うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

成長しない、私とおたま

2019年01月20日 | おたまの事

昨日ずっと、

ワイファイの電波を出す箱を休めてみたら、

今朝は調子がいいようだ。

 

おはようございます。

ここで、クイズです。

ワイファイの電波を出す箱とは、なんという名称でしょうか?

わしも知りたい・・・

 

そんな訳で、

機械も人も、休息は大事だ。

皆さん、休んでますか?

 

体は横たわれば、そこそこ癒せるのだろうが、

心の疲れは、そうはいかない。

心は、自分の思うようにはいかないのだ。

不意にやってくる不安感。

突然思い出す、嫌な記憶。

後悔や自己反省も、望まずとも繰り返される。

そして、私の場合、それを何度繰り返しても、一切の成長が見られない。

ある意味、ブレない自分に乾杯(完敗)だ。

 

それを、だいたい、「まっいっか」で済ませる訳だ。

その繰り返しだ。

成長するわけ、ないじゃんね。

まっいっか!

 

猫育てにも、私の適当さは活かされている。

いろんな本や記事に

「人の手で猫を遊ばせると、噛み癖が付くのでやめましょう」と

書かれているが、私はその真逆だ。

子猫には、まず自分の手を咬ませて遊ばせる。

これは、うんこさんが子猫に自分を咬ませて世話をするのと同じ発想だ。

うんこさんは、小さな子猫には何をやっても叱らない。

ちょっと大きくなってくると、「それはダメよ」と叱る時がある。

すっかり大きくなると、他の成猫と同等の扱いをするようになるのだ。

猫の子育てって、すごいなって思う。

故うめも、上手に子猫を育てたものだが、

うんこも、素晴らしい育て方をしてくれる。

でもなぜか、うんこが育てた猫は、

故うめが育てた猫より癖が強い育ち方をした気がするが、

そこは、まっいっか。

そんな子育て上手な猫がいたおかげで、

私はそれに習って、猫を育ててきた。

(※決して、おススメはしません。ある一例としてご理解ください。)

 

あやは、恐ろしく天真爛漫に育った。

そして、何をやっても、決して咬まない猫になった。

故うめも、どんな時も、人を咬まない猫だったが、

いざとなれば、爪でばさーっとぶった切ることが出来る猫だった。

武士みたいで、かっこよかったんだ。

猫の爪の威力を知らしめた猫だった。

故きくも、行儀のいい猫だったなぁ。

口喧嘩は壮絶だったが、

実は私や他猫を傷つけるようなことは、一度もしなかった。

ただ、相手を口喧嘩で負かすから、その先に進まなかっただけとも言える。

よねさんは、案外、咬む。

ちょっと嫌だなってくらいの事、

例えば、お尻周りを触るなど、ちょっと嫌なことをすれば、そく咬む。

これが、けっこう痛いんだ。

でも咬み方が面白いから、笑っちゃうんだ。

痛いのに笑っちゃうのは、私がマゾだからではない。

動物病院の院長も、笑っちゃうから、誰でも笑っちゃうと思う。

うんこさんは、ああ見えて、実は能力が我が家で最も高い。

私は間違っても、うんこに自分の手で遊ばせるような自殺行為はしない。

1秒もしないうちの捕まって咬まれて引っかかれて、病院送りだろう。

か弱い子猫や他猫には、あんなに加減をしてやるが、人には無情だ。

弱きを助け、強きは挫くのだ。遊びだって容赦なしだ。

いや、あれでも、容赦してくれているのだと思うが、

いかんせん、人の皮膚はうんこが思っているより、うんと弱いのだ。

いずれ、うんこが嫌がる処置も必要になるだろうが、

お陰様で、今は健康だから安全だ。

いざとなったら、どうしたもんかと、今も考えている。

 

そして、おたまはどうだろうか?

我が家で唯一のオス猫は、やはりメスの姉ちゃん達とは、

好きな遊び方も違うようだ。

我が家のメスは、成猫になると、人や他猫とジャレて遊ぶことをしなくなるが、

おたまは、4歳になっても、ジャレて遊びたいらしい。

 

おたま「あや姉ちゃん、おらと遊ぶぞ」

シッポを咬んどります。

叱られるぞ~。

 

ほらね。

 

そして

こんな顔になっても、まだ挑もうとして

 

フェイントをかまされて

 

抑えつけられるもんね。

この時、実は私からも叱られているのだ。

「おたま、ダメだろ!」ってね。

 

だから時々、せめてもと思い、

私がおたまとぶつかり稽古をしているという訳だ。

でも痛くも痒くもなければ、怖くもない。

ある意味、イチャイチャしたバカップルのようだ。

加減してくれてんだろうが、少しは発散できることを願っている。

(※決しておススメはしません。)

 

なぁ、おたま?

