うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

猫との暮らしについて

2022年09月30日 | 日記

朝から、

嫌な動画を観てしまった・・・

 

おはようございます。

ニュースで、コツメカワウソを虐待した容疑で、

書類送検された女の動画が放送されていた。

 

いかなる事情でも、動物を叩く場面は、見るに堪えない。

それが猛獣だろうと魚類だろうと、同じ気持ちに陥る。

そのくせ、ボクシングや格闘技を観るのは、嫌いじゃないから不思議だ。

なのに例えば、女性が男性と対戦するエキシビジョンマッチなどを観ると、

心の底から、怒りが湧いてくる。男性に対しての怒りだ。

あの怒りは、なんだろう?

 

書類送検された女は、人気インスタグラマーだったということで、

それも考えさせられた。

私などは、愛知の隅っこで、コソッとブログを書く規模だけれど、

それでも、動物との暮らしを伝える身としては、考えさせられた。

 

私は、20年以上前から、猫を飼っている。

しかも時々、ほいっと簡単に拾ってきて、数を増やしたりした。

行為とすれば、それは本当に、ほいっと簡単にだ。

もちろん、「話(ブログ)のネタになる」からではない。

放っておけなかったからだ。

それは美談だ。

しかし、現実は、結構大変だ。

いや今は、それほど大変ではない。

どちらかというと、猫達との暮らしは、とっても幸せです。

 

しかし、そう言っていられない時もある。

直近でいえば、おたまとたれ蔵の相性には、悩まされた時期がある。

ほいっと簡単に拾ってきてしまう訳だから、

先住猫はたまったもんじゃない。

特に、おたまは、決して多頭飼いに向く性格じゃない。

何度も子猫を連れて帰る度、凄まじいストレスを与えた。

そのうえ、たれ蔵は居なくならない(里子に出ない)。

おたまは、

「おら、あいつ、あんまり好きじゃないだ」

と、あからさまに表現していた。

私は、それを知りながら、たれ蔵を我が家に残した。

しかも、のん太も残した。

これは、ある意味正解だと思ってはいるけれど、もはや多頭ガチャ方式だ。

増やしてダメなら、もっと増やして、ガチャガチャとしてみると、

案外うまく行っちゃうという意味だ。

 

故きくも、そうだった。

猫が大っ嫌いなのに、

保護猫を含め、我が家の瞬間最大個数が9匹になった時期もある。

もはや、飼い主の暴挙だ。

 

そして、私は、いつだって菩薩のように優しい飼い主じゃない。

懐も浅いし、財布も薄い。

胸だって、洗濯板か?!てくらい、ペラペラだ。

大して悪くない猫に、怒ったりする時もある。

叱るんじゃない。

自分の感情に任せて、怒ってしまう。

 

私は、一度、きくを叩いたことがある。

威嚇するきくを、反射的にバシッと叩いた。

あの時の、

右手に伝わるきくの頭蓋骨の硬さと、きくの顔は今でも忘れられない。

勝手に猫を増やして、勝手に忙しくなって、

勝手に怒って、猫を叩いた訳だ。

 

おたまを叩いたことは無いが、責めたことはある。

「どうして、たれ蔵を咬むの?ダメでしょ?!どうして、分かってくれないの?」とかね。

そんな時のおたまは、なんとも切ない顔をする。

逃げればいいのに、逃げはしない。

じっとその場で、切ない顔をしていた。

私は、あの時のおたまの顔も忘れない。

何度も、何度も、思い出す。

どんな時だって、忘れちゃいけない。

 

今は、平和だ。

それは、おたまとたれ蔵が、すんばらしい猫だからだ。

私は、彼らの素晴らしさに照らされている。

そして、その後ろを必死について行ってるだけだ。

 

今朝は、動画を観ながら、

それを決して忘れちゃいけないと思ったし、

伝える側の姿勢として、改めて書いておこうと思った。

 

もちろん、のん太もあやも、すんばらしい訳だけれど・・・

あやさん?

尻尾、退かしてあげなよ?

 

ゆらゆらして、邪魔だと思うのよ?

あやは、自分がこんなことされたら、凄く怒るじゃん?

 

ほら、おたまが目覚めちゃったじゃん?

 

おたま「ん?これなんだ?」

 

あくびしてる間に、退かしてあげてよ?

 

あやっさんってば?

あや「あたしの尻尾に何かしやがったら、ぶっ飛ばすわ!」

いやいやいやいや、それはさすがに、暴挙だわ~。