うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

あれから 1年

2016年11月10日 | うめの事

私は 今日も 空を見上げる。

辛い時に見上げる空は 眩しいほどに真っ青で

切ない時に見上げる空は 鳥が行きかい 賑やかだ。

嬉しい時に見上げる空は 頬に降る 雨の雫も愛おしく

誰かを想って見上げる空は 近いようで遠いんだ。

 

今日は うめの一周忌だ。

うめと生きた17年は まるで遠い昔のようで

だけど うめとの思い出は 色褪せる事はない。

助ける事が出来なかった あの子も

幼くして逝った あの子も

最期まであっぱれだった あの子も

旅立っていった 皆のそれぞれの思い出も

色褪せる事はないままに この胸の中に眠っている。

 

胸の中に眠る想いを 空に向かって放ってみると

皆の顔が 雲のように浮かんで見えて

手を伸ばしてみるけれど 近いようでやっぱり遠い。

 

ずっと 見上げていたのでは

 上手く 歩けはしないから

 辛い想いは 胸に帰し休ませて

切ない想いは 胸に集め抱きしめる。

嬉しい想いは 胸にひらひら舞い戻り

私は 今日も 空へ続く遠い道を

前を向いて 歩いて行くんだ。

 

 

「お前は極楽に辿り着けるんかの~かの~かの~?」

 うめさん?うめさんだろ?

 

「お前は、ここに来られるんかの~かの~かの~?」

 えっ?

まさか私だけ、地獄行き?

ねぇ、うめさん?

う~め~さ~~~ん?

 

「・・・・・・・」

無視をするな~!

 

うめ「来られるんかの?ヒッヒッヒ」


おそらく・・・老婆とネコ

2016年11月08日 | 日記

なんか、記事をアップしたら、消えてもうた・・・。

再び、書きます。

 

空に漂う未確認飛行物体、

私は、そういうの、よく見るんです。

 

おはようございます。

宇宙人って居るのかな?

まぁ、地球人が居るくらいだから、

遠い星に誰か居たって、おかしくはないよな。

 

そんな話をしながら、先日製作した「遠い星の人(←クリック)」を母さんに見せると、

母さんの眼が輝いた。

 

「これは、ええわ~。すごくええ。」

どこがいいの?

 

「寒い時にええ!おっしゃれやわ~」

これ、お洒落なの?

 

「ただ、残念なとこが、ひとつだけあるんや。」

これの残念なとこ、ひとつしか無いのか?

 

「この先っちょに、ポンポン付けたら、もっとええわ~。」

被っちゃったよ、母さん!

恥ずかしさは無いのかい?

ポンポン付けたら、もっと恥ずかしさは増さないのかい?

 

ポンポン付けて、母さんに進呈するべきだろうか。

母さんは、それを被って、お出かけするつもりだろか。

とめるべきだろうか・・・

 

おい、おたま!

ホットカーペットって、暖かいだろ?

 

なっ、気持ちいいだろう?

 

ん?どうしたんだ?

 

どうなってんだ?

 

おたま?おたま?

そんな訳で、すぐ近くに未確認生物を2体発見した日の事だった。

最初に書いた記事は・・・遠い星にぶっ飛んで行ったのだろうか・・・


あやキャンペーン

2016年11月06日 | あやの事

なんて、可愛い女の子なの?

思わず、そう言ってしまうのです。

 

おはようございます。

我が家のあやというネコは、なんとも可愛いネコなのだ。

昨夜も、熱々の鍋を食べていた我が家のおじさんに、

背後から、飛び蹴りをお見舞いしていた。

取り皿に、突っ伏したおじさんが、慌てて振り返った時には、

あやの姿は、もうそこには無いのだ。

彼女は、ただ、遊んで欲しいだけなんだ。

我々の食事中に。

 

私が、コタツに座って、ゆっくりお茶を飲もうと湯呑を持った途端に、

横から、私の腕を掴んで揺らすのも日常茶飯事だ。

口に届く頃には、辺り一面、ビッショビショで、

急いで拭いている時には、あやの姿は、もうそこには無いのだ。

彼女は、ただ、撫ぜて欲しいだけなんだ。

コップを持っている最中に。

 

顔だけを見れば、子猫のように小顔で、

体だけを見れば、そら恐ろしい程に大きくて、特に尻が大きくて、

全体を見てみると、違和感を抱かざるを得ない、バランス。

強靭な肉体に、ちっこい頭。

まるで、オスのカンガルーだ。

 

そんなあやは、いつでもスキップしている、可憐な女の子だ。

例えば・・・そう。

お花畑をルンルルンっと歌いながら、すべての花をなぎ倒して、

スキップして行くような、そんな可憐な女の子だ。

 

誰彼かまわず、ワァっと驚かせて、

のけ反る姿を見るのも好きだし、上手い。

仕掛けられた方は、のけ反るどころか、ぶっ倒れそうになって、

回避すべく、よろけて足の小指を角に打ち付けて、

やっぱりのけ反れず、うずくまって声も出せない。

ようやく痛みに慣れて来て、もう許さんとばかりに

あやを探すと、

そこには、瞳を輝かせながら、ルンルルンな感じで、

スキップしている、可憐な女の子が要るのだ。

 

叱れない・・・こんな子叱れない・・・。

なんて、可愛い女の子なんだろう。

 

だからね、あやちゃん。

パソコンから退いてくれないかな?

