うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

少年(ちびっ子チンピラ)よ、神話になれ!

2022年08月21日 | のん太の事

残酷な天使のように、

少年よ、神話になれー!

 

おはようございます。

上階に暮らす人は、ピアノが上手い。

そして、ブームがある。

演奏する曲のブームだ。

ここ最近のブームは、『残酷な天使のテーゼ』

本当に、見事な演奏だ。

そこに文句はない。

不思議と、ピアノの音というのは、騒音には感じない。

子供がバイエルを練習しているような音なら、うんざりするかもしれないが、

完璧な天使の調べは、心地よいものだ。

ただ、延々繰り返される天使のテーゼは、残酷だ。

 

いつの頃からか、私の鼻から出される息は、

知らぬうちに『残酷な天使のテーゼ』になっていた。

もはや鼻歌ではなく、息をするとともにテーゼ。

呼気がテーゼだ。

 

それなのに残酷にも、今日で大型連休が終わる。

とはいえ、今回の大型連休は、お休みでしたっけ?ってくらい

働いている感覚だった。

むしろ、早く平日に戻らんかな~とさえ思える。

 

もちろん、認知症の母のこともあるのだけれど、

それよりも、私の大型連休すべてが、おじさんの連休とまるっと丸被りのせいで、

平日より、逆に忙しくなってしまった気がするんだ。

ちなみに、我が家のおじさんは、別名『微笑み地蔵』だ。

地蔵のように動かないという意味だ。

 

休日だって、お供えのように食事を目の前に運ばなければ、

生身の地蔵は即身仏になる、ご覚悟だ。

歌って踊れる認知症より、動かない訳だ。

かずこさんは、これやってっとお願いすれば、パンツだって畳めるが、

地蔵は、パンツは畳めない。

むしろ、目の前(所定のタンス)に、

パンツをお供えしておかなければ、履かないくらい、動かない。

そのくせ、さすが徳の高い地蔵は、こっそりと風呂釜のコーティングを剥がし、

「え?なぜ、そこだけ?」と思わずゾッとしてしまうくらい、

極めて限定的な、直径50cm程度の床だけを磨いて下さるのだ。

さすが、生ける地蔵だ。

 

もう、ばかーーーん!!

 

そんな中、やはり猫がいる暮らしは、ありがたい。

のん太「おじさん、ちね!」

いやいや、そこまで言わなくっても・・・・

残酷な天使よ、ありがとう!

 

連休中、癒しと笑いをくれた猫達。

その中でも、のん太のイリュージョンは、驚いた。

のん太「おい、かかぁ。これは、なーんら?」

あらら、大変?!

僅かな隙間から、白い何かが出てるけどぉ?

 

のん太「じゃーん。のんの手らぞ。」

きゃー、のん太の手、ペラペラの紙かよ!

 

のん太「かかぁ~かかぁ~」

いや、これは、あやさんよ?

あれ?

これは、どうしたことかしら?

 

のん太「かかぁ~」

なぜか遠くののん太に、ピントが合っている~!

こんな、どや顔で!!

 

のん太「ねぇ、かかぁ。ちってる?」

何が?

普通に微睡んでいるだけでしょう?

 

のん太「のんの胴体、浮いてるんら」

重力、どうなってんのぉ?

 


黒猫よ、ありがとう

2022年08月19日 | ほくろたれ蔵の事

8月17日は、

黒猫感謝の日だったらしい。

 

おはようございます。

ブロ友さんの記事で知った。

世界中、不吉と言われがちな黒猫を守る意味もあり、

設けられた日だそうですが、

そんなこと思っている人、いるのね?

いやでも、昔、

「白黒猫は悪魔の使いなのよ」とおっしゃる知人がいた。

 

私はその時、

うちのよねが?

あやも?

ゼンマイ仕掛けみたいな猫と、

嵐を蹴散らかすド転婆猫が、悪魔の使いということ?

あぁぁ、なんか、ワクワクしてきたーっと思った。

悪魔の使いだろうが、不吉だろうが、

どんな猫でも、それはそれで面白い訳だ。

自慢げに「うちの猫、悪魔の使いじゃんね」と言いふらしてしまいそうになる。

何があってもおかしくない、そんな無限の可能性を漂わせてくれるのが、

猫の魅力ではないだろうか。

 

そんな我が家の黒猫は、たれ蔵だけではない。

8月14日は、黒猫こしょうの命日だった。

こしょうも、当然我が家の黒猫だ。

命日はすっかり忘れていたが、こしょうのことは忘れない。

小さなまま死んでしまったが、私はその死さえ有り難いと思っている。

私に見送らせてくれて、ありがとうと思う。

それは、死んでいった命全てに、そう思っている。

 

たれ蔵にも、日々感謝だ。

我が家の、優等生たれ蔵は、しっかり者のようで、おどんなところもある。

おどんとは、どんくさいという意味だが、

猫じゃらしをこよなく愛するくせに、うまくキャッチは出来ない。

取り損ねて転んでも、たれ蔵はいつだって、楽しそうだ。

 

そして、なによりお助け猫だ。

 

あららら、

ちょっと、たれ蔵~!

