7月24日、Bunkamuraのオーチャードホールにて、ブロードウェイミュージカル、「ヘアスプレー」を観て参りました。
舞台は1962年のボルチモア。
ケネディ大統領暗殺前夜、公民権運動が盛り上がっていた時代、アメリカがイノセントだった最後の年、と言われています。
主人公のトレイシーはダンスに夢中の高校生。
ジャッキー・ケネディ顔負けの、ヘアスプレーで膨らませた最新のヘアスタイルがご自慢のCUTEな娘ですが、ちょっと、いや、かなり太め。
そんな彼女が視聴者参加の大人気ダンス番組「コ二ー・コリンズ・ショウ」のレギュラーの座を勝ち取り、イケメンのボーイフレンドをGETし、黒人の同級生とその仲間ともども、ダンスを通じて、差別のない社会を訴えます。
全編を通じて、明るいダンスナンバー、スピーディな舞台展開、サーキュラースカート、タンクドレスなどのカラフルな60’sファッション、黒人少年の母によるソウルフルな聴かせる歌などで飽きさせません。
さすが、2003年ト二ー賞8部門受賞作品。良く出来た作品です。
原作はジョン・ウォーターズ監督の1988年の同タイトルのカルト映画。
トレイシーの母親役エドナは、ウォーターズ監督作品では伝説のドラッグ・クィーン、ディバインの役どころ。
Musicalでトニー賞に輝いたのはハーヴェイ・ファイアスティン。
そして、この7月に全米で公開されたリメイクの映画版ではなんとジョン・トラボルタが演じているとか・・・。
今回来日公演ではジェリー・オーボイルが繊細に演じていますが、ちょっと見、ウディ・アレンの父親役が、何があっても妻を愛し、娘を信じ、常に母娘をハートでサポートしてる様がなんとも微笑ましい。
前向きでひたむきで明るくてHappy・・・そんなアメリカの良き時代への郷愁と、対立する人種間の問題があれから半世紀近くたとうとするのに、果たして解決したといえるのだろうか、などと、舞台のHappyEndingにちょっとほろ苦い感想を抱いたりして・・・。
出演俳優にBigNameはいませんが、踊り・歌ともにレベルが高く、ハラハラしたり退屈したりすることなく安心して舞台に身をゆだねることが出来るのは嬉しいこと。
2幕の始まりの直前に、観客に対する簡単なダンスレッスンが行われ、エンディングで振りが単純になってきたな~と思ったら、そこで合図。
観客は全員、StandUpで、舞台上のうねりに巻き込まれるように踊ることになります。
これからご覧になるかたはお覚悟を!
8月5日まで。チケットはまだあるみたいでした。
舞台は1962年のボルチモア。
ケネディ大統領暗殺前夜、公民権運動が盛り上がっていた時代、アメリカがイノセントだった最後の年、と言われています。
主人公のトレイシーはダンスに夢中の高校生。
ジャッキー・ケネディ顔負けの、ヘアスプレーで膨らませた最新のヘアスタイルがご自慢のCUTEな娘ですが、ちょっと、いや、かなり太め。
そんな彼女が視聴者参加の大人気ダンス番組「コ二ー・コリンズ・ショウ」のレギュラーの座を勝ち取り、イケメンのボーイフレンドをGETし、黒人の同級生とその仲間ともども、ダンスを通じて、差別のない社会を訴えます。
全編を通じて、明るいダンスナンバー、スピーディな舞台展開、サーキュラースカート、タンクドレスなどのカラフルな60’sファッション、黒人少年の母によるソウルフルな聴かせる歌などで飽きさせません。
さすが、2003年ト二ー賞8部門受賞作品。良く出来た作品です。
原作はジョン・ウォーターズ監督の1988年の同タイトルのカルト映画。
トレイシーの母親役エドナは、ウォーターズ監督作品では伝説のドラッグ・クィーン、ディバインの役どころ。
Musicalでトニー賞に輝いたのはハーヴェイ・ファイアスティン。
そして、この7月に全米で公開されたリメイクの映画版ではなんとジョン・トラボルタが演じているとか・・・。
今回来日公演ではジェリー・オーボイルが繊細に演じていますが、ちょっと見、ウディ・アレンの父親役が、何があっても妻を愛し、娘を信じ、常に母娘をハートでサポートしてる様がなんとも微笑ましい。
前向きでひたむきで明るくてHappy・・・そんなアメリカの良き時代への郷愁と、対立する人種間の問題があれから半世紀近くたとうとするのに、果たして解決したといえるのだろうか、などと、舞台のHappyEndingにちょっとほろ苦い感想を抱いたりして・・・。
出演俳優にBigNameはいませんが、踊り・歌ともにレベルが高く、ハラハラしたり退屈したりすることなく安心して舞台に身をゆだねることが出来るのは嬉しいこと。
2幕の始まりの直前に、観客に対する簡単なダンスレッスンが行われ、エンディングで振りが単純になってきたな~と思ったら、そこで合図。
観客は全員、StandUpで、舞台上のうねりに巻き込まれるように踊ることになります。
これからご覧になるかたはお覚悟を!
8月5日まで。チケットはまだあるみたいでした。