猫とかずこは、
気付いている・・・。
おはようございます。
とっくに、春の兆しに気付いているのだ。
我が家の猫ら、特にオスはいつもよりソワソワしているし、
野良猫どもは、勤め先のトラックのタイヤにマーキングをし始めた。
そして、かずこは春の乱が始まった。
木の芽時、かずこでなくとも自律神経が乱れやすいが、
認知症のかずこは、ダイレクトに受けてしまうようだ。
いくらなんでも、早くない?と思うが、
弊社の蘭さんも、新たな葉がチロっと出てきている。
「かずこさん、おはようさん。」
実家へ行くなり、ベッドに横たわるかずこに声を掛けると、思わしくない顔をしている。
ああ、起き抜け不機嫌か・・・。
この時期は、起こした瞬間、
「ぶち殺したらぁ~」と言いながら起き上がることも珍しくないが、
この日のかずこは、
「体中が痛くて痒いんやぁ。」
と弱々しい。
ああ、このパターンか・・・。
弱々しく嘆くというのも、この時期には多い。
「ほんなら、いっぺん起きてお茶飲みゃー。」
私は、この会話を文字にしてみて、気付いた。
「名古屋弁は、みゃーみゃー言うように思われるけど、
あたしら、そんなにみゃーみゃー言わんよねぇ。」
と、言ってた割には、みゃーみゃー言っとるやんけ!と気付いた次第だが、
かずこは素直に起き上がり、
「ほれ、見てみぃ。この手すごいやろ?」
と、両手を私に見せる。
「こんなになっとる。ほれ、酷い色やろ?」
かずこは、皺くちゃでシミだらけのくすんだ色の自分の手を見て、
何かの病気ではないかと思ってしまう。
かずこの脳裏には、若い頃の真っ白な美しい手の記憶しか残っていないのだ。
「ほれ、こんなのおかしいやろ?病院行かな、びょっ」
かずこが、もう一度、病院へと言おうとして私を見た瞬間、言葉を飲んだ。
ん?
どした?
「おおおおっおまっ、どうしたんや、その顔?」
なにが?
「なんや、酷い顔しとる!どうしたんや?おまっ病気やないか?」
かずこは優しい。
年末、体調がよくなかった時も、かずこはいち早く気が付いてくれた。
しかしこの日、私は絶好調だ。
「なにが?私、そんな酷い顔しとる?全然元気だけど。」
私はそう言って、ベッドの横にある鏡台の鏡に自分を映した。
「うん。別に全然、酷くないよ。うん、ほら・・・あっ!!」
ここで気が付いた。
「化粧するの忘れたー!」
私は反射的に実家を飛び出し、家に戻って化粧を施した。
施しながら、己を慰めた。
「かずこさんは、人より敏感なだけ!かずこさんは、人より勘が良いだけ!」
さて、こっちは何をしているのだ?
おたま「床が温かいだ」
うん、ホットカーペットだからね。
やっと気が付いたのか?
去年からずっと、ホットカーペットだぞ。
おたま「なぜか、おら、うねうねしてしまうだ」
温かいと、そうなっちゃうおたまに気付いた、のん太。
のん太「あれ、なにちてるんらろ?」
のん太「なんら?なんなのら?」
のん太「酷い顔してるら。かかぁみたいら。」
あのね、のんちゃん?
おたまは表情が酷いけど、かかぁは顔の色が酷いの。
そういう違い、ちゃんと気付ける男になれ!
実はおとといから当地は、これでもか!!というレベルの雪が降り続いています。
今年は暖冬だね~と呑気に笑っていたのは、ほんの数週間だけのことでしたが。そちらは少しづつ、もう春の気配を感じているのですね。羨ましいです。
ところで、かずこさん、おかっぱさんの顔色に気づくなんて、すごい観察力ですね。
実は私、昔から化粧をしないと、どうした?具合悪いの?顔色悪いよといわれるタイプでして。(笑)
この記事を読んでいて、おかっぱさんもなの?そうなの?と笑ってしまいました。
うっすらと化粧をするだけで、こうも顔色が変わるのかと毎朝思います。(*´∀`*)
ホットカーペット
猫さま達はぬくぬくで
幸せでしょうね。
悲しいお知らせです!
お化粧品で顔色がカバーできるのは、まだお若い証拠です。
かあちゃんは酷いシミ、深いシワか出来てしまった今、隠しきれません(;・∀・)💦
どうせ隠しきれないならと、ノーメイクの域に達しました!
いや、これはかあちゃんだけの問題で、全員が年を重ねるとそうなるわけではありませんので、お若い内にスキンケアをしっかり施してくださいませ。
うねうねおたまちゃんを観察するのんちゃん、実は自分もうねうねしたいのかもね😆 違うかな〜? かあちゃんはおたまちゃんを見ていて、うねうねしてみたくなったけどな〜🥴