これ、どうにかしてあげて

のん太「のんのちゅめが、引っかかって取れないら!」

たれ蔵「母ちゃん、大変です。網戸が開いちゃってます。」

さすがたれ蔵、的確!

心配する所が、的確!!

 

ねえ、たれ蔵!

たれ蔵「はいはい、母ちゃん。トイレに付き添うね。」

 

踏んでるけどな。

そこは、おどんだけど、トイレタイムも和むわ~。

 

たれ蔵!

たれ蔵?

呼んでも来ない時は、爆睡している時である。

そんなところも、たれ蔵らしい。

 

そして呼ばずとも、ちゃんとスタンバイしている時は

たれ蔵「母ちゃんが終わったら、僕の番だね?」

そうだよ、たれ蔵もやるぞ。

 

ブルブルブルブル

たれ蔵は、電動歯ブラシで歯を磨くのが日課だ。

 

ブルブルブルブルブル

 

そしてついでに

振動で、マッサージ

 

たれ蔵「うう~、くすぐったいような~ブルブルブル」

ねえ、たれ蔵、

本当は、母ちゃんが喜ぶから付き合ってくれてんじゃないのかい?

ありがとな、たれ蔵。


連休の真ん中

2022年08月17日 | 日記

今日で5日目。

 

おはようございます。

大型連休5日目の今日は、連休中日になる。

今回は、なんだか忙しい連休だ。

毎日、なにがしかの用事があり、その隙間にかずこさんと遊んでいる。

そして、なにより、我が家のおじさんも、

悲しいかな、私と連休が丸被りだものだから、

私は至極のパンツ一丁暮らしが叶わない。

 

そして恐ろしいことに、おじさんはなぜか、掃除に目覚めている。

有難いことだ。

けれど、目を離してはいけない時間でもある。

おじさんは、世にも恐ろしい『コーティング剥がし野郎』なんだ。

過去を振り返れば、

テフロン加工のフライパンを磨きに磨いて、テフロンを剥がした功績がある。

お洒落なゴミ箱のコーティングも、床のコーティングも

きれいさっぱり剥がした逸材だ。

 

それなのに、私ったら迂闊だった。

ちょっと目を離したすきに、風呂に籠っていたおじさんが、

風呂釜のコーティングの一部を剥がしてしまっていた。

桶のコーティングはとっくに、湯垢と共に剥がされて、ガサガサだ。

私は、

「ねえ、どんなスポンジで磨いたら、コーティングが剥がれるの?」

と嘆き、

「あぁぁぁ、コーティング剥がし顔なんだからぁぁぁ。」

と崩れ落ちた。

 

そんな私は、気を取り直そうと、これを食べることにした。

じゃん!

これは、ブロ友さんの警備隊3号さんから頂いたのだが、

なんだと思いますか?

 

これ、なんとバウムクーヘンです。

素晴らしい再現率でありながら、めちゃくちゃ美味しい!!

3号さん、ありがとうございます。

 

と、気を良くしてバウムクーヘンを食べていると、

おじさんが、

「いや、おかっぱちゃん?!そんなことしちゃうの?」

と、ツッコんでくる。

私はバウムクーヘンを一層ずつ剥がしながら食べるのが好きなのだ。

「そんなこと、しちゃいます?」

おじさんは、相変わらず怪訝な顔だ。

私は思った。

 

お前が言うな!

コーティング剝がし野郎め!!

 

似た者同士だなんて、言わないのぉ!

さていっぽう、こちらは分け目だ。

これは、なんでしょうか?

 

じゃん

おたまの背中です。

いつの頃からか

おたまは、なぜか背中の毛が真ん中分けになっている。

梳いて治しても、気付けば、真ん中分け。

 

なんか、変じゃない?

おたま「おらのどこが変なんだ?」

ん~、なんだか、真ん中分け顔だから、仕方ないか?!


お盆だから

2022年08月15日 | 日記

私は仏壇と呼んでいるが、

あれは仏壇ではないな。

 

おはようございます。

実家には、とても小さな仏壇がある。

コンパクト仏壇だ。

けれど、先祖の位牌は飾られていない。

あるのは、薬師寺如来が描かれた小さな札だけだ。

両親が以前、熱心に薬師寺如来を信仰していたからだけれど、

最近、両親が手を合わせる姿を見たことがない。

私は、それがとても気になっていた。

 

そのくせ、

毎朝実家に通う私は、その日の両親の様子が思わしくないと、

玄関を出るついでに、部屋からちらりと覗くコンパクト仏壇に、

「お願いしますね」と祈る。

右手は玄関のドアのぶを握り、左手だけで祈る。

足元は、靴を履くためにバタバタさせているし、

私の祈りは、なんとも無礼な祈りだ。

 