 

ノートパソコンって、潰れないのかな?大丈夫なのかな?

 

あや「おばちゃ~ん」

声が大きいよ。

すぐ側だもの、そんな張り上げんでもいいんだよ。

 

あやちゃん、離してくれよ。

見ろよ、おばちゃんの顎を。

 

3重顎になっちゃってるよぉ、あやちゃん。

重いんだよ~、グッと堪えてるからだよ~。

 

あや「見て~、あやのシャチホコポーズ」

うん、見たよ。何度も見たよ。

パソコンは押さえてるんだね、さすがだよ~。

 

そろそろ退いてくれないかな~?

 

あや「ルンルルン」

なんて、可愛い女の子なんだろう・・・

と、己に言い聞かせるという修行の日々なのである。


意志を読む

2016年11月04日 | 日記

そろそろ、お別れだよって、

アイツに呟いた。

 

おはようございます。

我が家の給湯器は、そろそろ限界だった。

湯を出そうとしても、エラーばかり。

もう風呂を沸かす力など失っていた。

私はそう思っていたんだ。

 

私は意を決して、ついに修理屋さんを呼んだ。

これで、買い替えは決定だろうと思っていた。

 

ところがだ。

そんな給湯器が、修理屋さんの前で、本気出してきたんだ。

蛇口をひねれば、そく燃焼、

風呂だって、沸かす気満々だ。

 

お前・・・お前ってヤツは・・・。

やればできるじゃねーか。

よし、頑張れ。

お前のポテンシャルを魅せつけてやれ~!

 

何度も点検する修理屋さんの側で、

私は、思わず、給湯器を応援していた。

 

そんな訳で、もちろん買い替えは勧められず、

修理屋さんは、給湯器の中を簡単に掃除して帰って行った。

 

そして、その直後、

給湯器は、普段通りのに戻っていた。

ハイ、出た、エラー!

お前ってヤツは~、ちっとも変っちゃいないぜ~。

アーッハッハッハー、相変わらずだな~、アーッハッハッハー

って、笑ってる場合かー!

 

機械にも、意志ってあるのかも知れないと思いながら、

おたまの意志を探ってみよう。

おたま、ちょっかい出すと、叱られるぞ~

 

叱られるぞ~

 

はい、叱られた~

 

𠮟られるぞ~

 

はい、叱られた~

お前さ、なんで、いつもそういう顔するの?

 

叱られても、止めないのにさ

 

その、反省してますのテイ、必要なのか?

 

あや「ただの、見せかけよ」

だな!


ピエレーカルディン

2016年11月02日 | 日記

母さんがくれる物は、

衣服だけではないんです。

 

おはようございます。

「これは、どうでもいい物やけど・・・使うか?」

と控えめに見せてくれた物は、

新品のタオルだった。

 

母さん、タオルは有難いよ。

デーハーな衣服より遥かに、有難いよ。

 

しかも、なんだかラグジュアリ感漂う、タオルだ。

喜ぶ私に、母さんは、

「これなぁ、どっかのメーカー物やど」と。

うん、母さん。

なんか pierre cardin って書いてあるよ。

外国のブランド物だ、多分。

 

そんな訳で、喜び勇んで持ち帰った私は、

そのpierre cardinのタオルを、我が家のおじさんに手渡して、

こう言ったんだ。

 

これ、おじさんに使わせてあげるよ。

あんた、ブランド物が好きだろ?

職場に持っていきな。

ピエレーカルディンのタオルだぞ。

 

その直後だ。

我が家のおじさんが、

「えっ?」と言って、私を見て固まってしまった。

 

うんこー、どうしたんだろ、おじさん?

おじさんの苦手な下ネタ言った訳でもないのにさ。

 

うんこは、ネズミさん持ってきたのか?

うんこ「あのね、母さん。ネズミさん、改名しよっかなって」

そなの?改名・・・をねぇ?

 

うんこ「ピエール・カルダン」

ピエール・カルダン?

 

うんこ「そう、ピエール・カルダンよ、母さん」

ピエール・カルダンなんだな。

 

うんこ「そうよ、母さん。ピエール・カルダンよ」

そう、分かった・・・