10月27日。日曜日。晴れ。
孫息子のバイオリン発表会
まずは・・・
ソロ・・・ 『ソナタ 第四番』
ヘンデル曲
孫息子・小学4年生の四肢の隅々までのびのびと育った姿が美しい。
バイオリンを弾くことだけに 『集中する姿』 には神々しさが宿る。
3歳から初めて7年間。
一つ事を極めるには、忍耐の長い年月を要する。
両親の長い年月の励ましがありました。
質の高い幼児期を送った孫息子です。
孫の姿から『使徒パウロの言葉』を思い出しました。
使徒パウロが自分の経験から生み出した『言葉』です。
『そればかりでなく、苦難をも誇りとします。
わたしたちは知っているのです、苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。
希望はわたしたちを欺くことがありません。』
ローマの信徒への手紙5章1~5節
勿論。 孫息子の弾く曲は、美しい曲でした。
続いての 『先生とジュオ』は『バッハ・アベ マリア』
『合奏』は『バッハ』 他でした。
美しい曲は、時を超えて、生き続けるのです。
そして。
今日は10月27日。年間第三十主日。
『今日の第一朗読』
『使徒パウロのテモテへの遺言』
晩年の?『パウロ』
『愛する者よ、
わたし自身は、既にいけにえとして献げられています。世を去る時が近づきました。
わたしは、戦いを立派に戦い抜き、決められた道を走りとおし、信仰を守り抜きました。
今や、義の栄冠を受けるばかりです。
しかし、わたしだけでなく、主が来られるのをひたすら待ち望む人には、だれにでも授けてくださいます。
わたしの最初の弁明のときには、だれも助けてくれず、皆わたしを見捨てました。
彼らにその責めが負わされませんように。
しかし、
わたしを通して福音があまねく宣べ伝えられ、すべての民族がそれを聞くようになるために、
主はわたしのそばにいて、力づけてくださいました。
そして、わたしは獅子の口から救われました。
主はわたしをすべての悪い業から助け出し、天にある御自分の国へ救い入れてくださいます。
主に栄光が世々限りなくありますように、アーメン。』
テモテへの手紙Ⅱ 4章6-8&16-18節
テモテは、パウロから愛された弟子でした。
父親はギリシャ人、母親と祖母はユダヤ人でしたが、キリスト者になり、
家族はパウロの宣教によく協力しました。
幼いテモテは、家族の姿を見て、『心の有り方』 を学びました。
若いテモテも洗礼を受けてパウロの弟子となり、
パウロの協力者として、共に宣教をしました。
パウロ殉教の後に、エフェソの教会の責任者となりました。
青年テモテは、パウロの姿を見て、『信仰の有り方』 を学んだのです。
それらは、
『キリストへの真実な献身』 『使徒パウロへの真実な服従』 『教会への真実の関心』
でした。
使徒パウロは、
近々死刑になることを覚悟した時・・・
獄中から、愛する弟子のテモテへ、『手紙』:『遺言状』 を書いたのです。
『パウロ同様に、『キリストの兵士』として働き、信仰に忠実である者は、
必ず迫害を受ける。
しかし、 忍耐強く、堪え忍ぶように・・・。
くじけずに、働き続けるように。福音の宣教を続けなさい。
必ず、 主があなたのそばにいて、力づけて下さいます。
最後に、 主が、必ず、『義の栄冠』を授けて下さるのです。
信じて、 希望はわたしたちを欺くことがありません。』 と。
テモテは、使徒パウロの信仰とその心を学び、しっかりと育ちました。
パウロは、テモテの謙遜を見て、我が子のように愛し、教え導きました。
ついには。
『テモテはパウロと同じ心になった』 フィリピの信徒への手紙2章20節 のです。
以上。今日は、『三つ子の魂百まで』そして『質の高い人生』 を考えた一日でした。
楽しい一日でした。 感謝!感謝!
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
芸術の秋。読書の秋。時を超えて引き継がれる音楽や聖書。良いものですね。 お元気で!
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