マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

突然に天から降ってきた・・・『司祭召命』 そして 『王となるべき者を見いだした。立って彼に油を注ぎなさい。』

2018-01-16 12:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
あと2カ月で…81歳。 あと2カ月で…司祭になられて50年。

今日は、
司祭様と男4人と私(女)の計6人で・・・   『会食』
 
デザートのラズベリーソース・・・  
   『干支のワンちゃんとその足跡』

     『透き通る透明感』
    今日の司祭様の印象です。
  恐れることなく、動じることがない。
田舎の小さな教会で一人…凛と過ごされている。


高校1年生までは、”私にはあり得ない!”と、司祭道は問題外でした。
そして。
高校2年生の時、『突然に天から降ってきました!』と、御自身の『司祭召命』を話される。

  私のほほを、突然に、涙が流れた。
神の偉大な働きと、『神の声』に従順に応えて生涯を送る司祭様に、感謝と感動の涙が流れた。


そして。

今日は1月16日。年間第二火曜日。

『今日の第一朗読 ダビデの召命

『主は(預言者)サムエルに言われた。

「角に油を満たして出かけなさい。あなたをベツレヘムのエッサイのもとに遣わそう。
わたしはその息子たちの中に、王となるべき者を見いだした。」

サムエルはエッサイとその息子たちに身を清めさせ、いけにえの会食に彼らを招いた。

主はサムエルに言われた。
「息子たちの容姿や背の高さに目を向けるな。わたしは人間が見るようには見ない。
人は目に映ることを見るが、主は心によって見る。」


サムエルは、羊の番をしていた末の子を、人をやって、連れて来させた。
 
『羊の番をするダビデ』

彼は、血色が良く、目は美しく、姿も立派であった。

主はサムエルに言われた。
「立って彼に油を注ぎなさい。これがその人だ。」
サムエルは油の入った角を取り出し、兄弟たちの中で彼に油を注いだ。

 
『ダビデに油を注ぐサムエル』

その日以来、主の霊が激しくダビデに降るようになった。』
          サムエル記上 16章1-13節

エッサイの子ダビデは、神から選ばれ、サムエルから油注がれて、『神の代行者』となるのです。
少年時代に油注がれたダビデは、主の霊を激しく受けて成長し、神に直接に導かれました。
イスラエルの第二番目の王となったダビデは、イスラエルに平和と繁栄とをもたらし、40年間イスラエルを治めます。

         イスラエルで王となる者は、
   『神の代行者』であり、同時に神に忠実でなくてはなりません。

  神の望みを実現するために、民の上に立ち、民を治める者となります。
『神との契約』と『モーゼの教え・十戒』を民に守らせる使命を持つのです。

ダビデが王として支配した『イスラエル』は、キリストが宣べる『神の国』の前表でもあります。
  ダビデは神と民に仕えて40年間。今日の友達の司祭様は神と人に仕えて50年間

   『油を注がれた者』とは、ヘブライ語の『メシア』。ギリシャ語の『キリスト』です。

       キリスト者となった私たちも『油注がれた者』です。
  私たちも、ダビデや司祭様に倣って、我が身は『神に捧げられた者』として、
      凛として不動で、無私の透明感で、神と人に仕えるのです。
          …そうあらねば。
 司祭様のお姿を拝見しながら、いろいろ思わされ、考えさせられた一日でした。感謝!感謝!


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
人は皆、それぞれに使命を持って人生を送るのですよね。
迷うことなくまっしぐら。一歩一歩積み重ねながら黙々とゴールまで。それが人生の勝利者なのですね。お元気で!

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