外流しの前でビクが鳩を食べているのを見つけたのは、昼前でした。
うわーっと思いましたが、これが自然の姿。
時々チラッと見ると、ビクもこちらをチラッと見るので、知らん顔をします。
いつ捕まえたんだろう?
鳩が自分で落ちて来るはずは無いので、ビクが狩りをした獲物でしょう。
夕方になり、ビクは鳩を少し移動させてまた食べ始めたので、
私は部屋に戻って、廊下から写真を撮りました。
16:57
残酷にも見えますが、私も鶏肉を食べている。
私の所に届くまで多くの人の協力が必要で、調理はするけれど、
私が鳥を捕まえる事なんて、とても出来ません。
ビクは全てを一匹で完結していると思うと、尊敬の念がじわじわと・・・。
そんなことを考えていたら、いつも夕方になるとやって来る三毛猫が、
そろりそろりと近づいて行くのです。
17:01
三毛猫に気づいたビクがぐっとにらむと、三毛猫はそこでストップし、
そこからは動かず、じっと待ち続けていました。
これからどうなるのか、私も三毛猫と同様に待つのみ。
やっとビクの食事が終わったようで、三毛猫を横目で見ながら歩き出し、
三毛猫の前を通り過ぎて止まると、いよいよ三毛の出番。
17:21 私も20分動かずに待っていたということです。
ゆっくりと鳩に近づき、食べ始めたかなと思ったら、なんと!
(ここで写真を撮れなかったのが、実に残念)
いつもゆっくり動く所しか見たことのない三毛猫が、
突然鳩をくわえて、ササッと裏へ過ぎ去りました。
唖然としたのは、私だけではありません。
ビクのキョトンとした顔、これも撮りたかった残念な瞬間でした。
何?という感じで、慌ててビクが追いかけ、私も裏の窓を開けると、
三毛猫は見えず、ビクが私を見てニャーオ。
ビクにしてみれば、自分の獲物を持ち去られて参った?
三毛猫の立場だと、自分の陣地に持って行って、
ゆっくり頂こうということか?
予想外の展開で、カメラが機能せずでした。