マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

孫息子のバイオリン発表会・・・『三つ子の魂百まで』・・・『今や、義の栄冠を受けるばかりです。』

2019-10-28 04:43:34 | 娘と娘家族

10月27日。日曜日。晴れ。

  孫息子のバイオリン発表会

まずは・・・

   ソロ・・・   『ソナタ 第四番』 
  
                                ヘンデル曲
  

   孫息子・小学4年生の四肢の隅々までのびのびと育った姿が美しい。 
   バイオリンを弾くことだけに 『集中する姿』 には神々しさが宿る。

        3歳から初めて7年間。
    一つ事を極めるには、忍耐の長い年月を要する。
      両親の長い年月の励ましがありました。
              質の高い幼児期を送った孫息子です。


孫の姿から『使徒パウロの言葉』を思い出しました。
使徒パウロが自分の経験から生み出した『言葉』です。

    
      『そればかりでなく、苦難をも誇りとします。
わたしたちは知っているのです、苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。
       希望はわたしたちを欺くことがありません。』
             ローマの信徒への手紙5章1~5節

 

       勿論。 孫息子の弾く曲は、美しい曲でした。
      続いての 『先生とジュオ』は『バッハ・アベ マリア』
         『合奏』は『バッハ』 他でした。
       美しい曲は、時を超えて、生き続けるのです。

 

そして。

今日は10月27日。年間第三十主日。

『今日の第一朗読』    
             『使徒パウロのテモテへの遺言』
     
                       晩年の?『パウロ』
     『愛する者よ、
 わたし自身は、既にいけにえとして献げられています。世を去る時が近づきました。

わたしは、戦いを立派に戦い抜き、決められた道を走りとおし、信仰を守り抜きました。
        今や、義の栄冠を受けるばかりです。
しかし、わたしだけでなく、主が来られるのをひたすら待ち望む人には、だれにでも授けてくださいます。

  
  わたしの最初の弁明のときには、だれも助けてくれず、皆わたしを見捨てました。
        彼らにその責めが負わされませんように。

しかし、
  わたしを通して福音があまねく宣べ伝えられ、すべての民族がそれを聞くようになるために、
     主はわたしのそばにいて、力づけてくださいました。
      そして、わたしは獅子の口から救われました。

  
 主はわたしをすべての悪い業から助け出し、天にある御自分の国へ救い入れてくださいます。
    主に栄光が世々限りなくありますように、アーメン。』
         テモテへの手紙Ⅱ 4章6-8&16-18節

    
        
           テモテは、パウロから愛された弟子でした。
     父親はギリシャ人、母親と祖母はユダヤ人でしたが、キリスト者になり、
   
         家族はパウロの宣教によく協力しました。
     幼いテモテは、家族の姿を見て、『心の有り方』 を学びました。

        若いテモテも洗礼を受けてパウロの弟子となり、
  
       パウロの協力者として、共に宣教をしました。
     パウロ殉教の後に、エフェソの教会の責任者となりました。
   青年テモテは、パウロの姿を見て、『信仰の有り方』 を学んだのです。
     
それらは、

  『キリストへの真実な献身』 『使徒パウロへの真実な服従』 『教会への真実の関心』
                                      でした。

   
使徒パウロは、
近々死刑になることを覚悟した時・・・
     獄中から、愛する弟子のテモテへ、『手紙』:『遺言状』 を書いたのです。
  
   『パウロ同様に、『キリストの兵士』として働き、信仰に忠実である者は、
          必ず迫害を受ける。

      しかし、  忍耐強く、堪え忍ぶように・・・。
      くじけずに、働き続けるように。福音の宣教を続けなさい。
       必ず、  主があなたのそばにいて、力づけて下さいます。
      最後に、  主が、必ず、『義の栄冠』を授けて下さるのです。
      信じて、  希望はわたしたちを欺くことがありません。』
 と。

 

     テモテは、使徒パウロの信仰とその心を学び、しっかりと育ちました。
     パウロは、テモテの謙遜を見て、我が子のように愛し、教え導きました。
         
          ついには。

      『テモテはパウロと同じ心になった』 フィリピの信徒への手紙2章20節 のです。


   
  以上。今日は、『三つ子の魂百まで』そして『質の高い人生』 を考えた一日でした。
                      楽しい一日でした。 感謝!感謝!

 

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
芸術の秋。読書の秋。時を超えて引き継がれる音楽や聖書。良いものですね。 お元気で!


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