブイブイ言わせるわけだが、

だからといって、実家のかずこさんは、

ボディースーツの中に長袖Tシャツを着ていて、さすがに驚いた。

「かずこさん、斬新やな!」

 

昨日は、かずこさんの巨大病院の日だった。

先週、検査した肝臓の方は、

「異常はないみたいですね。」

ということだったが、

「心不全の方は、また少し、数値が上がっています。」

だったらしい。

まだしばらくは、巨大病院への通院を続ける予定となった。

 

私は、内心、微かに喜んでいた。

案外、かずこさんとのお出かけは、楽しいのだ。

めちゃくちゃ我儘だ。そして、めたくそボケた老人だ。

診察を待っている間も、ブツブツと文句を言う。

「待たせすぎやわ。遅すぎるわ。」と、文句の言い放題だ。

文句の合間に、

「ほんで、結局、わしはなんで、ここに居るんや?」と聞いてくる。

「だからぁ、母さんの心臓をだね、診てもらうんだよ。」

と、診察を待つ小一時間の間、6~7回は繰り返す。

で、ようやく診察室前まで呼ばれる。

やっと次だーっと思った途端に、

「あぁぁ、トイレ行きたくなってきた~」となるのだ。

かずこがじゃない、私がだ。

行くべきか、我慢すべきか、悩ましい。

尿意なら、私は行く。走る。

しかし、便意だ。

こんな時に限って、便意だ。

「母さん、あたし、ウンコしたくなってきた。」

かずこさんの耳元で囁くと、かずこさんは、

「してきたらええ!診察はわしが聞いておく!!」

と、なんとも頼もしい事を言ってくれる。

「そうか、大丈夫?何の診察か、分かってる?」

と問うてみると、

「知らん!」

と即答する。もはや、潔さを感じさせる。

「知らんって、あんた・・・」

こんな会話をしながら、お互い笑いをかみ殺すとともに、

便意をやる過ごすことにも成功した。

昨日も、実に苦しくも楽しいお出かけだったという訳だ。

 

我が家の、のん太も、

急に寒くなったせいで、斬新な寝方を生み出した模様だ。

ベッドを着てみたの図

 

のん太「ちゃむい。のん、ちゃむいよ~」

 

のんちゃん、寒いなら、かかぁが抱っこしてあげようか?

のん太「どっちようかな~?む~どっちようかな~?」

 

のん太「こっちよ・・・か・・・・・」

ウジウジしている間に、寝ちゃったよ。