だから、今年の13日は、ちゃんとしようと思った。

贖罪の念を払拭する気持ちもあった。

ちゃんとと言っても、埃を拭いて花を飾って、お供え物を供えただけだ。

酷く溜まった埃を拭いたついでに、

「ごめんなさい」と念じながら、その布で本尊も拭くという、

これまた、呆れるくらい無礼な贖罪だ。

蝋燭に火を灯し、線香を炊き、そーっと鈴を叩くと、

なんとも情けない音が出た。

その音に、母さんは

「なんちゅー音や~」と無邪気に笑った。

母は、もう手は合わせない。

私は、茶化す母さんに苛立ちながら、

それを無視して、両手を合わせた。

 

けれど、何も祈れない。

なーんにも、思いつかない。

信心も無ければ、志もない。

ダメな私だ。

 

もう一度、鈴を叩いた。

さらに情けない音に、母さんはさらに大きな声で笑う。

もうダメだ・・・あかん。

神妙に手を合わせたつもりが、

こっちまで笑いにつられそうになり、苛立ちはスーッと消えていく。

「ありがとうさんでございます。」

結局、私は、ありがとうだけを明確に祈った。

 

実家を出て、脇に通る小川を見れば、

岸には、ハグロトンボが佇んでいた。

真っ黒な翅に輝く青緑の胴体が見える。

奇跡みたいに、美しいトンボだ。

このトンボは、両翅をゆったり合わせて止まる姿が、

まるで合掌する人のように見えることから、神様トンボとも呼ばれている。

私にとっては、今年初のお目見えだ。

私はハグロトンボにも「ありがとうさん」と祈った。

 

私には、神仏の存在など気付けない。

空に手を合わせたって、救いようのない時はいくらでもある。

けれど、

どんな世にも、美しい奇跡や、笑っちゃうような奇跡はある。

それは、ほんの些細なことかもしれないし、

一瞬の気休めにしかならないことも多い。

私は、そんな一瞬の奇跡に「見逃すなよ、私。」と思ったのだった。

 

こっちは、気付き過ぎている。

というか、狙っている!

隠れて狙っているつもりの、たれ蔵。

 

隠れたつもりで、見逃すまいと出ちゃってる、真剣なたれ蔵。

 

こっちにも隠れているつもりの、丸見えのあやがいる。

君達、なんちゅー真剣な面持ちよ!

 

我が家の緊張(あや・たれ)と緩和(のん太)の奇跡。


浮かれポンチ音頭

2022年08月13日 | 日記

昨日、所用で銀行へ行った。

お盆を前に、銀行は混んでいた。

 

おはようございます。

順番を待っている最中、私はふと気が付いた。

こんなに混んでいるってことは、

銀行もお盆休みがあるのだっけ?と。

 

20分は待っただろうか。

ようやく17番の札が呼ばれ、窓口で用事を済ませ、

そうだそうだっと思い出し、窓口のお姉さんに聞いてみた。

「あのぉ、御社はお盆休み、ありますか?」

すると、お姉さんは

「いえ、カレンダー通りに営業致しますので、ご安心ください。」

と答え、続けて

「お客様は、お盆休みはっ」

と、そこまで、おっしゃった辺りで、私はお姉さんの言葉に被せるように、

満面の笑みで、

「あるんです~ごめんなさい~恐縮です~、お姉さん、頑張ってください!」

と、咄嗟に敬礼をしたのだった。

それはまるで、手越祐也の「テイ!」だった。

 

完全に、浮かれてるな。

オレ、浮かれすぎてるな。

 

そんなわけで、

私は今日から9日間、休もうと思います。

いや、休まされているのであり、休みたくて休むわけでもなく、

不可抗力的に休むのであり、

やすっ・・・テイ!テイ・テ・テ~イ♪

テッテテテン♪

オイマジィ~カ? テテイノ・テイなんだぜ~~~い・テンキュウ♪

ごめんなさい。

浮かれポンチ音頭(ロック調)が漏れ出してしまいました。

 

とはいえ、今のところ決まっている予定は、

・かずこさんの通院

・私の歯医者へ通院

以上です。

 

ちなみに、浮かれポンチ音頭を作曲する中、

「おいまじか」のフレーズを英語にしたくて

「おいまじか 英語」で検索した結果、

真っ先に出てきたのが、

『oimagika』でした。

えっ?おい・・・まじか?っと思い、念のため、

翻訳を音声で聴くをクリックしてみたら、

「オイマジィ~カ」と滑らかに発音してくれました。

 

そんな我が家のたれ蔵にも、浮かれてしまう。

最近、たれ蔵はお返事が出来るようになった。

そのお返事が、なんとも愛らしくて、浮かれてしまう。

浮かれすぎて、若干お見苦しい物が左端に写ってしまう。

 

曲名:『便座から愛を』

た~れぞっ!

 

たれ蔵ちゃん?

たれ蔵「ぴ~(超音波)」

高すぎてよく聞こえない、超音波みたいな鳴き声で、

お返事してくれる。

 

オイマジィ~カ 可愛いね~♪

 

たれたれ・たれたれ・たれ蔵ちゃ~ん♪

たれ蔵「母ちゃん、なぁ~に?」

オオオオオイ マジィ~カ!

おまえったら、可愛いな。