寝ているのか?

その恰好で、寝ているんだな?

まっいいけどさ。 


ご挨拶だけでも。

2019年01月18日 | 日記

なかなか、安定した電波が来ないので、

ネットが繋がったり、繋がらなかったりだ。

ワイファイっていうんですか?

気まぐれな子ですね。

呼んでも来なかったりするんですよね。

まるで、猫みたいだ。

 

でも考えてみたら、コルタナさんなんて、

今や、私の声など、一切無視ですからね。

それと比べれば、ワイファイは許す!

 

という訳で、

画像も、なかなか取り込めないので、

今日は、画像フォルダに残っているボツ画像にて、

朝のご挨拶のみとさせていただきます。

あけましておめでとうございます。

ちがうっ、おはようございます。

※今日はコメント欄を閉じます。


いきる、お作法

2019年01月16日 | 日記

ついに、

正月気分が、私の視界から全て消えた。

 

おはようございます。

弊社には神棚があるのだが、

11日には鏡開き、昨日はしめ縄が外された。

神様も、すっかり日常が戻っておられるだろう。

朝になれば、

「はい、今日もおはようござますよ~。」と私ごときに軽い挨拶をされ、

「お水ですけどね、冷たいよ。ほんとにお水でいいんですか?

ぬくた~いお茶とか、欲しくないです?」と余計なことを心配され、

「では、火、付けます!」と蝋燭を灯される。

 

私は、神仏を敬う気持ちは人並みにあるつもりだが、

お作法など全く知らないから、以前、まじで真剣に

「お水じゃなんだなぁ。今日はお茶にしましょうね」と言って

本当に神棚に熱い緑茶を供えようとしたことがあった。

その時に限って、頭上の神棚に湯飲みを供える寸前に、

なぜか手が滑り、頭から、熱々のお茶をぶっ被った。

出社した、隣の熟女に聞いてみると、

「あのね、神棚にお茶って、そんな事しちゃ駄目だから」と教えられ、

その時私は、神を感じた。

あれは・・・

まさに・・・

罰が当たったんやなごめんなさい。ほんと、ごめんなさい。

 

そんな私の家には、神棚はないが、猫の食卓は置いてある。

我が家は、猫が神様のようなものだ。

重い足を引きずりながら帰っても、家に上がれば嘘のように軽いステップが蘇る。

まずトイレに行きたくても、猫達の真っすぐな視線は、それを許さない。

もじもじしながらでも、まずは猫のご飯だ。

たとえ漏れても、ちょっとくらいなら我慢して、猫のご飯だ。

ご飯を食べてる隙に、トイレへ行こうと一瞬思っても、

「いや、ちゃんと食べたか見届けてから行こう。」と、

尿意だろうが便意だろうが、ちょっと漏れてても、そっちのけとなる。

で、ようやくトイレに入ると、猫はドアを閉めるなと抗議する。

もちろん、私はそれに従い、開け放して用を済ませるのが常だ。

もう、我が家には、トイレのドアなど、邪魔でしかないのだ。

取っ払ってしまおうかと、考えている。

そうなると、来客時は、どうする?

もういいじゃんね。解放感を味わってもらおう。

と、人としてのお作法が、そっちのけとなっていくのだ。

この段階にまでくると、人の家でトイレをお借りした時も、

ドアを閉めることを忘れてしまう。

そういう経験が、何度もあった。ごめんなさい。

 

猫を信仰すると、こうなっちゃうんですよね。

 

さて、我が家のうんこ大明神様は、

寝床を命がけで守っておられましたよ。

目覚めると、ゴロンと半回転していたことに気づいたが、

はっと横を見ると、うんこが踏ん張っていた。

 

こんな顔で

こんな顔で。

 

うんこさん、上手い具合に押さえますよね。

退くという発想はないんだね?

うんこ「うんちゃんは退かないの。」

そうだな。

今も、そんなとこに乗ってて、楽ではないだろうに、退かんもんな。

なんでだ?

 

うんこ「これが、猫のお作法なのよ、母さん」

猫のお作法も、案外、楽じゃなさそうだな。

 

うんこ「そうよ・・・ねこも・・・らくじゃないん・・・だか・・・から・・・」

ふっふっふっふ


まどろむ暇なく、起きる朝

2019年01月14日 | 日記

今日は成人の日なんですね。

成人の皆様、おめでとうございます。

 

おはようございます。

祝日だけど平常出勤する皆さん、

共に頑張りましょうね。

 

そんな私は、すでにばっちりやる気満々さ。

気合注入されましたから・・・

私と猫達は、いつも大体、こんな感じで寝ている。

起床は、毎朝4時半。

しかし、今朝は、3時半に起きることに成功した。

こんな感じで高速起床した。

起床時刻、目が覚めてから起き上がるまでの経過時間、ともに新記録だ。

やったね!

