あんなにくっついていたビクと子猫ですが、今や激変、
子猫が少しでも近づくと、ビクは常にウ~と威嚇し、たまにパンチもします。
そのせいか、最近は子猫が三毛猫と一緒にいる姿をよく見るようになり、
本当の親とは決裂したかのよう。
放っておくわけにはいかない気持ちになって、餌を買って来た私は、
他の猫がいない事を確認しながら、キャットフードを少しずつ与えていました。
そうなると子猫は、私の後をくっついてきて体を寄せて来ます。
野良猫のたくましさを見ている私は、直接手で触ることは出来ませんが、
餌のためだけに寄って来ると分かっていても、可愛さは増していきます。
これから大きくなっていったら、どうしよう、そう思っていたら、
用事でやって来た親戚がもらっていきたいと言うので、有難く頼みました。
段ボール箱にエサを入れて、子猫も入れてふたをし、車に乗せてさようなら。
人懐こい子猫なので、猫好きな家族に可愛がってもらえるはずです。
家の中に入りたくても、今までは入れてもらえなかった子猫、
餌も十分に与えられていた訳では無いので、ガツガツしていましたが、
これからは家猫になるので、豊かな生活になるのかな?
カラスに襲われるのを一番恐怖に感じていたので、その点は安心です。
自由気ままな野良猫生活から、限られた室内生活にうまく適応して、
可愛がってくれる家族の癒しになってくれることを、祈ります。
数カ月間でしたが、私も癒されました。ありがとう。