朝サッシを開けると、カラスが数少ない富有柿を取りに来たところでした。
手をたたいたら、カラスは一度木から下りましたが、しばらく見ていると、
先ほど落とした柿をくわえて、飛んでいきました。
後でその場所に行くと、食べかけの渋柿も落ちていたので、
この調子では、渋柿も私が取る前に無くなるなと思い、
少し早い気もしますが、干柿を作ることにしました。
今年は柿が少ないので取るのも楽ちん、色づいた柿を取ってヘタを取り除き、
タオルできれいに拭いて、ばあちゃんの台所へ持って行きました。
ばあちゃんに皮むきをするか聞くと、「やるやる!」
手の運動になるし、何よりやりがいを感じる仕事です。
うまくいかないようなら、私がやるからと言うと、「やれる。」
使い込んだ薄い鉄の包丁で、きれいに皮をむいていきます。
皮むきはばあちゃんに任せて、私はむいた柿を紐に吊るしていきました。
1本に6個ずつつけて、長屋の物干しざおに吊るしました。
渋柿42個、その隣にサルガキ(野生の渋柿かな)を7個、きれいです。
まだ数日は気温が下がらないようなので、ちょっと心配ですが、
干し柿、出来ると嬉しいなぁ。