あやさん?

君のおかげで、死ぬかと思ったよ。

 

ありがとな、ありがとーなーーーー!こんにゃろめ。

 


本の感想が、凄まじく長い回想になったことをお詫び申し上げます。

2019年01月12日 | 日記

今日は、本のお話をしようと考えていたのだが、

その前に、昨日、

ポンちゃんままさんが記事を書いてくださっていた。

 

おはようございます。

去年末、サンバちゃんが我が家にやってきたことが、

私の願望的妄想でなかったことが証明された。 

ねこなんて大っ嫌い 

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わしが、すごい歯をむき出して笑ってるよ。

「おかっぱさんは、ご自分で言う程、出っ歯じゃないですよ」と

たまに人から言っていただくが、出てるよ。けっこう出てるから。

出っ歯の証明も出来て、感無量です!

 

そんな私は、昔は自分が大嫌いだった。

出っ歯も細い目も丸い鼻も。

友達との会話でも、いつも嘘を付いていた。

私はそうは思わないと思いながら

「そうだよね」と言って友達に合わせるのに必死だった。

はみ出したくなかったんだ。

それでも、どんどんはみ出して行く感覚に陥り、ふと孤独を感じた。

ついには学校に行けなくなって、1か月ほど、不登校になった。

当時の私は、学校に行かなければ、人生が終わると思い込んでいたから、

勇気を出すために、髪を金髪にして登校した。

その瞬間、学校の中にいながらも完璧にはみ出した。

 

母さんは、金髪の私を叱るどころか、咥えタバコのまま笑った。

「かっこ悪い染め方やな~。わしだったら、もっと赤くするな。」と。

それも、嫌だった。

 

友達のお母さんは、こんなんじゃない。

おやつを出してくれて、子供の好物のおかずを作り、

身の回りの事をしてくれて、

当の子供は「うちの母さん、うるさいんだもん」と学校で文句を言う。

でも、お風呂の掃除をすれば、お小遣いが貰える。

成績が上がると褒められ、下がると叱られて小遣いを減らされる。

私は、そういう母さんが欲しかったんだ。

 

勉強をしろなんて、言われたことが無い。

むしろ、家の掃除もしないで宿題をしていると、叱られたものだ。

「勉強はお前の勝手な権利だろ。

掃除機と洗濯と風呂洗いと米炊きは、お前の義務だ」と。

ついでに「トイレの紙がないのに、なんで買ってこんのや」と叱られた。

どんだけ子供をこき使うんだ!

丁稚か?私は丁稚奉公に来てるんか?と悔し涙を流した。

やったらやったで、

「お前は、四角い部屋を丸くしか掃除できんな」と毒を吐く。

もちろん、褒められたことは、一度もない。

四角い部屋を、四角く掃除した試しがないからだ。

 

当時の私と姉の最大の憂鬱は、授業参観だった。

学校に母さんが来る・・・。

授業が始まる前の教室に、

控えめだか品のある恰好のお母さん達が続々とやってくる。

子供たちは、その様子を注意深く見ながら

「あっ私のお母さん来た、あれ、あそこ」と指を刺したり手を振ったりしている。

私は、友達のお母さんを見て、

(ああ、優しそうなお母さんだな~)と感心していると、

ついに、うちの母さんがやってきた。

一瞬確認したら、口から出るのは、ため息だ。

また、皆に後で言われるんだ。

「お前んちの母ちゃん、なんか、すげーなぁ」と。

 

美容院でしか髪を触らないというのが、母さんの自慢だ。

その日も、もちろんばっちりセットされたアップスタイルだ。

ここでいったん、想像してみて欲しい。

夜の銀座で、店を守り続けて30年のベテランママさんを。

あるいは、映画に出てきそうな、べたな極道の妻を。

それだ、そのイメージが、母さんにぴったりだ。

メイクも服装も、誰よりも派手で凄みすら感じる。

その手には、主張し過ぎる大きなダイヤの指輪が光っている。

もはや、武器にすら見えてくる。

この拳で殴られたら、さぞや痛いだろう。

しかし、もちろん、母さんは銀座のママでも極道の妻でもない。

愛知県の片田舎に暮らす、普通の兼業主婦だ。

加えれば、決して、我が家はお金持ちではないのだ。

その時だって、私の着ている体操着は、隣の家のかなちゃんのお下がりだし、

その上から着ているジャンパースカートは親戚のお姉ちゃんのお下がりだ。

靴下は、あちこち破れていて、私は、その破れを自分で縫い繕って履いていた。

どちらかというと、我が家は貧乏だ。

それを感じながらも、一度、お下がりなんて嫌だと文句を言ってしまった。

母さんが、「何様のつもりだ?自分で稼いだこともない癖に」と

烈火のごとく怒った様子を見て、母さんに恥をかかせてしまったような

申し訳なさを感じ、二度と言えなくなった。

しかし今さら、これを書きながら、

我が家は、母さんのせいで貧乏だったのかもと気づき始めている。

 

