maria-pon

お着物Enjoy生活からバレエ・オペラ・宝塚etcの観劇日記に...

旧古河庭園の薔薇園 ③

2007-05-19 00:16:54 | 
薔薇を撮り出すと夢中になってしまいますね!
美しい薔薇を、更に美人に写したいと欲が出てきて寄ったり、角度を変えてみたりして。
周りの日曜カメラマンとおぼしき叔父様方と同化(?)していたmariaです。



一際華やかなローズレッドの薔薇は「Christian Dior」
エレガントです。



八重の花びらと白っぽい花芯が、光を放つよう・・・。
「Olimpic Torch (聖火)」



一輪でもこの存在感!
流石は世紀のプリマ・ドンナ 「Maria Callas」ですv



美女シリーズ、フランス女優の華、
「Catherine Deneuve」
こぼれおちんばかりのボリューム感と艶やかな濃ピンクの花びらは、ちょっと満開を過ぎた頃だから?
それでもまだ美しい、というところもまたリアルなドヌーブ様。

駒込の駅から道なりに12分でこの薔薇園ですから、お見逃しなく




旧古河庭園のバラ園 ②

2007-05-19 00:06:23 | 
今を盛りの美しい薔薇をご紹介しましょう。


大輪の白薔薇は「Peace」
ふちにほんのりピンクが差し、花芯近くはクリームがかっていてなんとも華やかな白薔薇です。



オレンジがかった柔らかいイエロートーンの薔薇は「Sahara’98」
砂漠の薔薇、というのもロマンを掻き立てられますね!



なんともデリケートなサーモンピンクの可憐な薔薇は、「Souv. d. Anne Frank」
強制収容所でその短い人生を終えた、ユダヤ人の少女アンネ・フランクの思い出に捧げられた薔薇・・・。




旧古河庭園のバラ園

2007-05-18 23:40:20 | 
気持ちの良い季節ですね

今日は平日に休日。こういう機会には土日には人が殺到して気が乗らない場所を訪れるチャンス!
というわけで、今週から見頃と囁かれる、駒込の旧古河庭園の薔薇園に行って参りました。



正門から入ればすぐなのですが、敢えて裏の染井門から、鯉の群れる心字池、勾配を利用して作られた大滝などの日本庭園を散策してから、鹿鳴館やニコライ堂で知られる英国人建築家ジョサイア・コンドルの手になる洋館と洋風庭園に抜けてみました。

芝生の奥の小高い丘に立つのが洋館、そして向かって左の斜面に素敵なバラ園が・・・。



洋館の正面に植えられた薔薇。
見頃のこの時期、20日までは日没から9時までライトアップで夜薔薇も楽しめる趣向らしく、ライトが設えられていますね。



洋館からバラ園を見下ろしたところ。
きっとお天気でお昼頃ですと、人でいっぱいなのかもしれませんが、曇天で夕方近くでしたのでゆっくりと一つ一つの薔薇を鑑賞出来ました。
近所に住む友人の話ですと、北区に住む小学生にとって、古河庭園のバラ園での写生会は春のお約束の行事だったそう。今は、写生・三脚を使っての撮影は、人の流れを妨げるものとして禁止されている模様。
今は、情報が行き渡っているので、昔と比べて訪れる人も多いのでしょうか。


とても清楚で可愛らしい白薔薇、「Princess of Wales」


こちらは、名前も愛らしい「琴音」










MINX「新緑の会」 ②

2007-05-13 22:18:22 | きもの
お食事の後は、TAXIで根津美術館近くの”和を味わう隠れ家”東三季”へ。
ちょうど、14日まで、京都祇園のアンティーク着物SHOP、「やや」さんが出展中。
夏物展、ということで、珍しい、アンティークでありながら状態の良い夏着物や帯が充実。
そこで出会ってしまったのが、黒の紗に金銀で白鳥が2羽佇む姿を織り上げた名古屋帯。
「白鳥の湖」を観に行くときに締めたらどうかしら・・・
と考えるともうすっかりその気のわたくし。
東三季プロデューサーの森荷葉さんがいらして、夏しか締められないのがネック、と悩むわたくしに、洋服感覚で透け感のある素材をあえて冬のパーティにお召しになる方もいらっしゃるので例えば12月のパーティにつけても、夏帯と分かっていてあえて素材感や色をアクセントにするために着用している、という感覚でわかって着ているのであれば問題はありませんよ、と。
また、もっとお洒落用でシーズンレスに使用することを考えれば、帯芯をシルバーのものを選んで入れ替えると更にモード的に使えることなどをご説明になり、ピッタリのkosodeのフリル織の墨黒単衣に合わせたいという気もして連れて帰ることに・・・
珍しく裄がたっぷりとあり、着こんでいい感じに柔らかくなった黒地に赤の長方形がバランスよく飛び柄ではいっている結城紬を羽織ってみて心惹かれるも、今日は白鳥帯で大満足。

