自然教育園の路傍植物園から水生植物園に向かいました。『夏に見たクサギの花』実を
探しました。実はもう少ししか残っていなくてやっと見つけた実も撮りにくい所にあり、
斜め後ろからしか撮れませんでした。羽根突きに使う羽のような形です。
「サネカズラ」(実蔓)の実 「ビナンカズラ」(美男蔓)とも呼ばれます。
茎の粘液が、鬢(びん)付け油の原料になったようです。
三条右大臣の「名にし負はば 逢坂山 さねかづら 人に知られで くるよしもがな」に
この実が歌われ出て来る程、昔から愛された赤い実なのでしょう。
「マツカゼソウ」の小さな実、武蔵野植物園で沢山見られました。
「コウヤボウキ」(高野箒)の花が武蔵野植物園の奥でひっそりと咲いていました。
コウヤボウキの綺麗な綿毛を今年の冬赤塚公園で見たので
今度は自然教育園で見たいものです。
赤塚公園で見た「コウヤボウキ」の綿毛