母さんは、仕事の他にやる事がいっぱいで、子供を構う暇がなかった。

パチンコを打たなければいけないし、それが済んだら、そのまま飲み屋に直行だ。

遅く帰ってくると、一緒に飲んでいた父さんとの喧嘩の延長戦が始まる。

私と姉は、煎餅布団が腐ってきたような布団から、その様子を伺っていたが、

間違っても、子供の教育についてというテーマだったことは一度もない。

営んでいた会社のことか、金のことか、亭主の浮気を疑う喧嘩だ。

珍しく寝てる我が子を起こして、話してくれたことはある。

あるが、それも最悪だった。

「お前の部活の先生、コバヤンだろ?ヒッヒッヒ。

道で見かけたから、そのまま飲み屋に引きずって飲ませてやったぞ。

お前、あんな先生が怖いのか?全然、怖くないやないか。

偉そうにしとるけど、あれは結構、気が小さい男やぞ。」と。

ほんと、最悪だ。

 

当時私は、父さんとは、きちんと会話をしたことすら、ほとんどなかった。

ただただ、怖い人。コバヤンレベルに怖い人、そうとしか思っていなかった。

今でも覚えている会話が、母さんが前夜飲み過ぎて

起こしても全く起きない朝の会話だ。

「あの・・・お父さん?お昼ごはんの弁当代が無いんだけど」

「500円でいいか?後で返してくれよ」

それだけだ。

今なら、こう言い返してやる。

おい、ドケチじじーめ!500円くらい、我が子におごれや!とね。

 

破天荒同士が夫婦になると、それは厄介なものだ。

そこに産まれた子供は、まともに育つのも難しい。

本当に難しくて、バカな私は、迷いに迷った。

血迷って、逃げ出した。

自分という人間を形成することから、逃げ出してしまったのだ。

夜遊びして、その金を賄うために人を騙した。

こんな事を繰り返していたら、自分の本当の心も見えなくなっていた。

自分のことも分かんないなら消してしまおうと、自分を傷つけ始めた。

そんな私に、母さんは気づきもしないで飲んだくれてるから、

ついに、こう言ってやった。

「もう、二度と、こんな家には戻らないから」と。

すると、母さんは、私の腕を掴んで

「なんでや?どうしたんや?行くな。行ったらあかん」と泣いた。

私の腕を掴む母さんの手は、震えていた。

 

この人、本当に、全く気付いてないんだ。

そう驚いて、その時なぜか、

さすが母さんだな~と笑えてきて、同時に感心してしまった。

 

それから私は、相変わらず血迷いながら、

自分の生きる道が分ってるんだか分かってないんだか、

そこは、はっきりしないまま自分なりに歩いている。

できることなら、はみ出さずに歩いていきたいと思っているのだが、

そうは上手くいかない時もある。

そんな時、不思議と、子供の頃を思い出すんだ。

というより、母さんを思う。

 

うちの母さんって、ド天然でアナーキーで、めちゃくちゃ面白いんぜってね。

今でも相変わらず、自分の道を疑う事なくまっすぐ生きてるじゃん。

すげーよなってね。

 

という訳で、やっと出てまいりましたよ。

本題です。

「ぼくは勉強ができない」 山田詠美

これは、ポンちゃんママさんが送って下さった本だ。

この本を読んでいると、似たような経験あるなぁて懐かしく思えたり、

どんどん、自分のこと、母さんのこと、いろんなことを

前向きに受け止められる気がしてきたんだ。

ままん、ありがとうございます。

 

実は、他の本も贈っていただいた。

山田詠美さんの2冊。

これも、また読んだら、感想を書きたいと思います。

それと、

これー!

これね、以前、買おうかどうしようか、悩んだ本です!

さすが、ポンままさん、分かってらっしゃるー。

ありがとうございます。

 

おい、そこの君たち?

君たちも、お礼を言いたまえ!

 

こらこら、喧嘩すんなよ。

 

ほらね、こうなるだろ?

 

おたま、お礼を言いたまえ

おたま「ありがとござます」

なんて、顔だ!

わしの真顔と、そっくりや・・・