マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

『主が喜ばれることは、主のみ声に聞き従うことである。』 そして 『新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れなさい。』

2018-01-15 22:54:54 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
年を取ると、頑固になる。身に覚えがあります。気をつけなくては・・・。
偉いお人は、自分の考えを変えるのは大変です。とも言われますよね。


今日は1月16日。年間第二火曜日。
『今日の第一朗読 預言者サムエルの言葉』

『サムエルはサウルに言った。
 
『預言者サムエル』

「主が喜ばれるのは、焼き尽くす献げ物やいけにえであろうか。
むしろ、主のみ声に聞き従うことことではないか。
見よ、聞き従うことはいけにえにまさり、耳を傾けることは羊の脂肪にまさる。」』

               サムエル記上 15章16-23

サムエルは、
イスラエルの初代王・サウルに、忠告と預言をしたのです。

「王になった後のあなたは、目前の仕事や戦いに心を奪われてしまっている。
神の御声を聞くことを忘れて…あなたの神への従順や信頼は揺らいでいる。
そんなことでは、
神の霊はあなたから去り、ついには神があなたの王位を取り上げるであろう。」と。

サウルは、偉くなって・・・”自分の考えが最高!”と、権力者らしく、変わってしまいました。
サウルは、神への従順も謙遜も忘れてしまいがちで・・・全てを失うことになるかもしれないのです。要注意です。
              実際に、サウルは王位から退きます。


そして。

『今日の福音 イエスの御言葉』

『イエスは言われた。

「だれも、新しいぶどう酒を古い革袋に入れたりはしない。
そんなことをすれば、ぶどう酒は革袋を破り、ぶどう酒も革袋もだめになる。
新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れるものだ。」』

 
『新しい革袋』            マルコ福音書 2章18-22節

  偉いお人でなくとも、一般人も、人は『新しさ』を受け入れることは、大変です。

  イエスは、今までと違った、『新しい考え』をもたらしました。
  律法学者たちが人々に伝え続けた『古い契約』ではなく、『新しい契約』を作られたのです。
  イエスの教えの新しさは、今までの律法の細かいことにあわないことがありました。

イエスは、『新しい考え・教え』を自分の中に入れるためには・・・
今まで通りの心では無理です。
新しさを受け入れることができるように、心を改める必要がある。とおっしゃるのです。

  人が、自分の心や、自分の考え方を変えるのは、並大抵のことではないのです。
ただただ、イエスを信じて、それが幸せへの道と信じて、イエスの考えに従うと、決心するしかないのです。

私も年を重ね・・・
サウルのように「我こそは!」と頑固ではなく、律法学者のように『新しい考え』を受け入れないのではなく、
心柔軟に、心改めつつ、『新しい革袋』でありたいものです。頑張ります!


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
世の中の時代の変化は、すごいスピードですよね。その変化についていくには、心柔軟ですね。頑張りましょう!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