もう10年位前になるのか、土手の大きなシュロの木を伐り、
何とか道の反対側へ転がして、土留にして置きました。
杉や檜の切り株をストッパーにして、ちょうどいいと思っていたら、
時間が経過するうちに、かえってシュロの木の下がえぐれて来ています。
それに気づいたので、動かせるかどうか挑戦することにしました。
シュロ自体は古くなってかなり軽くなっているはずですが、
伸びて来た草がシュロの皮にからみつき、簡単には動かないので、
まずは食い込んだ草を掘っていきました。
写真は掘り始めたばかりの所で、もっと深く、反対側も掘っていき、
持ち上げたらちょっと動くので、何とかなると判断しました。
道路工事で使うような道具を探して来て、てこの原理を利用しながら、
持ち上げては残っている草を切りを繰り返し、土とのつながりを切りました。
さて、いよいよ持ち上げる段階、ぎっくり腰にならないように、
一気に力を入れず、慎重に何度も繰り返して、遂に成功!
これだけの作業なのですが、色々試行錯誤して挑戦したせいか、
ずいぶん時間がかかったように思ったら、30分程度でした。
今度はこのシュロをどうするかを考えました。
上に引きずっていくのはとても無理なので、ここより下の道で、
利用できそうな場所を見つけて移動しようと思います。
最後まで何かの役に立てるなら、シュロも嬉しいでしょう。
夕方、久しぶりに赤い空を見ました。
17:29
実際とは違うなあと思いますが、日がのびている証拠です。