7月15日。金曜日。曇り。
今日は、
金曜日
聖書100週間・聖書通読会です。
『聖書100週間・聖書通読会 オンラインクラス』

想定外のことが、突然に起こります。
最近は、想定外のことが日常茶飯事的に起こり、
想定外とは言い難いのかもしれません。
コロナウイルス感染状況が爆発的増加、「第7波」に入ったとの認識。
「感染者数が第6波のピークを超えることは覚悟しておいた方がいい」
新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長
警戒感をあらわにされました。
幸いにして、
今日の『聖書100週間・聖書通読会』はオンラインクラスです。
自宅に居ながら、マスクなしで、皆様の笑顔を見ながら、
クラスが続行されます。
有難いことです。感謝でいっぱいです。
そして。
今日の通読範囲は、『ペトロの手紙Ⅰ』です。
『ペトロの手紙Ⅰ』の著者
『聖ペトロ』

『聖ペトロのイコン』 聖カタリナ修道院所蔵
聖ペトロはどんなお方でしょう?
検証してまいりましょう。
西暦1年。ゲネサレト湖畔のベトサイダの漁師ヨナとヨハンナの子として生まれる。
漁師として魚を捕っているときに、イエスに声をかけられ、
召し出しを受けました。
イエスに特に重んじられたグループ
<ペトロ。ヤコブ。ヨハネ。> の一人でした。
イエスの昇天と聖霊降臨後、初代教会の指導者として、
宣教に尽力します。
34年。33歳。 教皇就任。
初代ローマ教皇となり、ローマ教会で大監督として、その基となる。
33年間の就任後。
67年。66歳。 教皇離任。
67年。66歳。 ローマ皇帝・ネロの迫害で、
『逆さ十字架』につけられ、殉教。死去。
聖ペトロの殉教地は、ローマ・アヴァティヌカスの丘(バチカン総本山)
聖ペトロの埋葬地は、
バチカン・サン・ピエトロ大聖堂

大聖堂の入り口ドアに
『逆さ十字架』のペトロ像を見つけることが出来ます。
聖パウロと並んで『首座使徒』の一人と捉えられます。

『聖ペトロと聖パウロ』 エル・グレコ作品
イエスの弟子たちはパウロの回心を信じられず、
パウロは苦しい立場に置かれました。
そんなパウロに力を貸したのがペトロです。
ペテロとパウロは、アンティオキアで共に宣教して、
そこに初めて教会を建てたのです。
イエス様の生前。
イエス様は弟子の一人に裏切られ、逮捕されます。
そんな時、
聖ペトロは、
捕らえられ、縛られ、大祭司カイアファ邸へ連れていかれるイエス様に、
弟子ヨハネと共に従って行き、
門番の女の案内で、
イエスの後について、大祭司の屋敷の中庭に入りました。
門番の女中はペトロに言った。
「あなたもあの弟子の一人ではありませんか。」

『ペトロの否認』
ペトロは「違う」と言った。
ペトロは僕や下役たちと一緒に立って、
寒かったので火にあたっていた。』
ペトロは、裁判の様子を見守っていたのでしょう。
すると、
『人々が、「お前もあの男の弟子の一人ではないのか」と言い、
又、大祭司の僕の一人が、
「園で、あの男と一緒にいるのを、わたしに見られたのではないか。」と言った。
そのたびに、
『ペトロは、打ち消して、「違う」と言った。』
3回目の否定後、
『するとすぐ、鶏が泣いた。』
以上。ヨハネによる福音書 18章12-27節
鶏が鳴いた時、
『主は振り向いてペトロを見つめられた。』
そして、
『ぺトロは外に出て、激しく泣いた。』
ルカによる福音書 22章61-62節
その以前、
『最後の晩餐』の席で、
※『主よ、あなたのためなら命を捨てます。』ヨハネによる福音書13章37節
と誓ったペトロです。
その誓いを果たせず、3回もイエスを否んだペトロは、
激しく泣いたのでしょう。
※『わたしはあなたのために、信仰が亡くならないように祈った。
だから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。』
と、ペトロの否認をご存じだったイエス様は
前もって、『最後の晩餐』でおっしゃっていたのです。
その後、
ペトロの素直さ、実直さ、優しさ、そして 弱さ、
を御存じだったイエス様は、
復活後に現れ、
ペトロに、三回、繰り返して、
『わたしの子羊を飼いなさい』と言われたのです。
ペトロの素直さ、実直さ、優しさ、そして 弱さ、
を御存じだったイエス様は、
復活後に現れ、
ペトロに、三回、繰り返して、
『わたしの子羊を飼いなさい』と言われたのです。
ヨハネによる福音書 21章15-19節
それから、
ペテロは、心からの回心をし、
その生涯、『イエスの子羊』を飼いました。司牧に捧げました。
ペテロの手紙は、
イエスの思いに忠実に、『イエスの子羊』を司牧し続けた33年間の間の、
ローマネロ皇帝の迫害が始まる直前の、
ローマネロ皇帝によってペトロが『逆さ十字架』で殉教する2年前の、
紀元前64年に書かれました。
パウロの宣教によって始まった小アジア(現在のトルコ)の諸教会に送られました。
当時の小アジアの信徒たちは、異教徒たちの間で、
彼らとは異なる生活をしていたので、違う目で見られ、嫌われていました。
そんな小アジアの信徒たちを💕励ますための手紙💕です。
💕『預言者たちが告げた「救い」は、イエス・キリストにおいて実現した。
イエス・キリストの復活において、
わたしたちに「生きる希望」が与えられている。』 1章3-12節
💕『キリスト者は、「聖なる民」となるために選ばれたのです。
だから、いつも心を引き締め、身を慎んで、
イエス・キリストが現れる時に与えられる恵み(永遠の命)を、
ひたすら待ち望みなさい。』1章13-25節
💕『不当な苦しみを恐れず、「イエス・キリストの模範」に従いなさい。
家庭生活時おいて、妻と夫は互いに尊敬しあいなさい。』2章18節-3章17節
💕『いつも平和を求め、悪に悪を返さず、
義のために苦しみを受けるなら幸いです。』3章8-17節
💕『神の力強い御手の下で自分の身を低くしなさい。
思い煩いは、なにもかも神にお任せしなさい。』5章1-11節
💕等々💕
『あなたがたは、父なる神があらかじめ立てられた御計画に基づいて、
💕等々💕
『あなたがたは、父なる神があらかじめ立てられた御計画に基づいて、
”霊”によって聖なるものとされたのです。』
と、ペトロは人々を励ましました。
と、ペトロは人々を励ましました。
今日も、
仲間と共に、聖霊に満たされて、
2000年ほど前に書かれた『ペトロの手紙』を、嬉しく有難く読みました。
正しく読み取ることができるように、励ましあいました。
感謝!感謝!
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
バチカン大聖堂、又 第266代フランシスコ・現ローマ教皇様は、世界的に有名ですね。
そのバチカン大聖堂を埋葬地とし、又 第1代ローマ教皇になった、
ペトロの一生を垣間見る今日の私のブログにお付き合いくださり、有難うございました。感謝申し上げます。
明日からは『海の日』までの三連休です。夏をお楽しみください。 お元気で!