今年は昨日2日が節分で、今日が立春、同時に初午でした。
気分的には春が近づく嬉しい季節なのですが、
一方では、嫌な季節の始まりでもあります。
数日前から、雄の黒猫がビクについて回っています。
ここ数年、ビクは毎年子猫を産んで、育った子猫は一匹もいません。
カラスにさらわれたり、別の雄猫に殺されたり、去年は暑さで衰弱死、
猫が増えるのは困るのですが、自然の厳しい現実を見せられるのも辛いです。
どうしてビクの後ばかり追いかけるのだろうと、不思議に思っていたのですが、
野良猫のビクは避妊手術をしていないからのようです。
こちらの毎日やって来る三毛猫も雌ですが、雄猫が近づかないので、
猫の世界も、もてる猫ともてない猫がいるのかと思っていました。
ところが、去年の暮れに、この三毛猫は避妊手術をしていることを知り、
なるほどと思う反面、それを雄猫は何で感じるのだろうという疑問もわきました。
まず頭に浮かんだのは、においですが、どうなのでしょう?
自由に生きる野良猫の宿命、この雄猫に手術をして欲しいです。