From1stのFIGAROでお茶タイム。

オレンジのコンポートのチョコレートタルトが美味でした。

ここで、それぞれ行きたいお店に・・で別行動。
宮本さんとほのかちゃんと3人で、表参道の「くるり」「AGARU」をチェック。
ほのかさんは「くるり」で黒地に花火のようにランダムな赤・白・金のドットがはいったきれいな絽の着物を羽織ってみて・・・。墨田川の花火を料亭の個室の縁側越しに眺めて冷酒でもいただく・・・というシーンにはピッタリね!などと言いつつそっとお戻しして。
宮本さんは「AGARU」で洋服生地と思われる幅広のボーダー状に横縞になったレースとシルクの表生地にピッタリと幅が揃う、アイボリーベースに、ワイン、グリーン、赤などの深みのある色彩がきれいなボーダーのシルクを裏に使い、表のレースから裏のボーダーの濃色部分が透けて見える、とても凝ったつくりの付下げをお試し。宮本さんはさらりと着こなしていらしたけれども、袷に袷を羽織るとあまりに暑い今宵の気候で、お買い物気分には至らず・・・。



「AGARU」前にて。すっかり日が落ち始めています。
皆様、今日も一日お付き合いいただきましてありがとうございます
次回は新丸ビルで「宵のうちを楽しむ着物」の会か、「浅草めぐり普段きものの会」か・・・
楽しみですね
次回も宜しくお願い致しますv


おまけ画像: 帯止めはヴィンテージもののクローバーブローチで帯のハートもどきの柄にリンクさせて・・・。
半襟はクリームベージュにアクアブルーの花刺繍。
帯揚げは麦わら色のシャーリングのようにモコモコした面白い素材の生地を使っています


MINX「新緑の会」

2007-05-13 21:42:40 | きもの
13日の日曜日、MINXのお着物仲間さんたちと、「新緑の会」を楽しみました

外苑前の銀杏並木をちょっと入ったところにあるレストラン、CafeSPEIRAにてランチでスタート。

曇空を心配していましたが、風のあるときは爽やかな、午後になると太陽も顔を覗かせる良いお天気に恵まれ・・・


外の花一杯の前庭と刈り込まれてはいても新緑が嬉しい銀杏並木を借景に、ゆったりとした席の配置の明るい店内で、おしゃべりに花を咲かせました
今回は「新緑」がお題。
ちょっと蒸し暑さも覚えた日ではありましたが、着物や帯、半衿、バッグなどにグリーンを散りばめたお洒落な装いの皆様からは、爽やかな風が感じられました



スープの後、ワンプレートのフィッシュランチ、これにアイスクリームのデザートと紅茶で、楽しいランチタイム。



今回の参加者は8名。帯でご紹介致しましょう
左から、今回お店を予約してくださったmiwaさん。ミントグリーンのお気に入りの千鳥格子小紋に、オレンジ系の花帯でフレッシュに。
その隣は伝統芸能通、月の3分の一はお着物で過ごされるポンチ姐さん。銀座結びの花帯が着慣れた風情・・・。
奥はkinakoさん。ポニアでお求めの紫陽花の刺繍のアンティーク帯が素敵。紫陽花にちょっと雨が降りかかっているような意匠がいい感じですv
右はお着物スタートして間もないほのかさん。黒白ギンガムの木綿着物に薔薇の帯、足袋にも小さく同じ色のお花が入っているお洒落さん。



左は石田式の着付けの先生いそじんさん。帯はお手製、リバーシブルです。バッグと帯揚げのグリーンが効いていますね。
お隣は宮本さん。ご先祖様の戦前のお着物・・・とおっしゃる雰囲気のある紫の小紋を今日は衣紋を大きく抜いてアンティ-ク着物らしい着こなしに。帯は目黒の池田さんでお求めの、珍しいハッキリしたグリーンで華のある装い。
奥は今年になってからお着物に目覚められたユキさん。着付けは昔習得済みでいらっしゃるだけあって、お洒落な普段着物がすでに板について・・・。半襟と襦袢の替え袖は紺地に白の水玉でなんとお手製!きものまわりの小物は結構手作りで自分のカラーを出せるのも、お着物の楽しみの一つですねv
右はわたくし。ふくれ織の軽い袋帯は地色が明るい若草色、グリーンやブラウンで抽象的なハートのような柄が全通で入っています。色で、決めました(笑)。着物は今年デビューでお気に入りのブルーの万筋。この帯と、和光で購入のイタリア製のグリーンメッシュのバッグは今日がDebutです