貸し農園の草刈りをして家に帰る途中、湧き水が流れる道路の端に、
思わず目が行きました。
どこかの野良猫?
猫にしては大きいかな?
車の中からしばらく見ていると、何か食べているみたいでした。
助手席のばあちゃんも窓から顔を出して、興味津々。
あらら、猫じゃないし、アナグマでもない事は確かです。
この顔は、タヌキ?
ばあちゃんにタヌキを見たことがあるか聞くと、ここに70年住んでいて、
見たことは無いと言うのです。
それなら、タヌキ初体験?
食べていたのは、水の中にいるカニだったのかもしれません。
食べ終わったのか、こちらを見てから向きを変えて歩き始めました。
ケガなのか病気なのか、痛々しい姿に見えましたが、土手を上って行きました。
弱っている姿を見ると、それがどんな生き物でも心が痛みます。
畑の作物をとられると腹が立ちますが、死んでしまえとは思わず、
ここには来ないでくれと思います。
自然界で生き残っていくのは、相当運がいいということでしょう。