うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

私の自慢

2019年01月26日 | 日記

唐突ですが、今日は、

私の自慢話をいたしたいと存じます。

 

おはようございます。

たまには、自慢話も聞いてみたいと言っていただいたことで、

「いいの?自慢なんてさせて頂いちゃって、いいのかしら~」と

喜び勇んで考えてみたら、自慢になるようなエピソードが一つも浮かばない。

驚いた。

 

そもそも、私が常に心に留めている格言が、

「人を疑うな。己を疑え。」なほど、私はあやふやな人間だ。

よって、職場で隣の熟女さんに、私の自慢になるとこを聞いてみた。

すると、熟女さんは、淀みなくスラスラと答えてくれた。

「体温が高いとこ、じゃない?」

それを聞いて淀んでいる私に、熟女さんは、

「体温高いとこでしょ?」と追い打ちをかけてきた。

 

たしかに、私は体温が高めだ。

それはそれで、良いことかもしれないが、

今の時点では、基礎体温の高さを自分の言葉で自慢できるほど、

自分のものに出来ていない。

せっかく見つけてもらって恐縮だが、今回はこの点は見送ろう。

 

ならば、これはどうだろう?

パーマ液に決して負けない、意固地な直毛。

これは困ったことなのだが、1周まわれば自慢になるかもしれない。

将来性を見据えて考えれば、自慢になる時代がやってくるかもしれないのだ。

要経過観察だ。

 

あっ、あった。ありました。

私は、痛みには強いのかもしれない。

これは自慢になるのではないだろうか。

以前、おそらく尿管結石が原因だろう痛みで、病院へ走ったことがある。

しかし、誰もかれも、信じてはくれなかった。

なぜなら、私がヘラヘラ笑っていたからだ。

立っていられない痛みの中、

血尿というより鮮血を吹き出しているのに、

ヘラヘラ笑っていた私がいけなかったのだ。

 

あの時もだ。

くも膜下出血の手術後も、

もちろん頭蓋骨を開けた訳だから、痛かった。

看護師さんが、鎮痛剤の量を測るためか、確認をしてくれた。

「今の痛みを、1から10で表すと、どこ?」と。

私が「3かな?」と答えると、看護師さんに叱られた。

「そんなはずない!あなたは今、10の痛みを感じてるはず!」

術後は、特に痛みを我慢するのは予後に良くないそうで、

「おかっぱさん、いい?今が10!覚えておいてよ。我慢しないでね」

と、強く叩き込まれた。

しかし、その後、何日も横になっているせいで、

腰が痛くなってしまったのだが、その時の痛みこそ、

私にとっては、間違いなく10だった。

それを、看護師さんに伝えると、

「腰の痛みもだろうけど、今の頭の痛みは、いくつ?」と聞かれたので、

やはり「3かな」と答えてしまい、ため息をつかれた。

これらの経験から、

私は少なくとも、頭の痛みと尿管の痛みには強いと言っていいだろう。

 

そして、これを書きながら、思い出した。

私は、野鳥をそのオーラで見つける事が出来る、という自慢だ。

種類の名前までは確定できない場合もあるのだが、

熟女さんの運転する車の助手席で、ランチを買いに行く時だって、

時速50キロで走る車中からでも、

私は、そのわきの田畑の茂みに居る、小鳥さえ見つけることができる。

「今の鳥は、スズメのオーラじゃない。

あれは、ジョウビタキかな?」という時もあれば、

「うわ~、シギがいた!」と時速60キロに加速した車中で叫ぶ時もある。

「危ない!」と、まだ飛び出してもいない茂みの中にいるキジに気づいて、

熟女さんに急ブレーキを踏ませることもあった。

熟女さんは、大変だ。

空高く飛ぶ、ハヤブサにいたっては、そのオーラは半端ではない。

俯き加減に歩いていたって、気付いて空を見上げるほどだ。

もはや「呼んだ?」と声を掛けそうになる。

これは自慢になるのではないだろうか?

ただ、懸命に手を振ってくれている知人には、

全く気付かず真顔で通り過ぎることが、よくある。

手を振ってもダメならと、呼んでもらっても、気付けない時もある。

デスクで仕事をしている振りをしてボーっとしている時などは、

社長の呼びかけにも、気付くことは、ほぼ無い。

 

と、長々自慢してしまったが、一番の自慢は、

やっぱり我が家の猫達だろう。

 

そうだな、おたま?

 

おたま?

なんだか、その手が、気になるわ~。