友人は、美術学校卒業の、画家。
今日は友人の『個展 墨 彩展』に行ってきました。
『ぶどう』
和紙に墨と色素材で画く。
消え入りそうな『淡い画相』に、作者の雰囲気が出る。
私は、一日一時間スケッチの、素人画家。
昨年の我が家 『葡萄 赤ちゃん』
パステル画。
粗野な『堅いつぼみ姿』に、初々しさを現した。
今日も『学び』がありました。
一人で画いていると、自分の枠の中に閉じこもり、画法に偏りが出てくる。
私の荒削りの画法も、友人の繊細さと比較してはじめて、深みが出てくる。
何事も、専門馬鹿に突き進みながらも、時に自分流を開放して、さらに一歩前進です。
そんな風に思えた今日でした。
そして。
今日は6月21日。年間第十一水曜日。
『今日の第一朗読 使徒パウロの言葉』
『惜しんでわずかしか種を蒔かない者は、刈り入れもわずかで、
惜しまず豊かに種まく人は、刈り入れも豊かなのです。』
『種まく人』 巨匠・ミレー作品
『各自、不承不承ではなく、強制されてでもなく、こうしようと心に決めたとおりにしなさい。
喜んで与える人を神は愛してくださるからです。
神は、あなたがたに種を与え、それを増やし、あなた方の慈しみが結ぶ実を成長させてくださいます。』
コリントの信徒への手紙 9章6-11節
『愛の種』を、惜しまずに、豊かにまき散らす、『ミレーの青年農夫』
すがすがしく、解放され、気前よく、素敵な青年ですよね。イエスの存在ですね。
『青年の愛の種』を増やし『慈しみの実』に成長させてくれる、背後からの太陽の暖かさ。
いつも、共に一緒に、見守って下さる、神の存在ですね。
豊かに種まく人は、『すべてのことに富む者とされて惜しまず施すようになる』 のです。
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
画家は画家の、素人は素人の、あなた様はあなた様の、育て上げた独特の『種』がありますよね。
種・愛を惜しみなく与えながら・・・葡萄のように、素敵な実をつけてまいりましょう!
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