安楽寺
法然の弟子である住蓮房と安楽房が、念仏道場「鹿ケ谷草庵」を開いたのが始まり。
その後、仏教に救いを求めた後鳥羽院の女御、松虫と鈴虫が、安楽寺にて出家。
院の怒りを買い、念仏は禁止、道場は荒廃。住蓮房と安楽房は死刑、法然は流刑。
鹿ケ谷に、ひっそりと静かに、その居をたたずむ安楽寺。
人々の心のひだを見続ける安楽寺では、寺自身も参拝する私も、言葉はなしです。
何年来、紅葉と桜を共に楽しむ、年に二回だけ出会う友と、今日は紅葉狩り再会です。
「また、その時が来たね。」 今回は、哲学の道で、お互いの半年間の心のひだを、語り合います。
京のはんなりさと紅葉の美しさが、
私達の再会をも、言葉は少なく、はんなりとしたものにしてくれます。
名勝:紅葉の永観堂 今年の紅葉も完ぺきです
修学旅行やパック旅行のたくさんの大型バスから降り立って、紅葉を楽しむ人々で、堂は埋まっていました
南禅院 紅葉が静かな院を品よく彩ります 白沙村荘の「藪の羅漢」
白沙村荘で、橋本関雪の絵を楽しみました (再会の度に一つの美術館を訪ねます)
哲学の道の川沿いを飾る紅葉 花より団子? 「京 はやしや」でお三時
今年の半年ぶり再会の紅葉狩りも、友人と私の、来る半年の健康と幸せを祈って、終わりました。